Latest update on 2022年4月5日 (火) at 21:33:39.
【第1011回】 特殊研究報告と教員会議(2022年4月1日)
- 7:30起床。82.50 kg。
- 今日は8:50からオンラインでGSICSの院生の特殊研究報告があるので、在宅でそれに参加してから名谷に出勤する予定。
- 特殊研究報告が無事に終わってから名谷に着いたら12:00近かったので、まずは「お椀で食べるどん兵衛」を作って食べ、昼食とした。
- Amazonに注文していた、大坪玲子・谷憲一(編)『嗜好品から見える社会』春風社、ISBN 978-4-86110-802-0(Amazon | honto | e-hon)が届いた。さっそくカヴァの章を読んだが、なるほど、確かに本のタイトル通り、嗜好品そのものがターゲットではなく「から見える社会」がターゲットなのだな。カートの章は、高野さんの『恋するソマリア』や『謎の独立国家ソマリランド』、國井先生の『国家救援医』で気になっていたカートがイエメンにおいてどういう扱いなのか、さまざまな視点からの詳細な記述が与えられていた。キューバ音楽を嗜好品として扱った章も面白い(高野さんが『恋するソマリア』で書いていたように、音楽はローカルな人間集団を構成する上で大変重要な要素だと思うし、嗜好品という言葉には若干馴染まない気もするが、そもそも本書『嗜好品から見える社会』における「嗜好品」の扱いが、序論で検討されているように一筋縄ではいかないために「呪いを解く」ことを目指したものであるから、まあ良いのだろうと納得した。最近入手した本では、佐本英規『森の中のレコーディング・スタジオ:混淆する民族音楽と周縁からのグローバリゼーション』昭和堂、ISBN 978-4-8122-2010-8(Amazon | honto | e-hon)が一冊丸ごと、ソロモン諸島マライタ島アレアレでのパンパイプ演奏集団を通してアレアレ社会を描いていて、キューバ音楽ももっと深めて、それだけで成書にすることは可能なテーマだよなあ……と思ったら、やはり著者の田中さんは『生きている音楽――キューバ芸術音楽の民族誌』ISBN 978-4-8010-0588-4(Amazon | honto | e-hon)という本にして出版済みだった)。なお、たぶん1章では語りきれないからか、いろいろな国で古くからの重要な嗜好品であるコーヒーと紅茶の章はなかった。
- 昨日公開されていたPLUS Unison.の「2022 Positive Medley」は素晴らしい。何度でも聴ける。音源販売されたら買うがなあ。
- 次は16:00からオンラインで教員会議の予定。
- 教員会議が終わってから17:45までPC作業をし、散髪してから帰宅。
- 今日のドラゴンズは1-2と劣勢で8回裏、大島選手のヒットから岡林選手がヒットエンドランを決めてワンアウト1,3塁で鵜飼選手という追いつくチャンス。最低限はやって欲しいと思っていたらライト前タイムリーヒット。素晴らしい。さてここで問題の悩める4番(というか、開幕戦最終回の大勢投手、2試合目第1打席と連続でデッドボールを食らってからおかしい気がする)ビシエドなんだよなあ……と思っていたらライトフライに終わってツーアウト1,2塁(ベンチに帰ってから自らの不甲斐なさに腹を立てた映像がネットに流れていた)。同点止まりかと思ったが、続く阿部選手がセンター前タイムリーヒットで勝ち越した!! 今日は阿部選手がヒーローだな。9回表はライデル・マルティネス投手の調子が悪かった感じだが何とか0点に抑えて3-2で勝ち。バンテリンドーム初勝利だし、大野投手に勝ちがついたのが大きい。それにしても今シーズンのNPBは、これまでのところ、ホークスの全勝とタイガースの全敗を考えると、セットアッパーとクローザーが明暗を分けていると言って良いと思う。ドラゴンズも人的補償で加入した岩嵜翔投手に故障がなければ、ジャイアンツとベイスターズとのそれぞれ2試合目も勝てて、貯金1だったと思うし。いや又吉投手の活躍は嬉しいのだが。
(list)
▼前【1010】(講義準備とか(2022年3月31日)
) ▲次【1012】(院生指導とか(2022年4月2-3日)
) ●Top
Notice to cite or link here | [TOP PAGE]