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【第958回】 オンラインと対面の会議の日(2022年2月2日)
- 7:30起床。まだ眠いが仕方がない。83.10 kg。やはり晩飯を食べ終えるのが22:00を過ぎると太るな。99%、37.0℃。
- 文科省が出している衛生管理マニュアル「学校における新しい生活様式」は、(2021.11.22 Ver.7)が最新だろうか? 日経新聞のこの記事では、現在の休校基準は2021年8月に策定されたもの(相変わらずリンクされていないが、この文書だと思う)で、オミクロン株の急拡大を受けた状況の変化を踏まえて見直すと文科大臣が語ったとのこと。学校保健安全法第20条でCOVID-19に限らず臨時休業は学校の設置者(公立の小中高であれば各自治体の教育委員会)が決定することになっていて、学校保健安全法施行規則で、感染症法で新型インフルエンザ等感染症に含まれることになったCOVID-19は第一種学校感染症と同じ扱いをすることになっているのだから、文科省の通知を待たなくても教育委員会単位で迅速な決定ができるはず。たぶん安倍首相が専門家会議に相談もせずに突然決めた全国一斉休校という暴挙(オミクロン株と違って児童生徒の感染はほぼなかったのに)に従って2020年2月3月に臨時休業したことに対して猛烈な反発を食らったのが尾を引いていて、臨時休校の決定に及び腰になっている気がする。COVID-19以前もインフルエンザ流行時に学級閉鎖とか学校閉鎖はあったわけだから、それこそ学校での感染拡大を防ぐための措置は、文科省からの基準の提示を待たなくてもできるはず。
- グローバル教育委員会に家からオンライン出席した後で名谷キャンパスに出勤する予定。たぶん今日もE棟7階は暖房が使えないので寒いと思うが、対面の会議もあるので出勤せざるを得ない。
- トンガでCOVID-19の市中感染者が2名見つかったので、翌日からロックダウンを決めたとのこと。火山噴火と津波で被災して、人々の体力や気力も低下し、日常生活においても水も不足しているであろうし、避難所は密な状態である可能性が高く、感染防御体制を保つのが難しかったところ(被災地では暫く時間が経ってから感染症流行が起こりやすくなることは、ハイチ地震後のコレラ流行などでよく知られている。これは公衆衛生学の講義資料にも書いたように、とくに避難所では感染症成立の3要因すべてが流行に適した状態になってしまうことによる)、海外からの人や物がたくさん入ってきたから、完全に侵入を食い止めるのは、やはり無理だった。けれども、医療インフラが脆弱な国だからこそ、先日のソロモン諸島と同様、早期にロックダウンするのは適切な対応だと思う。
- 元々死んでも許さない「死屍に鞭打つ」と史記に描かれた伍子胥の強烈な復讐心へのアンチテーゼとして生まれたのであろう「死者に鞭打たず」を美徳とする感性は、ある意味、国家神道と神仏習合によって強化されたのかもしれないが、アニミズムレベルでも説明がつくかもしれない。
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