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【第895回】 木曜なので9:00から20:00まで講義(2021年11月25日)
- 6:00起床。82.90 kg。再びまずいゾーン。
- 今日は9:00からずっとオンライン講義。
- ミーティングが終わって日本シリーズを見たが,今日も素晴らしいシーソーゲームだった。両チームのファンは気が揉めるだろうが,どちらのファンでもないただの野球好きにとっては,大変見応えがあって良い。近年稀な良い日本シリーズ。ジョーンズ選手の勝ち越しソロホームランで挙げた1点のリードを平野投手が守り切ったので,明後日の土曜日は,保健学研究科に近い(地下鉄の駅で言えば隣の)球場で第6戦が行われることになった。ぼくは3つのオンライン学会に3台のコンピュータを使って参加しなくてはいけない日なので,夜は疲れ果てているかもしれないが。
- 昨日メジャーデビューしたPenthouseのインタビュー記事。いろいろと共感するところが多い。大原さんの「みんな悩んでも仕方ないことは悩まないタイプなんです」とか。楽曲について,大半の作詞作曲をしている浪岡さんが,ハードロックをやっていた頃の反省から「Penthouseでは,もっとみんなに受け入れられやすい音楽をやりたい」と語っているのもなるほどと思ったが(King Gnuの常田さんが売れるような音楽を戦略的に作っていると語っていたことと一部重なる),ぼくが凄いと思っているのは,あまり指摘されていないが,歌詞の語彙の豊富さで,もしかするとそこが唯一無二なセールスポイントと言えるかもしれない。熟語として天変地異とか諸行無常とかいった非日常の言葉を使うバンドは珍しくないが,例えば「…恋に落ちたら」だと,順風満帆とか閉塞感という言葉が印象的に使われている。もっと驚いたのは「生温い関係のしじまに」の「しじま」という言葉で,たぶん何十年も前に漫画「丹下左膳」で目にした「しじまやぶり」と,JET STREAMの「夜の静寂の何と饒舌なことでしょう」くらいだ。ちなみに,この饒舌という言葉もPenthouseは使っていて,「LONG SUMMER BREAK」で「いつになく饒舌だった君に少し辟易したんだ」という歌詞があるが,「辟易」も歌詞に使われている例は他にないのではないか? 文語的な表現も多く,この「LONG SUMMER BREAK」では「乾き風よグラスを濡らせ」,「Change the world」では「翳りゆく瞳に灯火を」とか「振り向く勿れ」とかいった表現が大変効果的に使われていて,独特な魅力となっている。そういうわけで素晴らしい曲ばかりだし,ツインリードボーカルの歌唱力も物凄いし,演奏もかてぃんさんの鍵盤はもちろんだが,ギターもベースもドラムも切れが良く,最高に素晴らしい音楽なので,昨日ダウンロード購入した『Living Room』を含め,これまで購入したすべての曲を移動中は無限リピートしているのであった。
(list)
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