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【第2168回】 日曜だが名谷で仕事(2026年8月30日)
- サンデーモーニングで中国のロボット運動会の映像と首相が140兆円投資すると語る映像が流れた。コメンテータが金を出しても規制が厳しいと開発しにくいと言っていて、まあそのちぐはぐさは、次の話題として紹介された外国人労働者政策のちぐはぐさと同じで、的を射てはいるのだが、フィジカルAIはそれ以上に大きな本質的な問題を含んでいると思う。
- まず何よりも、100メートル走の記録を出したAIロボットが走りきった後突っ込んで自損した映像が、バンザイアタックを思い起こしてしまい、不気味であった。つまり、このロボットは自爆できるのだ。人間魚雷とか特攻は人道犯罪として禁止される時代においても、ロボットならばできてしまう(既にドローン爆撃として実戦投入されているが)。これはインフレゲームとしての戦争を限りなくエスカレートさせる可能性がある。アシモフのロボット三原則などまったく考えられていない。坂村健はBTRONの設計思想としてロボット工学三原則を提唱し、最終判断はオペレータである人間がしなくてはいけないとしたので、それが守られているなら映画ターミネータが描いたディストピア世界での人間に敵対するロボット知能であるスカイネット誕生を防ぐことはできるが、AIロボットの兵器化は防げない。実際に開発されている現代のAIロボットのOSがBTRONのロボット工学三原則を守っているかどうかはわからないが、100メートル走のように瞬時の応答が必要な処理系で、一々倫理判断エンジンやオペレータの判断を噛ませていたら間に合わないと思うので、少なくとも人間同様にファストな処理系とスローな処理系の二元処理にして、瞬時の応答は上位の判断を噛ませないようにしていそうだ。となるとスカイネット誕生さえ防げない気がする。そこに140兆円も突っ込むとは正気ではない。これ以上、この方面の技術開発を進める気ならば、鄭くんが想定していたように道徳次元4の道徳エンジンをAI処理系OSの基本に組み込むことを義務化しなくては危険だし、少なくともそういう議論なしにフィジカルな性能だけ上げるのは人類の文明の自殺行為だと思う。
- サンデーモーニングにして、出演者の誰一人としてこういう論点を提示しないのが、また恐ろしかった。
- 名谷キャンパスに出勤し、北海道マラソンの途中経過をチェックしながら仕事の続き。不破さんと新谷さんが素晴らしいペースで先頭争いをしていて素晴らしいな。最終的に大会新記録で優勝した新谷選手も、まだまだ伸びしろがありそうな不破選手も良かった。
- 帰宅してTBSチャンネル2でドラゴンズとベイスターズの試合を見ていて、柳投手が6勝目の権利をもって6回まで抑え、7回と8回は何とか無失点リレーしたが、9回の松山投手が捕まって3-4Xのサヨナラ負け。昔はカモにしていて横浜大洋銀行という蔑称すらあったベイスターズに弱いのはこの数年ずっとだが、それ以上にタイガースとの最終戦からリリーフ起用の流れが悪い。松山投手は登板間隔が空きすぎて「肩が軽すぎる」状態だったように見えた。
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