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【第2024回】 東京都の出生増・LLMsのハルシネーション(2026年3月7日)
- 水曜と木曜はマヒドン大学公衆衛生学部の院生27人と教員3人による訪問があり、水曜はフィールド訪問、木曜は名谷キャンパスで講義と院生共同発表会というスケジュールであった。講義は自分がHuman Ecologyの話をした。資料全部をアップロードすることはできないのだが、Framework in Englishを作ったので公開しておく。
- 中室牧子さんのポストで引用されている東京都の報告「都における出生数・婚姻数の増加に関する見解」について、筒井淳也さんのnoteによると、都は「ファクトシート」として各所にメールで送ったらしい(ぼくには来ていないが)。速報値と確定数のズレの話はもっと知られるべきだろうし、それ以外の部分もさすがな考察であった。researchmapによると、筒井さんはアメリカ人口学会の会員で、日本人口学会の普及奨励賞を受賞したことがあるが、日本人口学会会員ではないのだな。
- 松尾・岩澤研が日本語版医療特化型LLMの開発を発表した。まあ使い方次第だよなあ。
- 川原繁人さんがこれを含む一連のXへのポストで、各種LLMsにp-hackingをさせた実験結果を報告していて、統計は統計ソフトにさせましょうと仰っている。まあ当然である。p-hackingしろといって素直にp-hackingしたというだけなら、AIには倫理や道徳がないというだけの問題だが、数字を正確に扱えないのは、文書からスライドを作らせるときにグラフを正しく抽出できないという、以前矢原さんが指摘していた問題と同じハルシネーションであろう。川原さんは"P-hacking with one-prompt"からリンクされているこのページからcsvを公開してくださっているので、当該LLMsの契約者なら簡単に追試できる。正しい計算の方はRにxとしてデータを読み込めば、例えば
sapply(x[sapply(x, is.numeric)], mean)とするとCond1とCond2とAgeの正しい平均が出る。 - ドラゴンズ、今日のオープン戦はカープ相手に3-2で辛勝ではあったが、田中幹也選手の攻守にわたる大活躍が凄かった。
- WBCの韓国戦は接戦だったようだが、大谷選手、鈴木選手、吉田選手が全8打点を挙げる活躍で侍ジャパンが2連勝したようだ。
- 真山仁『チップス』をKindle版で読了。ハゲタカシリーズの最新刊で、鷲津政彦がますます超人的な読みを見せ、必要な手を打っていく経済謀略小説であると同時に、チャールズのビルドゥングス・ロマンでもある。仮名にはしてあり、もちろんフィクションだが現在の世界情勢を踏まえた緊迫感が秀逸。
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