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【第1944回】 院生対応と実習準備と卒業論文対応(2018年9月20日)
- 名谷キャンパスで10:00から院生対応。関空が再開しないので院生がミクロネシアに行く航空券が発券できないのだが,ルート変更してでもとにかく行くということにして,後は今回何を目的にしてきたら良いかという打ち合わせ。その後はメール送受信しながら昼飯を食べ,後期の公衆衛生実習のため助教の先生(毎年手伝ってくれている方は育休のため,今年初めて手伝っていただく方)とTAをしてくれる院生に説明。
- その後,卒業論文のためのデータを測定器からPCに移す作業を学生に教えてやり(というかやってあげたようなものだったが),それと付き合わせるために必要なデータをネットからダウンロードする方法も教えたら(ちょっと今年の卒論生にはいろいろ教えすぎている気がするが,2人とも就職するそうだし,これから病院実習の期間になって,放っておくと完成しない危険が高いので,例年とは違って方針までsuggestしてしまっている),あっという間に夜になった。
- 電話やメールに答えていたら21:30になったので帰途に就き,湊川公園のCoCo壱番屋で牛すじ煮込みカレーを食べて終バス1本前で帰宅。
- 神戸市内の別の区への転居の場合は転出届を現住区に出す必要はなく,転居先で転入届を出せばいいだけということがわかって良かった。北区役所はちょっと遠い。あ,そういえば,転居したら,ひよどり台や鵯越とは無縁になるから,このメモのタイトル「鵯記」を変えなくてはならないなあ。何にしよう? 神戸日記じゃあんまりだし。
- Natureのabstractの作り方について,私家版日本語訳を作って公開された方がいて,そのことをtweetしたら多数RTされていたのだが,Nature日本法人の方から,彼らが公開しているNature投稿案内の公式日本語版の11ページにもあるよ,というリプライがついて,最初の方が「存じ上げませんでした」という展開。一瞬気の毒にも思ったが,たぶんご本人にとって訳した経験は無駄にはならないと思う。それにしても,このabstractの書き方は,NatureやScienceやProNASのようなオールジャンルの科学誌の読者向けの要旨の書き方としてよくできていると思うし,研究費申請などにも応用が利きそう。
- 福田直子『デジタル・ポピュリズム:操作される世論と民主主義』集英社新書を読み始めた。最初の方に出てくるTweet分析ソフトEmotiveは,ソースコードは見あたらないが,BBCの紹介記事がわかりやすいか。これも似たようなことをするソフト? 日本語版もいろいろ。商品すらあるようだ。Emotiveのようなクロール機能はないが,Mecabを使ったRでのやり方やPythonでのやり方の解説もあった。ビッグデータを使った大手のサービスもあるが,特定トピックについて肯定的/否定的割合を出すだけな気がする。もっと展開できそう。このソフトは世論のムードをtweetから検知するという話だが,本書のタイトルからしたら後半には「ネットを使って世論を操作する」話が出てくるのだろう。まるで一田和樹『原発サイバートラップ』集英社文庫,ISBN 978-4-08-745777-3(Amazon | honto | e-hon)に出てきたダウナーズ社のSleep Walkerみたいだ。たぶんフェイクニュースをどう投入したら世論が効果的に動くかということもわかって戦略的に実用されているのだろう。
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