Latest update on 2018年3月7日 (水) at 15:42:47.
【第1083回】 今日も採点のため出勤(2015年8月15日)
- 6:00起床。終戦記念日。今日も晴れていて蝉時雨。70年前もそうだったんだろうか。素麺を茹でて食べてから出勤して採点予定。
- 1つ採点終わり。昼飯を手打ちうどん「ぶっかけてい」で食べ,奥須磨公園を散歩してきた。公園の中は外より2〜3℃涼しい感じだった。
- 久々にドラゴンズ快勝が素晴らしかった。採点がなかなか終わらないが,査読仕事がまた来てしまった。
- 湊川公園廻りの終バス1本前で帰宅。真山仁『黙示』新潮文庫,ISBN 978-4-10-139052-9(Amazon | honto | e-hon)を読了。さすが『マグマ』を書いた真山さんだけあって,多角的に取材しているし複線的な視座の提示は素晴らしい。代田夫妻が地に足が着いていて共感できた。
- 共感といえば,帰宅したらちょうどEテレで関野さんと山極さんが対談していて,山極さんが共感する力は人間にしかない大きな力だと発言していた。たしか鄭君の道徳本でも触れられていたと思う。余剰を作って貯めることは,争いの原点であるかもしれないが,ドーキンスが予測する能力が人間にしかないと言っていたように,予測すれば貯蓄したくなるのはある意味原罪かもしれない。ただ,関野さんが農耕をしても焼畑農耕のうちは貯蔵できないから戦闘しないと言っていたのはちょっと疑問で,パプアニューギニアの戦闘を繰り返してきた人たちは焼畑農耕民で,彼らは芋をある程度貯蔵するけれども,それ以上に父祖の土地を大事にするし土地争いは存在する。もう1つ,関野さんの体験として,呪術医や伝統医が真っ先に治療を受けに来たから,彼らにとっては病気が治ればいいので西洋医療と伝統医療は対立しないと言われていたが,それはおそらく西洋医療者としての関野さんが旅人だったからそういう接し方になったので,もし定住するなら話は全然違ってくると思う。そういう意味では文化的側面はかなり単純化して説明されていた。体験に基づいた話は大変面白かったが。再放送があるので録画予約しておく。
- これから晩飯を食べるのも腹にもたれそうなので,キュウリとトマトだけ食べて眠ることにした。
△Read/Write COMMENTS
▼前【1082】(涼しい朝に洗濯してから出勤し採点(2015年8月14日)
) ▲次【1084】(若干涼しい感じ(2015年8月16-17日)
) ●Top
Notice to cite or link here | [TOP PAGE]