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【第1925回】 月曜も名谷に出勤(2025年9月8日)
- 月曜は名谷へ出勤。対面とオンラインを含め会議がいくつか。相変わらずメールに時間がかかる。
- 原知章『ミニエスノグラフィーの教科書――現場の文脈的理解をめざすフィールドワークへの誘い』ナカニシヤ出版が面白そうなので、アマゾンで予約購入した。
- 院生とのオンライン面談の準備としてジャーナルの情報を検索した。
- APCを含め完全無料の国際保健のジャーナル、Global Health: Science and Practiceは、トランプ政権のせいで2月から新規投稿が停止されていたが、8月から受付再開したとのこと。ただし、最初の何ヶ月かは溜まっていた投稿論文の処理にかかるそうだ。
- Journal of Community HealthはIF2.2で、SumbmissionからFirst Decisionまでが2日で、APCは高いが、神戸大学の転換契約に入っているようなので投稿先としては良いかも。
- The Journal of Clinical HypertensionもIFは2.5で同じくらいだが採択率が高い。First Decisionまでは25日、日本からの論文は4%、APCは4000 USDと高いことを除けば良さそう。
- このXへのポストで存在を知ったが、LLMTranslateというRパッケージが凄そう。パッケージ名の通り、いわゆる生成AI、つまりLLMs((OpenAI GPT-4o / GPT-4.1 / o-series; Google Gemini、とマニュアルには書かれていた)を使って、調査票などの翻訳と逆翻訳を自動化するラッパーとのこと。つまり翻訳性能は使うLLMsにも依存する。まだバージョン0.1.3と開発途上のようだが、実用レベルになったら凄いことだな。
- 18:00からの会議が終わってからも暫く仕事をしてから帰宅したので21:00を過ぎた。
- 夜ドラ「いつか、無重力の宙で」の初回は録画して何度も見た。いきなり疲れ果てた感じの主人公が地面に座り込んで、たまの「さよなら人類」を口ずさんでいる横で、裏返しのスマホから、LINEの着信音か何かが鳴り続けるシーンから始まった。高校時代のキラキラさと対照的に仕事の忙しさと理不尽さに潰れそうな2023年3月の描写が辛い。主人公望月飛鳥役の俳優さん、昔の堀ちえみを思い出す外見。木竜麻生さんというのか。高校時代の姿で宇宙に行った空想も絶妙。初回15分の最後、冒頭で地面に座り込んでいた理由が歩道で自転車にひき逃げされたせいだったことがわかり、そこに颯爽と現れた高校時代のリーダー日比野ひかりにより物語が動き出す。高校時代にアポロ計画で月面に立った宇宙飛行士に思いを馳せ、「どんな感じなんだろうね」と問いかけた飛鳥に「それはもう、確かめに行くしかないんだよ」「決まってんじゃん、宇宙よ」と返すひかりが見上げていたのと同じ月なのに、疲れ果てて座り込んだ地面から見上げる月は悲しい色をしていた。そこへ突然、13年ぶりに現れたひかりの笑顔。トレウェア姿でニコニコと手を差し伸べるひかりは疲れを感じさせないので、たぶん日常に心を擦り減らすような生き方はしていない感じ。続きが楽しみで仕方がない。夜ドラは15分と短い代わりに平日毎晩続きを見ることができるのは嬉しい。名付けも絶妙で、望月飛鳥=月を見上げる明日、であろうし、日比野ひかり=日々の光、を示唆しているのではないかと勝手に思っている。実際に会社員や学生が趣味で宇宙開発をしているというリーマンサットという団体が取材協力しているそうなので、たぶん人工衛星開発部分のリアリティも期待できそう。
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