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【第1573回】 悪天候だがクルーズ船でパーティ(2024年3月5日)
- 6:20起床。テレビ体操。今日は朝から冷たい大雨。夜には堀教授の退官記念パーティが予定されているのだが、先週の齋藤教授のパーティに続いての悪天候。
- THE TIMEで何度も大正製薬のアライという薬が医師の処方なく薬剤師と対面で買える要指導医薬品として紹介されている。THE TIMEでは、服用条件として腹囲が男性85cm、女性90cm以上という(かつて内科系9学会が200サンプルの調査に基づいて提唱したことだけが根拠の、日本独自の、感度も特異度も悪い内臓脂肪断面積100平方センチ以上の)指標値を使っていること、既に生活習慣改善に取り組んでいることに加えて、脂質異常症がないことを強調しているが、脂質異常症がないという条件はリンク先のページには明記されていないので、たぶん大正製薬はそこを強調したくないのだろう。しかし、セルフチェックシートの別紙Aを見ると、確かに脂質異常症がないことが使用条件になっていたし、よくあるご質問の4項目目に「A:アライでの血中の中性脂肪やコレステロールの低下の効果は確認しておりません」とあった。しかし、別紙Aに書かれているような異常が何もないのなら、エビデンスがあって期待される効果は本当に腹囲を減らすことだけであり、リパーゼの機能を阻害することで脂質吸収を防ぐというメカニズムゆえの脂肪便になったり便が漏れやすくなるという辛い有害事象を我慢してまで腹囲を減らすことに何の意味があるのか謎。脂質異常症を改善する効果があるなら別だが、たんに腹囲を減らすという審美目的となれば、もちろん治療ではないし、予防医療ですらない。要指導医薬品として承認された理由として、唯一考えられる合理的な可能性は、個人輸入される危険な痩せ薬に頼る人を減らす効果を期待したのか? そもそも内臓脂肪を減らすという効能を謳っているOTC薬としては、薬剤師による説明すら努力義務にとどまっているので通販でも買える、小林製薬のナイシトールという第2類医薬品が先行していて、小林製薬によくある秀逸な命名がCFで流れているので知名度もあるのに、こんな微妙な薬をなぜ大正製薬は開発したのだろう? THE TIMEが脂質異常がないことが服用条件になっていることを繰り返し言っているのも、ぼくと同じ疑問を感じたからかもしれない。たぶんテレビでここまで言ってしまうと営業妨害になるかもしれないので、脂質異常症がないことが服用条件に含まれていることしか言わなかったのだと思うが。
- 鬱陶しいので髪を切りたいと思ったが、予約しようと思ったgrand須磨店のサイトはリンク切れしていて、検索してみたら、2月末で閉店していて驚いた。3ヶ月から半年に1回のペースでしか行かないのだが、理髪店探さねばなあ。群大の頃みたいにカットのみのQB系の店で済ませるか? この近所だとたしか兵庫駅にQB HOUSEがあったはず。grand須磨店、気に入っていたんだがなあ。
- 午後から教員会議や学域会議があり、その後に堀教授の最終講義。講義とは言っても聴衆はほとんど教員なので、内容は人によって千差万別である。堀教授は大変アカデミックで、留学経験を紹介したイントロの後は、膵臓がんについてのご自身の研究の専門的な内容を講義された。
- ドラゴンズはバファローズと京セラドームでオープン戦をしていたらしいが、8-2で快勝したようで素晴らしい。
- 某原稿を何とか書き終えてメール送信してから堀教授のパーティに向かった。天気は悪かったが、無事にクルーズ船でのパーティが挙行されて良かった。下船後に船の方を見たら、白い船体と神戸タワーの赤とのコントラストが美しかった。
- 帰宅後、日付が変わったところでリトグリのニューアルバム『UNLOCK!』から「I promise you」の先行配信販売が始まったので、moraでダウンロード購入した。スマホに入れて移動中にリピートしよう。
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