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【第606回】 午後から出勤(2020年12月28日)
- 8:00起床。80.40 kg,98%,35.8℃。
- レトルトカレーを玄米ご飯に掛けて朝食を済ませた。10:00から某学会のオンライン会議なので,それを家から済ませてから,名谷キャンパスに出勤予定。
- 10:45に会議が終わったので,これから出勤。途中で弁当を買うつもり。
- WHOのCOVID-19対策のタイムラインが12月15日にアップデートされていた。WHOのタイムラインはInteractive版もあるが,単純なテキスト表示の方が読みやすい。
- 信濃毎日新聞からの続報によると,羽田議員はCOVID-19陽性だったと事務所が発表したとのこと。もしCOVID-19が死因ならば(陽性だったというだけで,それが死因とは限らないが)最初に発熱した時点で自分でSpO2を調べていたら軽症ではないことがわからなかっただろうか? それとも,そのときは本当に肺には行っていなかったのに,その後急速に肺を侵して死に至るほど急に増悪したのだろうか。後者だとすると本当に恐ろしい。
- ところで,法医学会のガイドラインからDOAは全部異状死だと思っていたが(学術会議提言参照),この論文によると2015年から厚労省解釈が変わっているらしい。ただし,この論文にも付記されているように,東京23区は監察医制度が確立しているので,おそらく羽田議員についても監察医が死因究明をしただろうし,死後のPCRも当然されたのだろうし,おそらくAiで肺所見くらい見てるんじゃないだろうか。
- 厚労省のCOVID-19診療の手引き4.1版,診療の手引きなので想定読者は臨床医だと思うが,きれいにまとめられていて読みやすい。出典も書かれている。
- new virus variantを変異"種"とするワーディングは違和感。せめて変異株,あるいは,たぶん変異ウイルスとか変異タイプ(型)という言い方が安全。「種」という言葉は使わない方が良いと思う。ウイルスの型の呼称は,かつてインフルエンザについて調べたときも分類体系として不整合な点があると書いたが,インフルエンザウイルスはH1N1とかは亜型だし,同じ亜型の中にも微小な抗原変異をもつウイルスが多数存在するので,毎年の流行予測に基づいてワクチンを作る元にするタイプは「株」と呼んでいたはず。この辺り,メディアで大臣やタレントが「変異種」と連呼している現状を,ウイルス学者はどう考えているのだろうか? と思っていたら,ちょうどほぼ同時にインペリの免疫学者の小野昌弘さんがtweetで変異株と呼ぶべきと指摘されていた。
- 某締め切りすぎ仕事に目処が立ったところで20:00近いので帰ろうと思う。しかしもう一つ,できれば今日中にチェックして欲しいと頼まれた原稿があるんだよなあ。
- 晩飯はラーメンを茹で,豚バラ肉と水菜とナスを炒めた具を載せて食べたが美味だった。
- その後も仕事をしていたが寝落ち。
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