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【第1556回】 今日もネットワークの書類作りと講義2コマの後,groffを使えるようにした。SF36英語版は条件を守れば個別の使用許諾不要と知った(2017年4月11日)
- 6:30起床。風呂に入ってから,フライパンにオリーブオイルを引いて鶏もも肉ぶつ切りとタマネギを弱火でゆっくり炒め,白いご飯に合わせて朝食。今日は1限と2限が講義なので,遅くとも4番のバスで出勤せねばならない。
- 午後は書類作りの続きと,2つの学会の仕事を済ませる。
- 国際情報検索は選択者2人だったが,保健行政論は160人ほど受講していて,1限と2限の学生数のギャップが凄い。
- TDKが東芝ヘルスケアを引き取った後,暫く放置されていたSilmeeがAmazonで販売されていた。
- 週刊医学界新聞の最新号の書評ページで,高山義浩先生の『地域医療と暮らしのゆくえ:超高齢社会をともに生きる』医学書院,ISBN 978-4-260-02819-6(Amazon | honto | e-hon)が取り上げられていた。これは必読だな。
- 講義中に届いたメールに目を通していたら,ネットワークの書類を15:00までに提出しないと一切無効にするという警告メールが入っていて,書式通りに合わせるのは絶対に間に合わないが内容だけメールで先に送った。こういう教育でも研究でもない業務に時間が掛かり過ぎる。
- SF36の使用料について問い合わせがあり,ぼくは使ったことがないのだが,手元にあった『臨床のためのQOL評価ハンドブック』には,個別に申請して使用許可を受ける必要があると書かれていた。たぶん商用目的か研究目的かなどで値段が違うのだろうと思って,検索してみたら現在では福原先生ご自身ではなく,株式会社iHope Internationalが事業を請け負っているようで,見積依頼ページがあった。しかし7〜10日は時間が掛かりすぎではなかろうか? その点WHOQOL-BREFならば50人分で9,000円+税とわかっているから,予算を見積もるのには楽だと思う。ちなみに,SF36は,オリジナルの英語版は,昔は使用許可が必要だったらしい(『臨床のためのQOL評価ハンドブック』にはそう書いてある)が,現在では,RAND HealthのTerms and Conditions for Using the 36-Item Short Form Survey (SF-36)に書かれている条件を守れば,許可無く使えるようだ。明記すれば変更も可能だし,自己責任で翻訳もできると書かれているので,福原先生たちが訳した妥当性検証済の質問紙を使わずに,英語版から自力で訳して妥当性検証なども自力でやれば無料で使えるはず。
- 日本オセアニア学会の学会誌ページ更新依頼が来ているのだが,これがなかなか面倒。前の編集担当理事が学会誌ページを見栄え良く直してくれた上,原稿の修正を全部やってくれて,情報担当理事としてはアップロードするだけで良かったのだが,新しい編集担当理事はやり方がわからないというので,こっちでやらねばならない。もっとも,やり方がわかっていても面倒な作業であることには変わりないが,外注する予算もないので,誰かが手作業するしかない。日本オセアニア学会からは別件でも依頼があり,昔々の原稿からpdfを作れないかというのだが,plain TeXで版下作成していた頃の原稿ファイルは,TeXLive2016のpdfTeXでも何の修正もなくコンパイルできたけれども,それより前にtroffで版下を作っていた時代の原稿が難物だった。GNU Troff (groff)というソフトがWindowsでも動作するという情報を得て,まずsetup版をインストールしてみたのだが,普通にパスを通すのでは見つけてくれなかった。Linuxならtroffはまだあるという情報から,Msys2に入れてみたが,これもうまく行かなかった。そこでzip版をc:/wintools/groffに解凍し,手作業でc:\wintools\groff\binにパスを通し,環境変数としてGROFF_BIN_PATH=c:\wintools\groff\binを設定し,さらにエラーメッセージを手がかりにして,c:\wintools\groff\bin\grogというファイルをエディタで開いて,$at_at{'BINDIR'}='c:/wintools/groff/bin';と$grog_dir='c:/wintools/groff/lib/groff/grog';と2行訂正してから,コマンドプロンプトを立ち上げた。roff2pdfはエラーになるのだが,roffソースがfooというファイル名だとすると,roff2ps foo > foo.psとしてから(標準出力されるのでリダイレクトが必要),TeXLive2016のps2pdfを使って,ps2pdf foo.psとすると,無事にfoo.pdfができあがった(添え字など若干変なので,その辺りは手作業で修正が必要だが)。このやり方でroffで版下を作っていた5年分+Special Issueはpdf化できそうだが,大変な手間が掛かりそうだ。一度だけのことなので,バイトを雇わせてくれないだろうか?
- ああ,学会誌ページの方も全然進んでいないぞ。別の学会の仕事もできていないのに,気がつけばもう21:00を過ぎている。もう食材も尽きているのでスーパーで買い物して帰らないとなあ。
- 湊川公園のスーパーで食材を買い込み,終バス2本前で帰宅。買ったばかりのササミチーズカツをオリーブオイルをたっぷり引いたフライパンで両面加熱し,いかなご釘煮を載せたご飯と,トマトとキュウリのサラダと合わせて晩飯。がっつり食べ過ぎたか。学会誌ページの仕事を家でもやろうと思っていたが,風呂に入った後は眠すぎて断念。
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