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【第1191回】 院生対応と公衆衛生実習(2022年10月11日)
- 6:30起床。83.10 kg。動いていないからなあ。
- 午前中はメール応答と対面を含めて院生対応で終わりそう。午後は公衆衛生実習2回目。
- 今日から全国旅行支援が始まってしまうので作図してみた。第5波のピークかそれ以上の新規感染者が毎日報告されていて、海外ではまた新しい変異株による置き換わりが報告されているのに、GoToみたいなことを再開し、それをテレビで宣伝すると同時に、マスク外しましょうキャンペーンまでするとは、よほど蔓延させたいのだとしか思えない。円安のマイナスをプラスに転じさせるために海外からの観光客をどうしても増やしたいのだろうが(マスクをしていることが求められる状況は安全に観光を楽しめますというムードと矛盾するので、マスクを外させたいのだろう)、それで感染者が激増したら、一部とはいえ一定の割合で医療を要するのだから、いくら医療を適用する範囲を狭めても一日20万人くらいの感染者が出る状況になれば医療崩壊に近くなることは見えている。しかも感染者が多いことは新たな変異株が誕生するリスクを上げる。そこまでのリスクを考えた上で国民の多くが選ぶなら仕方ないが、とてもそうは思えない。
- 予想通り午前中は院生対応で終わった。いろいろ滑り込みセーフ。
- ところで、インフルエンザとコロナの同時流行を懸念した対策が検討されているようだが、元々インフルエンザのR0は学校などで密な接触がある状況を除けば1.2くらいだし、今くらいのマスク着用が続けばRが1を下回るので、インフルエンザは流行しないと思う。この2年間流行しなかったように。逆に、マスクも換気も止めるようなキャンペーンを展開して国民がそれに従ったら、いくらワクチン接種しても同時流行が起こるのはほぼ必定。オーストラリアで流行したから、というのはオーストラリアでは行動制約がほぼゼロになっているからインフルエンザのRが1を超えたことを意味するだけなので、厚労省で会議をしている人たちはそこで思考停止してはいけないだろう。
- 公衆衛生実習は6班ともテーマが決まった。ある班が使いたいという機械が高いので、レンタルできないと辛いのだが、まあ交渉だな。
- その後、APAのネパールの人口についてのオンラインセミナーに参加してみたが、既に発表は終わっていて質疑応答の途中だったのは残念だった。会長の林さんが座長をしていたので驚いた。
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