【第1965回】 実習など（2025年11月25-27日）

• 5:55に妻から電話が掛かってきて目が覚めた。PCトラブルに見舞われたらしいので相談に乗った。
• 6:30にアラームを設定していたが、いくらも違わないので、このまま起きてしまおう。
• Epidemiology: An Introduction 3rd Ed.のChapter 9でMantel-Haenszelの共通リスク差の信頼区間の正規近似計算式がでてくるが、正確な信頼区間をRで実装しようという野望をこの数年もっていて、面倒なので手を付けずにいる状態が続いている。舟尾さんたちのスライドと佐藤先生たちの論文が参考になりそうなのでリンクしておく。
• Zenfone7を買ってから5年以上になるのか。画面に罅も入っているし（ゴリラガラス4を過信してフィルムを貼らなかったのが失敗だった）、Androidのバージョンも古いので、そろそろ買い替えても良いような気もしているのだが、なかなかちょうど良いマシンが出ないんだよなあ。フリップカメラが気に入っているのだが、その後継はもう出ない感じなので、DSDVでMicroSDXCが入ることとBluetoothがLDAC対応であることを必須条件にしても、12 UltraでもXperia 1でも良いような気もするのだが、何かピンと来ないのだよなあ。まあ、画面の罅は気になるけれども、とくに支障ないので、壊れるまで使うべきか。
• 来年4月から6月が応募期間だが、住友財団の環境研究助成、いま科研に申請しているテーマは出せそうだな。科研がダメだったら出そう。
• R研究集会2025での用例はあまり適切でなく、モザイクプロットの方が良かったというコメントがついていた、「サンキーダイアグラム(Sankey Diagram)」だが、Rではggsankeyか、networkD3（参考）か、sankeywheel（参考）かを使うのがメジャーな方法らしい。個人的な趣味からgridグラフィックスというかggplot2のエコシステムは使いたくないので、ggsankeyは避けたい。networkD3やsankeywheelがbaseグラフィックスなのかどうかは未確認で、このページの説明はnetworkD3を使っていて、グラフをオブジェクトに付値してそれを表示させるという使い方が示されているので、gridグラフィックスっぽいなあ。ところで、この説明を提供してくれているのは、疫学のためのRハンドブックというプロジェクトで、データの前処理などもtidyverseメインで書かれているのは趣味じゃないのだが（人口ピラミッドもgridグラフィックスで描くパッケージしか紹介されていない。plotrixパッケージのpyramid.plot()関数とか、拙作pyramidパッケージならbaseグラフィックスなのだが）、疫学のテキストにしては珍しく、感染症疫学についての記述がかなり充実していると思う。その反面、RothmanのIntroductionに書かれているような内容は、あまりカバーされていないようだ。
• 研究室で晩飯を済ませ、19:00からのオンライン会議に参加。無事に終わったので帰途に就く。阿蘇で震度5強の地震があったとのニュースがあり、やや心配。
• 水曜は朝から夕方まで名谷で入試業務があり、その後はPH領域で4月着任の教員歓迎会と最近昇任した教員の祝賀会があり、その後メール送受信して帰宅したら22:00近かった。入試業務はネクタイ着用していたこともあり疲れた。
• 木曜は六甲で朝から晩まで講義とゼミ。Environmental Healthの講義は最後に少し時間的余裕があったのでアドリブでPlanetary Healthを追加して喋った。ゼミは松井先生の院生によるScoping Reviewの経過報告。たぶんScoping Reviewにはあまり馴染みがない院生が多かったので、Zoomのチャットに、JBI guidanceと、Systematic ReviewとScoping Reviewの違いについての論文のリンクを打っておいた。

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