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【第840回】 神戸へ移動(2014年11月16日)
- 5:30起床。息子が野球部の試合なので6:05には家を出るというので,ビスケットを2枚ほど食べて一緒に出発。合い鍵を作っておけば自分だけゆっくりすることもできたのだが,無いので仕方が無い。
- 羽田空港に直行し,ファーストキャビンというカプセルホテルで3時間休憩。3000円という音楽CDの1枚分の値段で,大浴場にゆったり浸かって(何と説明したら良いのかわからないが,浅くて傾斜がついていて,ほぼ横になれるようになっている場所もあった。シャワーの方には何人か利用者がいたが,大浴場は偶々と思うが他に誰もいなくて独り占め状態だったので,リラックスできた),その後2時間熟睡できたので,まあコストパフォーマンスは良かったといえよう。
- 10:00にチェックアウトし,SkyMarkの自動チェックイン手続きをした後,上階の養蜂園直営カフェでカフェラテを飲みながらメール送受信など。
- 神戸空港着は定刻よりやや遅かった。三宮から地下鉄で名谷に行って研究室で仕事をしてから,名谷駅から直通終バスで帰宅。晩飯は白菜とうどんを茹でたもの。松岡圭祐の新シリーズ『探偵の探偵』講談社文庫(Amazon)を読了。大沢在昌『天使の牙』シリーズを思い出させるハードボイルドで心の闇を抱えたヒロインに痺れる。次々に繰り出される蘊蓄小ネタはQやαと同じく松岡圭祐節なのだが,探偵稼業の闇の部分に取り組んだこの作品には,Qやαにあった甘さが一切無く,ヒロインが立ち向かわなければならない苦境の重さが深くて泣けてくるほどだ。巨悪との闘いを余儀なくされたために必然的にタフでありながらも優しさを失わないヒロインの造形は,あたかもフィリップ・マーロウの科白のようで(煙草は吸わないが),実にハードボイルドだ。名前からして能年玲奈さんの当て書きのような気がするので,相当ハードなアクションものになるが,能年玲奈さん主演で映画化を期待したい。
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