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【第2001回】 原発を巡る幻惑(2026年1月26日)
- 名著『四大公害病―水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市公害』中公新書を書いた政野敦子さんがひらがな名前のまさのあつこ名義で公開してくれている『まさのあつこ 地味な取材ノート』の柏崎刈羽原発:衝撃ニュースと衝撃写真を東電が同日発表。重要なのは6号機制御棒ニュースを読むと、今回の柏崎刈羽原発の問題の本質がよく分かる。大変良い記事だと思う。地上波テレビはこのニュースを全然といって良いほど流してくれないが、ショーと化した選挙よりもニュースバリューは大きいのではないか。福島民友『【1月25日付社説】柏崎刈羽原発/安全優先の姿勢が見られぬ』も良い記事と思う。途中までしか公開されていないが東京新聞の記事や、朝日新聞の記事も出ている。
- ところで、最近、NUMOの地層処分のCFを地上波テレビで目にすることが増えた気がするが、環境・食品・産業衛生学講義の廃棄物と都市環境の回のところで朝日新聞記事、赤旗記事、日弁連アピール、地団協ブックレット内容紹介のリンクを上げて書いた通り、日本には適地がないので地層処分は無理というのが多くの地学専門家が合意するところだ。高レベル放射性廃棄物については、別の処分方法を開発するか、核分裂による原子力発電を止めることによって更なる生成を抑えるか、の二者択一だと思う。前者については、昔は高速増殖炉による再資源化が可能という幻想が流布されていたが、それもほぼ不可能であり、他国でも地層処分以外の良い方法が開発されていないという現状で、成功する見込みは極めて低い。となると、脱原発一択となるのが論理的帰結だろう。
- 政府が先頭に立って偏った情報をばら撒いていることによる幻惑の効果で、そこそこまともな思考力や判断力がある人でも、原発については認識の妥当性を欠くため、再稼働に賛成してしまう場合が少なくないように思う。
- この記事によると、LexRankSummarizerよりもLsaSummarizerの方がノイズに強いらしいので、この「鐵人三國誌」のように複数の脈絡のないトピックを含んでいる文章の要約には向いていると思われ、Blueskyへのリンク付きポスト生成ボタンに含める要約生成コードをそちらに修正した。そんなに劇的に改善するとも思えないが。
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