個別鵯記

【第995回】 久々に長野へ帰る（2015年5月1日）

• 4月30日は六甲台に出勤して4コマ講義。若干ハプニングはあったが無事終了。その後，三宮でカンボジア研究の打ち合わせを兼ねた飲み会。いろいろ楽しかった。早く終わったら名谷キャンパスに戻ろうと思っていたが，22:00近くなってしまったので直帰。
• 5月1日は5:30に目が覚めた。風呂に入ってからラーメンを作って朝食。始発バスで名谷キャンパスに行って前日の講義資料などを置き，研究室に置いておいた査読論文などを持って大阪へ。ほとんど待ち時間なしで特急しなの号に乗ったが，読み通り自由席はガラガラで，窓側の席に座ることができた。神保町を舞台にしたという一点だけで衝動買いしてしまった（より厳密に言うと，冒頭の一行『神保町のソウルフードは「キッチン南海」のカツカレーである。』を読んだ瞬間，中学生の頃から30歳頃まで頻繁に通っていた神保町の町並みが脳内に甦った。ぼくとしては「キッチン南海」のカツカレーよりも，「キッチンジロー」のスタハン定食を押したいが），堂場瞬一『夏の雷音』小学館，ISBN 978-4-09-386414-5（Amazon | honto | e-hon）を読了。探偵役となる「カン先生」の雰囲気も悪くないし，ストーリーもまあまあだったが，神保町の店についてはもう少しマニアックに生かせたのではないかという気がしないでもない。連作にできそうな感じなので，次回作ではもっとマニアックなネタを拾ってくれることを期待しよう。
• 14:00に長野駅に着いたら，新しい駅ビルの中の店が矢鱈にオシャレで驚いた。レストランもいくつもあったが，どこも長蛇の列だったので，例によって駅前の平安堂の中にある喫茶店に入った。ここは値段もまあリーズナブルだし，比較的空いていて味もまあまあだし，落ち着けるのがいい。キーマカレーを頼んでDynabook R83を開いてメール送受信など。

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