Latest update on 2018年3月7日 (水) at 15:42:47.
【第571回】 4コマ講義(2014年1月16日)
- 日付が変わってすぐくらいに,椅子のリクライニングを深くして,ちょっと目を休めようと目を閉じたのは覚えているのだが,気がついたら5:00を過ぎていた。慌ててEnvironmental Healthの講義準備の続きをして配付資料を印刷し,7:40頃研究室を出て名谷駅へ。大森靖子さんの『絶対少女』を聴きながら,三宮と阪急六甲を経由して講義室に着いたら8:50だった。「展覧会の絵」と「あれそれ」はテンションが上がる。
- 午前中の公衆衛生ゼミ(保健医療論演習という科目名だが)は,Disaster and Healthがテーマだった。珍しく2人が読んだ報告書が被っていたが,紹介する視点が違っていたので問題なかった。追加的な資料をwebで検索しながらプロジェクタ表示していたら意外に時間がかかった。最後に紹介したPaperは,DisasterとGlobal health in crisisに関連する文献検索のフレームワークを示したというもので,PubMedだけでは検索漏れが出るので,Google Scholarも使った方がいいという結論であった。
- 午後の疫学はChapter 10。数式が多い章なので,ハンドアウトに数式を入れるにはWordの数式ツールよりもLibreOffice + TeXMaths-Extensions + TeXLive2013の方が簡単でキレイだという説明をして(ついでにインストールの仕方も簡単に説明して),LibreOfficeで作った図をWordに貼り付けることもできる(1文字ずつがグラフィック要素になってしまって再編集には難があるが)と話していたら時間がかかってしまい,Standardization以降のところが駆け足になってしまった。もう一つ時間が延びた原因は,1st ed.でエラーが指摘されていた点の直し方が不完全で,2nd ed.でも間違いが残っているのにコンパニオンサイトには掲載されていない(矢野先生たちの訳本には指摘されている)ことであった。何であんな中途半端な直し方をしたのかわからない,なお,後でリスク比,リスク差,率比,率差のMHpooledバージョンもfmsbに入れようと思った。Rの三次元の表の与え方は,層別変数が3番目の次元になるという点が若干直感にfitしないが,そこに気をつければ扱いは難しくない。
- 4コマ目はEnvironmental Healthで"Water and Health"の話をした。チェンマイ大学からの留学生が参加したので,もう少し発言を求めて話を振れば良かったかもしれないが,時間が足りなかった。
- 少しフロンティア館で仕事をしてから帰って,締め切り過ぎ原稿の続きをやろうと思う。
- が,結局帰り着いたのが23:00近く,豚肉とキャベツとナスを炒め,玄米ご飯とミカンと一緒に食べた晩飯の後,温め直した風呂に入ったら疲れ果てていて眠ってしまった。
△Read/Write COMMENTS
▼前【570】(ハッピーマンデー法さえなければ成人の日(2014年1月15日)
) ▲次【572】(阪神淡路大震災から19年目(2014年1月17日)
) ●Top
Notice to cite or link here | [TOP PAGE]