Copyright (C) Minato NAKAZAWA, 2026. Last Update on 2026年8月15日 (土) at 21:16:53.
一晩中激しい雷雨で、落雷の音で何度も目が覚めたが、疲れが勝って起き上がるには至らず、目覚ましをセットした5:00に起床。
雷雨の影響で川がどうなったのか気になるが、とりあえずは約束の集合時刻までデータ入力の続き。
6:30に集合してホテルの隣のベトナム料理屋で昨日と同じメニューの朝食をとったが、食べている途中から結構な雨が降り出した。これは川も増水していそうだなあ、と心配しつつ、一応は川岸まで行ってみた。果たして、昨夜からの酷い雷雨の影響で増水し川の流れが早くなっていて、初日以上に水位も上がっていた。しかも、再び降り出した雨脚がどんどん強くなり、川の流れも早くなって行くので、村に行くのは断念し、デスクワークすることに決定した。数値の入力は簡単だが、ラオス語でとってある情報も入力しなくてはいけないので、Mさんの協力も得てそこを終わらせるのには、明日までかかりそうだ。
ホテルに戻ったら部屋の清掃中だったので、丹羽さんとMさんと3人でこれからの予定を話し合った。ちょっとこの雨の様子では水位が下がりそうにないし、明日は収穫祭で天気にかかわらず村人は飲んだくれていて健診どころか聞き取りもできないであろうという見込みから、明日もデスクワークを基本とすることにした。ただ、早くデスクワークが終わったら、セポンに入るところの左手に看板が出ていた金鉱に行ってみるのも良いのではないかという話になった。ちょっと論文を探してみたら、タイの同じ研究グループがセポンの金・銅鉱山からの川の水質汚染と住民の健康影響について2本の論文([1], [2])を出していた。セポン郡の先行研究としては琉球大の小林潤先生たちの高血圧の服薬遵守についての論文があったのと、東大国際保健出身の野中大輔さんが筆頭著者の健康行動についての研究があったが、他はほぼマラリア絡みの研究だった。確かにこの気候で川も近いし水たまりも多いのでマラリアはありそうだが、調査地の村にもセポンの町にもぼくのパプアニューギニアやソロモン諸島のフィールドほどは蚊がいないので、そこまでマラリア患者は多くないと思う。
部屋の清掃が終わったとのことで昼飯まではデータ入力の続き。
12:00にロビーに集合し、到着した日にガパオライスのようなものを食べたレストランで昼食。今日は海鮮チャーハンにしたが、まあ美味であった。ガパオライスが50000キープ(約350円)なのに対して、それより量が少ない海鮮チャーハンが60000キープ(約420円)なのは割高感があったが、今日は消費カロリーも少ないので良いことにする。
食事をしながら天気予報アプリの話になり、Mさんと丹羽さんのスマホだとSeponeというスペルでセポンの天気がでてくるのに、自分のスマホに入っているAccuweatherというアプリだとSeponeでもSeponでもXeponでも見つからない(インドやガテマラの地名と認識されてしまう)ので、同じくスマホに入っていたWeatherRadarというアプリを試したらXeponが一発で見つかったので、買い切りの2500円強で購入し、ウィジェットの日付時刻と気温と天気情報の表示をそれに切り替えた。
ホテルに戻って入力の続きをするが、ラオス語で名前を打ち出してあげないと写真と結果を返す意味が減るので、Mさんに別ファイルでラオス語での名前の入力をお願いした。
晩飯は18:00ロビー集合の予定だが、15:00前にMさんからファイルが届いた。Rコードを直しながら入力していることもあって時間がかかり、ぼくがやっている尿検査結果の入力はまだ終わらない。天気のせいか今日は時々停電するのが怖いが、ノートPCなので短時間なら停電しても問題はない。
入力完了してTeX組版しようとしたが、upLaTeXではエディタやLibreOffice CalcやExcelでは表示されているutf-8のラオス語フォントが文字化けしてしまうのだった(以前、ムアンゴイ近くの村で健診をしたときはどうしたのだっけ? と過去の記録を探したら、上手く行かないので諦めてアルファベット表記の名前をプリントし、ラオスの文字はマジックで手書きしてもらっていた)。webを検索したところ、たぶん最も簡単な方法が、(1) pLaTeXやupLaTeXではなくXeLaTeXを使う、(2) プリアンブルに\usepackage[fontspec]と\newfontfamily\laofont{Noto Sans Lao}という2行を挿入し、ラオス語フォントを使っている部分を{\laofont }で括るということであった。TeXソースをRで生成しているので、Rのcat("")の中でバックスラッシュを2つ続けてエスケープさせねばならないことだけ気をつければ、これは簡単だった。サイズ設定がまだちょっと問題なのと、一部年齢がわかっていない人のデータ更新が必要だが(ラオス語で自由回答してもらった欄もあるが、それは写真には印字しないので後回しで)、とりあえず目処はついたところで17:50となった。
外はまた土砂降りになっている。また川が増水しそうなので、日曜も行けるかどうか微妙だな。
晩飯はいつものレストランで、肉類と野菜と香辛料を細かく切って炒めたもの(肉類として魚肉を使ったものと鴨肉を使ったものを1皿ずつ頼んだが、見かけはまったく同じで区別がつかなかった)とスープと蒸したもち米を頼んだ。例によって辛いが美味であった。4人で約50万キープ(3500円くらい)だったので、吉野家で牛丼を食べるのと同じような額で、これだけ満足できるならコストパフォーマンスはとても良いと思う。
年齢確認はファイルを丹羽さんに渡してやっていただくことになった。XeLaTeXでL判写真用紙に印刷するためのサイズ設定は、検索した結果、プリアンブルに、\usepackage{geometry}と、\geometry{papersize={89mm, 127mm}, margin=2mm}を入れておき、本文では\includegraphics[width=85mm]{image###.pdf}とする(###の部分は実際のファイル名の連番が入る)だけで良かった。7年前のムアンゴイ近くの調査のときはできずに代替手段をとったが、今回はラオス語文字をpdfに入れてしまうことと、紙サイズを厳密に指定することに成功して嬉しい。技術の進歩は素晴らしい。
この時点ではまだ20:40なので、データ解析をしてみよう。明日の朝食のための集合時刻は7:30にしているので、多少夜ふかししても大丈夫なはず。
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