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【第711回】 面談とか講義とかミーティングとか(2014年6月23日)
- 5:30に悪夢で目が覚めた。二度寝したくないので,パスピエ『幕の内ISM』の初回限定版についてきた「幕の外」Live DVDをかけてテンションを上げた。とくに,「道無き道行け」とencourageしてくれる「とおりゃんせ」はテンションが上がる。JUDY AND MARYでいえば「Brand New Wave Upper Ground」のような曲だ。バンドとしてのパスピエ(2009年〜)は,レベッカ(1982年〜)やJUDY AND MARY(1992年〜)や東京事変(2003年〜)や相対性理論(2006年〜)と,ボーカルであるアーティスティックな女性が歌詞を書き,曲と演奏のコアはバンドメンバーの誰か(レベッカなら土橋氏,JUDY AND MARYではTAKUYA氏,東京事変では亀田氏,相対性理論では西浦氏と真部氏,パスピエでは成田氏)が担う紅一点バンドという意味で構成が似ていると思うが,椎名林檎さんの歌詞があまりにも刹那的だったり,やくしまるえつこさんの歌詞があまりにも実験的だったのに比べると,YUKIさんや大胡田なつきさんは前向きでストレートな歌詞も書いてくれるのが好きだ。その点は,ガールズバンドだが赤い公園の「カウンター」とも共通している。
- 今日は学生との面談が数件,4限に講義,6限に研究室のミーティングが入っている。まずは講義資料印刷か。
- 今日の講義の関係で,RでLD50を求めるコーディングをしてみた。簡単にやるには,bstats,doBy,drcなどのパッケージを使うと楽だ。厚労省毒性試験データの文書に載っていた生データを分析するためのRコードを書いてみた。グラフは右のような感じ(なお,このコードとグラフには,「環境・食品・産業衛生学」の講義資料のページからもリンクしてある)。
- 午前中の学生の相談に乗りつつ,講義資料印刷を済ませた。出張報告のため事務に行ったら,Amazonに注文していた本がどっさり届いていた。豊田秀樹『共分散構造分析[R編]―構造方程式モデリング―』東京図書, ISBN 978-4-489-02180-0(Amazon | honto | e-hon),森田 果『実証分析入門:データから「因果関係」を読み解く作法』日本評論社,ISBN 978-4-535-55793-2(Amazon | honto | e-hon),村上道夫・永井孝志・小野恭子・岸本充生『基準値のからくり:安全はこうして数字になった』講談社ブルーバックス,ISBN 978-4-06-257868-4(Amazon | honto | e-hon),仲野 徹『エピジェネティクス―新しい生命像をえがく』岩波新書,ISBN 978-4-00-431484-4(Amazon | honto | e-hon),ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー(上・下)』ハヤカワ・ノンフィクション文庫,ISBN 978-4-15-050410-6(Amazon | honto | e-hon),ISBN 978-4-15-050411-3(Amazon | honto | e-hon),である。最後の本は,上巻の帯に森山和道さんの,下巻の帯に柏野雄太さんのコメントがついているので買ってみた。
- 昼に来ると言っていた学生からメールが来て,体調不良のため明日に延期して欲しいとのこと。まあ体調不良なら仕方ないか。講義まで1時間近くあるので,一昨日にやり始めた研究の続きをしよう。
- 講義は予定通り終わり,ミニレポートを整理してから6限のミーティング。ソロモン諸島での栄養調査計画。まだ難関がいくつかあるが,意義が大きいことは間違いないと思うので頑張って欲しい。
- その後Alimさんの相談に答えていたら,直通終バスには乗れない時刻になってしまったので,湊川公園廻りで帰ることにする。
- 豊田さんの本で知ったOnyxは,GUIで構造方程式モデリングができるフリーソフト。Rのlavaanパッケージと連動して使えるらしい。lavaanパッケージについては,本や,チュートリアルが参考になりそう。
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