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【第1614回】 悪天候の中,名谷と六甲を往復して倫理審査・会議・会議・講義(2017年6月21日)
- 防災警報メールの音で5:25に目が覚めたが,二度寝して6:10にアラームで起床。
- 素麺を茹でて朝食。コーヒーを淹れて水筒に詰めた。窓の外はかなりの風雨だが,暴風警報は出ていないので大学は平常通りのはず。
- 今日はまず名谷に3番のバスで出勤して学生の研究計画について倫理審査を受け,すぐに六甲に移動して全学の情報基盤センター運営委員会に出席し,名谷に戻って教員会議・教授会で,その後6限にエビデンスベーストヘルスケア特講の講義を行い,合間に明日の講義資料(とくに大事なのは人口学特講のレポート課題を作ること)を印刷するというスケジュール。
- 倫理審査はもっと研究計画をちゃんとチェックしておくべきだったと後悔。審査委員の先生方にも申し訳なかったが,確かに全然説明が足りない書類だった。
- 雨の中を情報基盤センター運営委員会にでるため六甲へ。いろいろ頭が痛い問題ばかりだ。セキュリティ管理について,情報基盤センターのサイトに学生の教育向けに置かれている情報倫理ビデオ(アクセスは学内専用)が役に立つので部局でも紹介するように薦められた。生協食堂で昼食をとってから名谷へ。
- Amazonから山中千尋の新作『MONK STUDIES』と磯野真穂『医療者が語る答えなき世界―「いのちの守り人」の人類学』ちくま新書,ISBN 978-4-480-06966-5(Amazon | honto | e-hon)が届いていた。この本は医療人類学のディベートテーマのネタ元として使えそう。
- 教員会議・教授会が終わったら晴れていた。
- 6限のエビデンスベーストヘルスケア特講は,相関と回帰の考え方の違い,ピアソンの相関係数の考え方,見かけの相関,順位相関(明記していなかったが,fmsbに入れたspearman.ci.sas()関数は欠損値処理をしていないため,欠損値を除いた後のデータを渡さないと変な結果がでる。追記しなくてはいけないし,できればfmsb-0.6.2では欠損値処理もするように書き直そう。仮引数xとyに対して,z <- data.frame(x, y)として,zz <- subset(z, complete.cases(z))としてから,以後zz$xとzz$yを使うようにすれば良いだけだが),carパッケージのdataEllipse()関数を使った集中楕円,Hotellingパッケージのhotelling.test()関数を使ったホテリングのT2検定と説明し,単回帰,重回帰,どの説明変数の影響がより大きいのかを見るためには標準化偏回帰係数を見なくてはいけないこと,自由度調整済重相関係数の二乗でモデルの説明力を,AICでモデルの当てはまりの悪さを説明し,尤度比検定ができること,共分散分析,と駆け足で説明したところでタイムアップ。ロジスティック回帰分析は次回。まあ仕方ないか。EZRが順位相関係数の信頼区間と集中楕円とホテリングと標準化偏回帰係数の計算をサポートしてくれていれば時間短縮できるので,神田先生にお願いしてみよう。共分散分析は最後に駆け足でコードを打つ場合だけ説明してしまったが,EZRのメニューに入っているので,そっちで説明した方が良かったかもしれない。これも来週追加説明するか。
- 医療人類学の再来週の資料を作ってプリントアウトしてから帰途に就く。
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