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【第738回】 日曜だが出勤(2014年7月20日)
- 6:00起床。さすがに丸一日休んだ後だと元気がある。ヨーグルトに冷凍カットマンゴーを入れたものと,冷凍食品のライスバーガーを電子レンジで2分加熱したもので朝飯を済ませ,始発バスで大学へ。書類の処理や,来週の人口学特講のためのマイクロシミュレーションのコード書きなどをする予定。
- 改革指示に乗らないと運営費交付金を3割減らすと脅されているため,国立大学側としてはどうしようもない(という雰囲気になっている)のだが,面倒かつ余計な仕事が増えそうなのは困る。EMなどの疑似科学信奉者が大臣な文部科学省とか,座長が早稲田の総長で教育の専門家がほとんどいない教育再生実行会議とか,何の議論をしているのか読むと唖然としてしまう衆議院文部科学委員会とか参議院文教科学委員会(スポーツ関係の議員ばかりで,かつ頻繁に交替している)から出てくる改革指示がまるで支離滅裂なので,こんなことが実現しても誰も得をしないと思う。上記いろいろな会議の議事録を見ていると,塾や私学の経営者の主張が強く,教育の平等などといって国公立と私立の学費の格差を埋めるための措置がとられ続けているわけだが,教育の機会均等とか教育を受ける権利からしたら,こんなものは私学の経営者にとってだけの平等であって,学生/生徒にとっては不公平以外の何物でもない。前から何度も書いているが,国公立の学費は私立よりずっと安くする方が合理的だし,収入がないからいくら優秀でも学べないという人の存在に目をつぶってはいけないと思う。先月,共産党の田村議員が反対討論をしていたが,法律が通ってしまったので,いよいよ学問が政治に隷属することになりそうだ(学長の権限強化の根拠には,おそらく故・中嶋嶺雄氏の東京外語大での挫折とAIUでの成功……ということになっているが,県立大学として成功とは思えない……が反映していると思うが,特殊事例に過ぎない)。事ここに至っては,大学としてできることは,京都大学のように信頼できる人を学長にするしかないわけだが,それさえも今後は不可能になるかもしれない。もし,自分がいま大学院生だったら,研究者としては海外で働くことを目指すと思う。
- 長野日報にはいまだに松本大学の提灯記事が載るのだな。いままで受け皿がなくて県外に行っていた長野の高校生の受け皿を作るという話なのに,レベルを上げると県外からの進学者が増えるという批判は,まるで支離滅裂。それをそのまま載せるとは,メディアとしての見識はないのだろうか。それとも,記事の体裁をとった広告なのか。
- 今日の長野県の高校野球では佐久長聖がコールド勝ち。メンバーを見たら,キャッチャーの金澤蓮選手は,少年野球では西寺尾ライオンズのエースだったことを思い出した。いつの間にかキャッチャーに転向していたんだな。西寺尾は,あの年の少年野球では,須坂の森上クラブと並んで強いチームだったが,今はどうなのだろう。
- 昼飯として買い置きのカップ麺を食べつつ,諸連絡メール送信。
- 午後も人口学特講のためのマイクロシミュレーションのコード書き。捗らない。加齢とともに明らかにコーディング能力は衰えている。
- 日曜の直通終バスで帰宅。洗濯をしてから晩飯。晩飯後もコーディングを続け,漸く初期人口生成部分のバグが取れたのは,日付が変わる1時間前だった。
- その後,tclockでアラーム音設定ができなくなったので,新たなソフトを探したがどれもうまくいかず,2:00過ぎに諦めて眠った。
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