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【第40回】 採点の続きと会議と書類作りと(2019年2月13日)
- 6:30起床。適当に食事を済ませてから名谷キャンパスに出勤。
- 院生や外国人招へい研究員との打ち合わせとか書類作りとか,15:00から教員会議と教授会とか。合間は採点。
- 18:00から院生中間発表会。
- 終わったら20:00近かった。食材を買って帰ろう。
- AFPBBのスマホで聴く音楽に難聴リスク 「音量下げて」WHOが警告という話だが,85 dBで8時間音楽を聴き続ける人は少ないと思う。たぶん多くのスマホはバッテリーが切れてしまうんじゃないだろうか。Zenfone Zoom Sはバッテリーが大容量だから切れないが,ぼくは85 dBという大音量で音楽を聴くことは少ないし,通勤中以外は両耳塞ぐことはあまりないから,まあ音楽が原因で難聴になることはなさそうだ。ちなみにWHOとITUが合同で出したガイドラインSafe Listening: Devices and Systems(PDF形式)もダウンロードできるが,Leqの式が出ていたり,近年のWHOの推定によると世界では4.66億人がさまざまな理由で聴覚を失っていて,10億人以上の若者に安全でないリスニング習慣のせいで聴覚損失のリスクがあり,中高所得国の12-35歳の約半数はパーソナルオーディオデバイスを使って安全でないレベルの音に曝露していて,約40%はナイトクラブやディスコやバーで潜在的に聴覚にダメージを与えるレベルの音に曝露している,と書いてあったり,環境保健学特講のNoiseの参考資料として使えそうだ。成人の安全な推奨レベルは,80 dBで週40時間未満とのこと。WHO-ITU H.870 GLOBAL STANDARDが定めている基準は結構厳しくて,ボリューム制限や親がボリュームコントロールできるオプションを付けろとか,再生デバイスが聴取者の基準曝露音に対するsound allowanceを測るべきだとか,基準曝露音としては成人モードと若年モードの2つのモードを提供すべきだとか,スマホやスマートウォッチに表示されるべきメッセージのイメージとか,かなり事細かに書かれていて面白い。しかし実効をもたせるには,具体的なイヤホンやスマホや再生ソフト名を例示して,このソフトでこの設定で音量をどう設定したときに何時間以内の聴取なら許容音量以下に収まるのかというところまで踏み込んでくれたら,もっと良かったと思う。
- 三中さんが季刊『大学出版』No.117に寄稿された記事「学術書を読む愉しみと書く楽しみ —— 私的経験から」が含蓄深くて面白い。
- 採点作業を続けていたら,いつの間にか22:00近くなっていた。
(list)
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