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【第1981回】 多忙過ぎ(2025年12月18-21日)
- 木曜は朝から晩まで六甲で講義とゼミ。空き時間にメールの返事。ゼミは面白かったが、終わった後でコメントすれば良かったことを思い出したので、後でメールしておこう。
- 金曜は午前中に六甲でGSICSの院生のAdvanced Research Presentation(旧Workshop III)があった後、本部棟に移動して国際連携機構関係の会議2つ。そこから名谷に移動して、学部学生の原書講読を2時間指導して、メールの返事を打ち、17:00からグローバル交流・教育委員会の、今年国際交流や交換留学に参加した学生(学部生と院生)の発表会に参加した。2時間続いたので若干疲れたが面白かった。
- その後メールを送受信したら20:00近くなったので帰ろう。多忙すぎてわけがわからない。
- 天祢涼『陽だまりに至る病』をKindleで読了。コロナ文学とライトミステリーがうまく融合された作品。良い子役がいればドラマ化されると良いかも。
- リトグリのアカペラメドレー 2025 Winterが公開されたが最高。圭介さんがリトグリにアカペラメドレーをアレンジするときはいつもそうだが、最後のマッシュアップが絶妙。今回のアカペラメドレーでは、ミカが最も顕著だが、メンバー全員の歌が一段レベルが上がって、細部に至るまで完璧としか言いようがない。「ゲレンデが溶けるほど恋したい」と「雪の華」だけでもフルでやってくれないかなあ。
- 土曜は深夜まで掛かってEpidemiologyとEnvironmental Healthの講義資料を更新した。Epidemiologyは、この後のChapter 14と15は完全に3rd Edで新しく加わったところなので、資料を最初から作らねばならず、冬休み中の宿題。
- NHKのドラマ『火星の女王』の第2回を視聴し、ミドリ・デイルのアルトコロニーラジオも聴いた。役者陣が豪華だし(チップの岸井ゆきのとマルの菅原小春は素晴らしい)、音楽も良いし(UAが演じたエマの歌も、エンディングテーマも最高)、人間ドラマとしては良くできている。けれども、謎の物体を原作から変えたのはどうかなあ(ギリギリの工夫だというのもわからないではないが、あれは、原作通り説明がつかないわからないもののままで良いのではないか?)。それから派生する地球帰還計画の裏にある、ある意味美しい話も、もしそれが狙いなら正直に喋って合意を得ることも不可能ではなさそうなものだが、火星の人々には一切真実を知らせないまま、核爆弾200発を打ち込むつもりだったのを謎の物質を活用する方法に変えたと某氏に良く似たISDA事務総長に言わせた演出は、現実風刺の含意があるのかもしれないが、ストーリーとして破綻しているのでは?
- 安野貴博さん(参議院議員)のYouTube動画【ゆる解説】AIが人間を騙しはじめた!?/LLMの「デセプション」とは/ハルシネーションとの違いは/不倫暴露で脅迫?!は大変わかりやすい解説と思ったが、そこで知った、Anthropicが2025年6月に発表したレポートというのは、Agentic Misalignment: How LLMs could be insider threatsであろうなあ。リンクしておいて欲しかったなあ。
- Schweitzer K. "A New H3N2 Influenza Strain Is Raising Concerns About This Flu Season". JAMA. Published online December 19, 2025. doi:10.1001/jama.2025.25205はJAMAのMedia Newsだが、H3N2のサブクレードKというA型インフルエンザウイルスが現在大流行中である件の報告。日本の現状については、IDWR 2025年第49号<注目すべき感染症> インフルエンザでは、AH3としてまとめて書かれているが、12月1日の新型インフルエンザ等対策推進会議(第20回)の資料の資料4で説明されていた。
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