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2018年2月のミクロネシア連邦ポンペイ島往還記

Copyright (C) Minato NAKAZAWA, 2018. Last Update on 2018年3月7日 (水) at 15:45:03.

【第7日目】 食事調査セッティング2日目を済ませてJapanWeekをちらっと見てから帰途に就く(2018年2月17日)

調査最終日も前日同様,朝食後にミクロネシア短期大学に行って食事調査の説明と身長・体重計測。

カウンターパートの偉い女性が自分も測って欲しいというので測ってみたら,見事にBMIが34くらいだった。まあ,この方は保健関係者ではないのでいいのだが,この国の肥満対策は前途多難だなあ。個人的にはBMI30くらいまでならそんなに目くじらを立てることはないと思っているが,ここの人たちは明らかに太りすぎだし,それによって高血圧や糖尿病や心疾患や脳卒中が比較的若いうちから多発していることも確かなので,何らかの対策は必要だろう。

たぶん最大の問題は高血圧や糖尿病には自覚症状がないことで,だからあまり熱心に対策しようという気になれないのだと思う。ソロモン諸島の首都ホニアラの人たちとそこは共通しているのだと思う。文化的背景も含めて広い視野で考える必要があるだろう。

午後はJapanWeekという催しが盛大に行われていて,JICA関係者を始め,現地に長期滞在している日本人は総出ではないかと思うほどたくさんのイベントがあったようだった。ぼくと福岡大の院生が会場に着いたときは終わり近かったが,ポンペイ島の人たちも楽しんでいるようで良かった。仙台育英高校の和太鼓と獅子舞をする部活? らしい高校生が日本からやってきていて,現地の子供たちが和太鼓演奏を教えて貰って楽しんでいたのが印象的だった。
ジャパンウィーク

深夜にホテルをチェックアウトし,空港からグアム経由で関空に着くまではあっという間だったように思う。疲れるが悪くない経路だった。以上,初ミクロネシアのメモ。

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