【第2051回】 講義とか書類づくりとか(2026年4月13日)
- 今日は名谷で院生対応と学部の講義2つ。もっとも、午前中はメール処理で終わってしまったが。
- 楽しみにしていた『サバ缶、宇宙へ行く』初回放送。終盤、JAXA側でも小浜側でもHACCPという言葉が繰り返され、宇宙食の衛生基準につながっていく展開は良かったが、もう少しHACCPの中身にも触れてほしかったかなあ。それは来週以降か? 少なくとも、Hazard Analysis and Critical Control Pointの略であることには触れても良かったのではないかと思うし、2000年以降が舞台なので1998年からHACCP支援法(何度か期間延長されたが、2021年6月1日の改正食品衛生法ですべての食品事業者に原則HACCPが義務付けられたので、2023年6月30日に失効している)が施行された後の話であり、サバ缶工場をもっている水産高校ではもう少し知られているべき話だと思う。ちなみに、もしこのドラマで初めてHACCPを知ったという方がいらしたら、理解を深めるために、米国食肉輸出連盟によるとてもシュールなYouTube動画(英語だけれども、簡単な英語なのでわかると思う)はお薦めである。
🦋 (list)
【第2050回】 ボロ負け(2026年4月11-12日)
- 土曜は在宅でJSPORTS 2の中継を見ながらメールの返事や講義準備をしていたが、佐藤輝明選手に2本のホームランを打たれるなどして、3-9でボロ負け。権藤さんが投手力がガタガタになったと解説しているが、木下捕手のリードにも責任の一端はあるのではないかなあ。打力がなくても加藤捕手にした方が勝てる気がする。
- が、日曜は髙橋宏斗投手と加藤匠馬捕手のバッテリーだったけれども、0-3で完封負けだった。今日は中継ぎ投手陣は頑張ったが、髙橋宏斗投手に集中打を浴びせて一気に3点を奪ったタイガースの中軸の破壊力がエグすぎ、相手の高橋遥人投手には付け入る隙がなかった。これは完全な力負けなので仕方ないが、金曜日はやりようによっては勝てた試合だったと思う。
- 今夜から始まる『GIFT』と明日から始まる『サバ缶、宇宙へ行く』は期待している。とくに後者はHACCPを正しく描いてくれたら嬉しい。
- WHO神戸センターは3月31日で予定通り閉鎖されたようだが、webサイトは(更新はされないが)今年いっぱいはアクセス可能とのこと。跡地はまあ、丹下健三が設計したIHDセンタービルにオフィスを賃貸で借りていたという形なので、9階に別のテナントが入るだけなのだろう。
- 『GIFT』は面白いし熱いのだが、研究者的に、ポスドクが立てたのがほぼ実証不可能な仮説(=反証不可能なのでポッパー的には経験科学として無価値)である点を批判しないまま公開の研究会で発表させてしまったのなら、所属研究室の教授の方が問題だと思ったり(それをしていたなら、会場であのツッコミが入っても対応を考えておけたはず。例えば検証が可能になる稀あるいは極限の条件を考えておくとか)、居酒屋でブラックホールについて死んだ惑星と言っていたのはどう考えてもおかしいし(恒星を惑星とは言い間違えないと思うので、何か裏の意味があるのかもしれない)、メモ用の手帳はコクヨのフィールドノートのような表紙が硬いものにすれば良いのに、などと末節が気になってしまって仕方がない。堤真一って1964年生まれで自分と同じ年齢だったのだなあ。挿入歌「一輪」の入るシーンが主人公(といってしまうと語弊があるか? 山田裕貴演じる、落ちぶれたチームのエースプレイヤー)の高校時代の事故直後の入院中のシーンだったのは完璧だな。MAYUの声の温かさが素晴らしく合う。
🦋 (list)
【第2049回】 eAPRIN(2026年4月10日)
- 研究の世界も性悪説に基づいて規制がかかるため、やらねばならないことが年々増える。eAPRINの受講コースも機会も増え、今回は安全保障と研究インテグリティについてオンライン受講しなくてはいけない。しかし確認テストの中にはテキストを読んだだけでは答えがわからない問題が出てくるので、テキストからリンクされている経産省の元資料にも目を通さねばならず、時間がかかって辛い。研究公正に関するシンガポール宣言に書かれている誠実性などは研究者として以前に人間として当然のことだと思うが、そこから外国からの関与への懸念を中心にした研究インテグリティのテキスト内容へはギャップがあると思う(国際共同研究におけるインテグリティとセキュリティのOECD報告書[JSTによる和訳]を読むと、兼業許可申請におけるCOI配慮の延長線上にあって自然な規制であるとは思うが、もっと簡略化できるのではないだろうか)。
- そもそも、世界中のすべての人が道徳次元4で性善説が通用する平和な社会であったら、こんなことはまったく必要ないはずだし、逆に悪事を働く人はこれに正解できても裏を掻いて違反するのだろうから、この研修には昔より厳しくなった規制を知らずに違反してしまうことを防止する意味しかない。それならば、コースの内容自体を詳細な個別事例よりも大枠を伝えるものにして、修了テストも規制を細かく問うのではなく根本的な原則がわかったかどうかを問うものにした方が良いと思うし、実用面では、各大学に安全保障とインテグリティの専門部署を設置し(ほとんどの大学には既にあると思う)、少しでも規制に引っかかりそうな可能性があれば、事前にその部署に確認してもらう、という形にした方が良いのではないか? まあ仕方がないので受講したけれども。
- アレルギーなのか風邪なのかわからないが、鼻水が出て集中できない。
- ドラゴンズもタイガースにクローザーの松山投手が打たれて3-5で逆転負けだったし、辛い日だった。
🦋 (list)
鐵人三國誌:テーマ別リスト | 鐵人三國誌:日付順リスト
▼前【2048】へ(六甲で講義(2026年4月9日))
🦋 = Cite and link each article to post bluesky, if you have logged in bluesky.
Written by Minato Nakazawa, Ph.D. | Notice to cite or link here | [TOP PAGE]