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【第2020回】 自縄自縛かも(2026年2月26日)
- 今日から始まる「国民会議」に野党ではチームみらいのみ参加方針という報道があったが、分断を煽らないという党是からの参加であるならば、自縄自縛になっている気がする。
- 他の野党が指摘しているように、先の選挙の論点であった消費税論議をする場としては、その選挙で当選した議員が国会でやるのが筋であり、踏み絵を噛ませた上で不透明な参加プロセスで構成される「国民会議」と称する位置づけが不明瞭な集団に参加するのは道徳次元2を助長する。このロジックでいくなら、犯罪者からでも参加を呼びかけられたら参加してしまうことになる。分断と対立を構成する一要因であるような分集団に参加することこそ、分断を煽ることになるというのが、論理的帰結である。
- チームみらいの皆さんには、鄭くんの道徳本を読んでもらって、自分たちが取れる立場は道徳次元4でなくては整合性がないということを理解して欲しい。そうすれば、論理的帰結として「国民会議」には参加しないという結論に至るはず。
- たぶん今日から数日間は非常に多忙になるので、メールチェックなども滞ると思われるし、このページも更新できなくなると思う。
- 復路で稲田豊史『本を読めなくなった人たち:コスパとテキストメディアをめぐる現在形』(中公新書ラクレ)Kindle版を読了。自分のような活字中毒者は外れ値なんだろうなあ。さらに、書き手としても、自分が紙媒体で出版した3冊の単著は、それで収入を得ることよりも(その一部でR Foundationに寄付はできたが)、ある程度は教科書としての信頼性の保証になるかもしれないという動機が大きかった。講義資料や自作ソフトなどを無償公開しているのは、承認欲求でも自己実現欲求でもなく、むしろ公共財として人類で公平に知を共有したいという欲求によるので(累計数百万字になるが「知」とまでは言えないweb日記も公開しているのは承認欲求と思われてしまうかもしれないが、そうではなく、自分がどこからでも参照できるメモとして使う目的でwebに公開している。副次的に誰か他の人の役にも立ったなら嬉しいが)、たぶん本書が採用したマズローの欲求の5段階説では説明がつかず、鄭くんがそれをMECEになっていないと批判して提唱した道徳次元がいう道徳次元4の欲求だと自己分析しているので、稲田さんにも鄭くんの本を読んで欲しいなあ。
- 国立国会図書館が開発して公開した、WindowsでもMacOSでもLinuxでも動作するOCRソフト、NDLOCR-Liteは良さそう。コードベースを確認したところ、外部通信なしのローカル完結というXポストもあり、それが本当なら余計に素晴らしい。
- 帰宅後に今年度のJoint Lab Meeting最終回オンライン。
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