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【第1458回】 東京日帰り(2023年10月14日)
- 6:20起床。テレビ体操。なめ茸を載せたレトルトご飯で朝食を済ませて大塚さん追悼集会のため東京へ。
- 発表資料を新幹線の中で完成させてアップロードした。例によって綱渡り。
- 12月のR研究集会に「COVID-19関連の情報整理におけるRの利用」というタイトルで演題申込した。湊川隊道見学よりもR研究集会を取ることにした以上、発表もしておきたい。まあ採択されるかどうかわからないが。
- Peter Dalgaard師からの[Rd]へのアナウンスによると、R-4.3.2は10月31日リリース予定とのこと。
- fmsbパッケージのradarchart()関数の活用法をブログ記事にしてくれた方がいることに気づいた。この方はRのbase graphicsを使うことにこだわった記事を連載している。ちなみに、この記事に気づいたのは、R weeklyから。
- Sacco PL, Valle F, De Domenico M. Proactive vs. reactive country responses to the COVID-19 pandemic shock. PLOS Glob Public Health. 2023 Jan 24;3(1):e0001345. doi: 10.1371/journal.pgph.0001345. PMID: 36962977; PMCID: PMC10021818.に、遅ればせながら目を通してみた。たぶんGlobal Public Healthとしてはこういうアプローチが重要なので、掲載誌にも納得がいった。
- 東京に着くまでにgmailに溜まったメールを読み終わるだろうか?
- 読み終わって、何通か返事を打っても、東京までは少し時間が残って良かった。
- 本郷三丁目に着いたら、偶然、稲岡さん、須田さん、篠原さんと会って、昼食をご一緒することになった。稲岡さんと須田さんがスーツにネクタイというスタイルだったので、自分が何も考えずに普段通りのベスト姿で来てしまったことを若干後悔したが、大塚さんもほとんどスーツにネクタイという姿だった記憶はないし、まあ良かろう。久々にもり川に行ったが、相変わらず旨いけれども量が多かった。
- 妻との待ち合わせのため、いったん本郷三丁目駅に戻ったら、偶然大塚さんの奥様に会ったので暫く話した。娘さんたちと待ち合わせとのこと。他にも早弓さんとか村山さんとか続々と集会参加者が改札を通って出てくるので、集会が始まる前から懐かしい気分が盛り上がった。妻が到着してから一緒に山上会館に行き、受付を済ませて集会開始。
- 最初は稲岡さんから。思い出が詰まった大塚さんとのエピソードと人類生態の活動年譜紹介だった。最初声を詰まらせる感じで始まったので、どうなることかと思ったが、途中からいつもの軽妙な調子に戻ったので良かった。次は自分の番で、幹事役の梅崎さんからもらったお題は「大塚さんの医人類学」ということだったので、Medico-Anthropologyという造語を作って(Medical Anthropologyだと医療人類学になってしまうので)、それが何を指すものとするかというところから話し始めたが、後になって考えてみれば、大塚さんの研究のうち、水銀とヒ素の環境毒性学、環境資料や生体試料の分析と生体計測から集団の健康状態や栄養状態を調べるアプローチ、人類の移動史と倹約遺伝子などの遺伝子文化共進化をターゲットとする人類遺伝学的な研究を指す英語としてはむしろhealth anthropologyまたはむしろhealth ecologyの方が良かったかもしれない。health economicsが医療経済学という日本語になっているように、英語ではhealthが意味する内容が、日本語になると「医」とされることが多いので、梅崎さんが「医人類学」で喋ってほしかった内容は、おそらくhealthなのだろうと思う。Medico-Anthropologyといういい加減な造語には懇親会で門司さんからツッコミが入ったが、相変わらずよく見てるよなあ。15分制限を意識しすぎて自分には珍しく早く終わりすぎたが、既に時間が押していたのでちょうど良かったか。より詳しくはオセアニア学会のニューズレターNo.136に書いた文章を読んでいただければと思う。自分の発表の後は、篠原さんが未来開拓、門司さんが応用人類生態学というタイトルで学問的な側面を中心にした話は終わり、休憩後、さまざまな方が大塚さんとのエピソードを語られ、記念撮影後の懇親会でも続いた。そういうエピソードは自分もいくつももっているが、語り始めると1時間はかかるので懇親会でも抑えた。人類生態の卒論生がこのメモを読んでいると知り、恥ずかしかったが少し嬉しかった。下手なことは書けないなあと思わないでもなかったが、まあいいか。
- 新幹線から地下鉄に乗り継いで帰宅したら日付が変わっていた。疲れた。
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