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【第120回】 院生相談に乗った後,6限の講義(2019年5月29日)
- 日本熱帯医学会から理事は印鑑証明を出すようにという連絡が随分前に来ていたのを放置していたので,出勤前に自転車で区役所に行って貰ってきた。区は変わったが市内の転居だったためか,印鑑登録証はそのまま有効だった。発行手数料300円とか郵送料は熱帯医学会が出してくれるのだろうか? まあ少額請求するのも面倒だから自腹でも良いが。
- 今日から通勤読書はジリアン・テット[著],土方奈美[訳]『サイロ・エフェクト:高度専門化社会の罠』文春文庫,ISBN 978-4-16-791289-5(Amazon | honto | e-hon)。著者の造語らしい「サイロ・エフェクト」は,たぶんエコーチェンバー効果や道徳次元2における第2の掟の絶対視,カルト化と似た発想と思われる。打破するには視野を広げ,自己を相対化し,他者の視点を想像した上でのコミュニケーションが必要だろう。 地球上すべては繋がっているので,無視できないはず。
- 『君に届くまで』についてのモデルプレスの記事によると,MAYUが三味線に挑戦したいということ。川嶋志乃舞さん(@nochaxxxy)にご指導をお願いしてみてはどうだろう? お返しにハモればWIN-WINでは? ぼくは救急を危機に陥れかねない真夏の東京五輪開催には大反対だが,実施するなら世界に伝わるパフォーマンスはリトグリと川嶋さんに担ってもらいたい。同じく『君に届くまで』のリリースインタビューとして,Real soundの記事は,リトグリの記事ではお馴染みの西廣さんによるもの。オーディションを重ねていた頃に"For Real"の音がぶつかり合っているような曲の譜面を渡されて全パート覚えて会場で振り分けられて合わせるところからアカペラ修行がはじまったという話を読んで,スタッフが最初からどれほどの高みを求めていたのかがわかった。曲名が書かれていなかったが,You don't wanna miss辺りだろうか?
- Rank clocksというデータ可視化手法についてNatureに載っている(Letterだが)文書。なかなか面白い可視化手法だと思う。
- 買い置きのカップフォー(トムヤムクン味)で昼食を済ませた後,院生の相談に答えた。
- 6限の講義までの間,明日の講義資料印刷と書類仕事。
- Demographyの準備に予想以上に時間が掛かり(移動データの解析で,migration expectancyの話まで入れたため,新しくRコードを書いた),終わらないまま6限の講義に突入。カテゴリデータからの割合の差の検定及び2つのカテゴリ変数間の独立性の検定と関連の程度についての説明で,割合の傾向についてのコクラン=アーミテージ検定の話も含めたため,テキストの構成がまずくて7章の終わり(7.8)と8章全部と9章の最後(9.5)を説明する必要があり,フォローが難しかったかもしれない。後で時間を見つけて講義テキストを再構成しなくては。
- 研究室に戻ってプロ野球の経過をチェックしたところ,1-1の同点だった。9回高橋周平選手の長打でサヨナラ勝ちに期待したが,良い当たり(らしい)がレフト正面となりアウトで延長に入り,11回表に鈴木博志投手が宮崎選手にツーベースを打たれた後,筒香選手にタイムリーヒットを打たれ,その裏は2人のランナーが出て高橋周平選手まで回ったものの,最後は山崎投手にセカンドゴロに打ち取られて負け。大変悔しい惜敗であった。
- 明日の講義資料の印刷とアップロードが終わったら21:40なので帰途に就く。
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