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【第1598回】 今日は講義2コマと論文指導で終バス1本前で帰宅→暑さ絡みで東京オリンピックへの環境保健学的な懸念とリトグリの新作『だから、ひとりじゃない』ハイレゾ版の第一印象(2017年5月30日)
- 6:30起床。昨夜作った炒め物の残りで朝食を済ませ,3番のバスで出勤。
- 1限は国際文献検索最終回。レビュー論文を書こうという趣旨の講義だったが,今日が最終回で,提出されたものについてコメントし質疑。論文というものを初めて書く学生にとってはハードルが高かったと思うが,まあ良く頑張ったと思う。
- 2限は保健行政論最終回で,今日のレポート課題は保健行政に関することなら自由とする予定。午後には論文指導が入っているし,メール相談は各方面から来るし多忙。
- 論文指導まで終わったところで18:00を過ぎていた。次いで,メールで入っていた仕事を進める。1つ終わってメール送信したところで21:00過ぎ。radikoで聞いていたドラゴンズの試合も惨敗だったし(後で知ったが,攻守に精彩を欠いたビシエド選手は試合前に体調不良だったらしい。それならばスタメンファーストベースマンは福田選手にした方が良かったのではなかろうか?),疲れたので帰りたい。しかしもう1つ終わらせなくてはいけない。何とか終わらせて22:00頃帰途に就き,湊川公園廻りの終バス1本前で帰宅。
- まだ5月だというのに暑い日々が続いているが,この暑い日本で真夏にオリンピックをしようなどというのは正気の沙汰ではない。今から辞退することがどうしても無理ならば,せめて10月開催にしなくてはいけない。昭和39年の東京オリンピックは10月10日開幕で,だからこそ,その日が体育の日となっていたわけだが,頭が悪い法律の代表格であるハッピーマンデー法で体育の日が10月第2月曜に変えられてしまったため,かつての東京オリンピック開幕が10月だったことを忘れている人もいるのかもしれない。10月にすることが無理なら辞退すべき。いっそ中止でもいい。このままやったら熱中症になるアスリートが続出する可能性がある。死者が出たら誰が責任をとるのか。最近の夏季大会の開催地の8月の気温をまとめたページがあったが,8月の東京の平均最高気温32℃という暑さは,WBGTでいえば28℃を超える可能性が高く,「激しい運動は中止」しなくてはいけないレベルなのだ。このまま8月の東京でオリンピックをするなどというのは,環境保健学的に許しがたい暴挙。そういう意味では,夏の高校野球も環境保健学的には問題があるのだけれども,高校の課外活動として日本全国からトーナメントで勝ち上がったチームが対戦するという形式ができる時期が夏しかないことと,甲子園という決まった場所で行われる全国大会を目指す形式についての長い歴史と伝統があることと,野球はイニングごとに適度に休めるスポーツであることを考えたら,たぶんもっと医療支援体制は充実させた方が良いと思うし,連投規制などももっと強化した方が良いと思うけれども,ギリギリセーフと思う。しかしオリンピックだと国の威信を背負ってしまったりするし,マラソンやサッカーは休み無しに長時間心拍数が上がる活動を続けることになるし,アスリートの生命の危険を冒して炎天下の東京でやることはどう考えても正当化されない。
- 今日も『Rで学ぶ人口分析』を若干更新した。いま興が乗っているので,このまま仕上げてしまいたいが……。
- リトグリの『だから、ひとりじゃない』は既にフラゲした人もいるようだが,Amazonに注文したのは発売日通りに明日届くようだ。しかし,ふと思い立って,日付が変わってからmoraを見たら,既にハイレゾ版がダウンロード購入可能になっていた。衝動的に買ってしまったことは言うまでもない。早速TuneBrowserでDynabookにUSB接続したSoundBlaster E5からBoseのCompanion2 Series IIIに出力して聴いてみた第一印象。表題曲「だから、ひとりじゃない」はUSJとタイアップしたMVもフックするし(あれを聴きすぎたせいで,ゾンビの叫び声が合いの手のように入らないと物足りなくなってしまった),アニメのエンディングテーマにもなっているし,現在のリトグリがおかれている状況にも重なるし,元気が出ると同時に泣ける佳作。「幸せのかけら」はラジオで初めて流れたときにも思ったが名曲。MAYUの入りだけで泣ける。伴奏が基本的にほとんどピアノなので合唱曲っぽいのもツボだった。「Go My Way!」は「だから、ひとりじゃない」と意味的に対をなす佳曲。曲調はモータウンっぽくどこかレトロなんだが,そこが格好いい。Earth, Wind & Fireの「SEPTEMBER」のカバーはアカペラのコーラスから始まり,誰か(アサヒ?)の中音域のフェイクに続いて,"Do you remember"と入る(たぶん)manakaの低音があまりにも格好良くて(でも,何度も聴いているうちに,フェイクからDo you remember ,,, clouds awayまで全部かれんのような気もしてきた。"Our hearts were ringing ..."はmanakaだと思うが),それだけで持って行かれるが,"Now December"からの(たぶん)かれんのシャウトも格好いいし,繰り返されるコーラスの基調となっている(たぶん)MAYUのファルセットも良いし,終盤の芹奈の(?)ハイトーンなフェイクも良くて,何度聴いても新たな発見がある素晴らしいパフォーマンス(パート割りは,そう聞こえたというだけなので,あまり,いや全然自信ないが)。つまりは名盤といえよう。あとリトグリといえば,このモデルプレスのインタビューを読むと,メンバーがお互いにrespectし合っている感じが良くわかる。既に史上最高レベルのボーカルグループなのだが,どこまで成長するのか追いかけてみたい。唯一の懸念は,リトグリが次の目標として掲げているのがワールドツアーと東京オリンピックで歌うことになっている点で,ワールドツアーはもちろん素晴らしいことだが,たぶん米国テレビネットワークの強い要請らしい8月開催を変えることができず,しかも利権まみれで今後もいくつもスキャンダルが出てきそうな2020年東京オリンピックで歌うのは目標にしない方が良いと思う。
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