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【第321回】 土日のうちに来週の準備が必要〜土曜の地震には驚いた(2013年4月13日)
- 木曜は六甲台で4コマ英語で講義をしたので疲れた。帰りに三宮のタワレコで,神田莉緒香「boyfriend?」と,やくしまるえつこ「RADIO ONSEN EUTOPIA」を買った。「RADIO ONSEN EUTOPIA」の演奏のキレが凄い。まるえつさんのオリジナルとNHKみんなのうたでかつて流れた名曲のカバーなのだが,「恋するニワトリ」とか「ラジャ・マハラジャー」など,選曲が凄い。ただ,「北風小僧の寒太郎」はアコギだけの伴奏で,まるえつさんのinnocentなvocalが際立つので,1番と2番で微妙に伴奏が変わる点も含めて,Goose Houseで齊藤ジョニー・神田莉緒香ペアがやった演奏を思い出してしまい,どちらも違う良さがあることは認めるが,個人的にはGoose House版の方が好みだ。「メトロポリタン美術館」は,オリジナルの大貫妙子版やBirdによるカバーとは全然違っていてイメージが変わってしまったほどが,これはこれでアリだな。
- 金曜は某申請書を午前中にチェックし,昼は世界展開の会議で,午後は院生や学部学生の相談に答えた。夜,テレビドラマ「お天気お姉さん」をワンセグで録画しておいて,宮嶋みぎわさんのUst Liveを視聴。アレンジが違うだけで,結婚行進曲があんなにJazzyな格好いい曲になるんだなあ。まさにawesome!という感じ。リズムだけではJazzっぽくなりきれないということが良くわかった。米口語についての話は相変わらず興味深い。同じ英語とは言っても,南太平洋や東南アジアの研究者や政府の役人との会話とはだいぶ違う。言語に留まらず文化がわからなくてはウィットに富んだ会話はできないということだな。
- その後,「お天気お姉さん」を見たら2:30になってしまった。球電現象,ゲリラ雷雨,逆転層,音のトンネル現象とか。ヒロインは皮膚感覚で天気を感じとれる人らしいので,ワンピースのナミか,川端の『雲の王』に出てくる,空の一族の美晴さんを思い出した。天気図の見方を監察医か刑事に説明するシーンが出てくるといいなあ。予想以上に面白かったので,フルセグの地デジを録画できる機械を買おうか思案中。
- 土曜は9:30から大学院情報交換会という行事があるため出勤。それが終わったら来週の講義準備をするのと,某査読が必要。
- 8:42のバスで出勤するために6:30頃起きればいいかと思っていたが,5:33に地震で目が覚めた。揺れていたのは10秒くらいだったし,群大の5階で東日本大震災のときに感じた揺れや,タヤマ杯をやっていたグラウンドで新潟県中部地震のときに感じた地面が波打つような揺れに比べたら小さかったので,震度4くらいかなあと思っていたら,ワンセグで表示された神戸市北区の震度はやっぱり3か4だった。予定通り8:42のバスで名谷に出て,五穀七福のパンを買ってからキャンパスへ。地震の影響でエレベータが止まっていたので,1階から7階まで階段を上がらねばならなかった。
- 情報交換会は午前中で終了。午後は講義準備をしている。某査読は夜か。
- 結局,講義準備さえ終わらず。直通終バスで帰って,豚肉とキャベツとピーマンのバター炒め+ワカメとキュウリの浅漬けをおかずに晩飯。『魔法使いの弟子たち』『浜村渚の数学ノート4さつめ』を読了。前者はパンデミックものだと考えると首をかしげたくなるところが多々あるが,超能力ファンタジーだと思えば,B級な派手さは悪くない。後者は,小学校高学年から中学校低学年向けには良書だと思う。数学というよりもpuzzler。そう考えるとサービスが行き届いている。『双月高校クイズ日和』から考えると,青柳さんって人は,puzzlerが好きなんだろう。後書きに,登場人物が歌い出すような小説を読んだことがないとあったが,筒井康隆作品にいくつかあるような気がするので,読んで欲しいところ。数学ヒロインの浜村渚の純粋さ,素直さとの対比として,もっと屈折した悪党が出てくるといいんだが,今のところ毒は控えめ。なお,数学テロ組織(?)である黒い三角定規のリーダーの後を継ぐのが,『1さつめ』でちらっと登場する人物という設定なんだが,名前がぼくの知る本物の天才の1人と酷似していることが本書で分かった。もし偶然だとしたら凄いことだが,実際はどうなんだろう?
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