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2026年8月のラオス健康調査

Copyright (C) Minato NAKAZAWA, 2026. Last Update on 2026年8月15日 (土) at 21:16:53.

【第6日目】 今日も激しい雨(2026年8月15日土曜)

寝落ちしてしまい、6:30のアラームで起きたが、一晩中(雷こそなかったと思うが)激しい雨で、セポンの町が洪水になるんじゃないかと心配になるほどだった。これでは物理的に村に行くことは不可能だ。夜中に停電も何度かあったようだし、再び雷まで鳴っている。

今日は日本は終戦記念日だが、今年はラオスでそんな朝を迎えている。

朝食をいつものフォーとベトナムコーヒーで済ませた後、雨の影響について話していたら、鉱山へ行く道が雨で水没したという情報があり、スマホで写真を見せてもらったら、とても車では行けない感じであった。迂回路もないらしい。そうこうしているうちにほぼ雨は止んだが、道路状況はすぐには回復しないらしい。

仕方がないので今日もデスクワークをすることにした。データ解析をして論文を書き始めると良いだろう。

部屋のクリーニングが終わるまでロビーで待機していたのだが、ドライバーが仕事がなくて所在なさげだったので、後で町中まで湯沸かしポットでも買いに行こうかという話をしたところ、そんなものはすぐ近くに売られているといって2種類のポットを持ってきてくれた。片方は約30万キープ、もう片方は約23万キープだという。安い方なら2000円以下だし、これでドリップコーヒーが飲めるし、せっかくドライバーさんが持ってきてくれたのにどちらも要らないと返すのも気の毒だし、と思って安い方を買ってしまった。帰国するときにはMさんとかに進呈すれば良かろう。

というわけで、部屋でお湯を沸かし、日本からもってきた個包装のドリップコーヒーバッグを魔法瓶水筒にセットしてコーヒーを淹れたが、数日ぶりに飲むと薄くてもとても美味に感じる。

データ解析を少ししたが、散布図のスケールがおかしくてまだ訂正しないとわからないな、というところで12:00になったのでロビーへ。運転手として雇っている人の親戚がやっているというレストランでタマサート料理(地元の新鮮な素材を使って作った田舎料理、といった意味らしい)を堪能した。親戚価格なのか4人で満腹になるほど食べたが15万キープしかかからなかった。

SEPON MEDICAL CENTER

ホテルに戻る途中、ずっと気になっていたSEPON MEDICAL CENTERに行ってみたら、とくに何の手続きもなく中を見学させてもらえた。扉にも24時間体制であると書いてあるし、救急車やEmergency Roomもあり、人工呼吸のためか酸素ボンベもあり、エコーや内視鏡やデジタルX線装置や心電図の機械や手術室や分娩監視装置(たぶん)もあって、建物自体去年できたという真新しい施設だった。VIP ROOMという部屋が4つあったが、これは単なる個室ということで、そこまで豪華な内装ではなかった。ベッド数が合計20以上あったから、日本の基準でいっても病院といえる規模であった。民間の病院という話だが、ほとんどの説明がベトナム語とラオス語の併記なので、ベトナム資本なのだろう。サワンナケートに5年前にできた本院があるらしいが、ここで治療できない場合はベトナムに転院することもあるそうだ。ただ、CTスキャナーに関しては、部屋こそ用意されていたものの本体がなく、あれだけ宣伝ポスターには写真が入っているのにそれで良いのかと思ってしまった。2人ほど処置を受けている患者がいたが、ほとんどのベッドが空きだったし、これだけの規模の施設なのに今いる当番医は1人だと言っていた(受付の事務の人の答えだから、どこまで本当かはわからないが)ので、これで経営が成り立つのか他人事ながら心配になるほどだが、外国人観光客でも当て込んでいるのだろうか? エマさんの話では、最近ラオスには掛金を払わなくても良い健康保険ができたということだったので、現地の人もこの病院で保険適用でほとんど自己負担無く治療を受けられるのかもしれないが、この病院が保険適用なのかは聞かなかったのでわからない。面白いのは待合室の隣にマッサージチェアが2台置かれていて、無料で誰でも使えるようになっていることだった。それだけ使いに来る人がいたら困るのではないかと思ったが、運転手さんが試していたので、本当に無料で誰でも使えるようだ。

生年月日チェックが終わったファイルとMさんに自由回答欄の内容を入力してもらったファイルが入ったUSBを丹羽さんから預かったので、59人分に関しては結果印刷作業に入れる。晩飯のための集合時刻は18:00にしたので、それまでに終わらせられれば良いが。

16:30に一応印刷は終わったが、若干インクが劣化しているのか、印字が薄い部分がある。許してもらうしかないが。

INTERSALTの散布図のスケールを広げて今回のデータの平均値と個人ごとの値を重ねてプロットしてみたら、意外な結果であることがわかった。これまでの食事調査の結果などから受けていたイメージと食い違う。塩分摂取について訊いてみなくては。

晩飯はいつものレストランでトムヤムクンと海鮮チャーハンと卵焼きというタイ風のメニューにした。これで飲み物を水だけにしておくと4人で23万キープくらいで済む。帰りに銀行の前のATMで現金を引き出そうと思ったが、24時間営業のはずなのに電源が落ちていた。まあホテルをチェックアウトするときに払う額に手持ちの金が少し足りないだけなので、19日までに引き出せれば問題はない。

部屋に帰って暫くしたら、再び土砂降りの音がする。明日は6:30に集合して村に行く予定なのだが、行けるか不安。

共著者として関わっている論文がリジェクトされて再投稿されるたびに、ほとんどのジャーナルで共著者としてのauthorshipを確認する必要があるのだが、4G接続のスマホのテザリングで操作をしているとサイトからの応答に時間が掛かりすぎて鬱陶しい。ただconfirmをクリックするだけで済むジャーナルはまだ良いが、Editorial Managerを使っている多くのジャーナルは、ジャーナルごとにアカウント登録して専門領域などいろいろな情報を登録しなくてはいけないのが鬱陶しすぎる。回線が早ければまだマシだが、ここでは辛い。

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Correspondence to: minato-nakazawa@people.kobe-u.ac.jp.

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