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2026年8月のラオス健康調査

Copyright (C) Minato NAKAZAWA, 2026. Last Update on 2026年8月15日 (土) at 21:16:53.

【第3日目】 調査開始(2026年8月12日水曜)

5:40頃、アラームが鳴る前に自然に目が覚めた。トイレを済ませ、メールチェックしてから出発。途中で朝食と昼食は買う予定。

フォー風の鶏肉ぶつ切り麺

結局、朝食は近所の店でベトナムのフォーみたいな米粉の麺と鶏肉のぶつ切りを煮たものに、無料でついてくる野菜を大量に入れて食べ、市場に行って昼食にする弁当としてソーセージと干し肉と蒸したもち米を買った。Mさんによると、村長との電話で手漕ぎボートでは難しいということになり、調査対象の村の隣村からエンジン付きのボートを借りて(1日100万キープ、つまり約7,000円とのことで、安くはないが背に腹は代えられない)行くことになった。

ボートの上でドロドロになった足を眺める

途中でローカルのヘルスボランティアのような方をピックアップして川岸に着くと、昨日より3メートルくらい水位が下がっていた。昨日見た船着き場にはエンジンボートは入れないようで、別の場所から乗ることになった。そこの足元がドロドロになっていて、サンダルでは滑るし足が沈むということで裸足になって踝より上まで泥まみれになりつつ乗船した。乗ってしまえばとくに問題はなく、荷物も含めて2往復で渡りきった。対岸の方が若干足場は良かった。

村長が集めておいてくれた人たちに現地語でMさんとヘルスボランティアの方が調査目的などを説明し、調査用具の設置場所と役割分担(インフォームドコンセントと質問紙をMさんとヘルスボランティアの方、ぼくは尿検査で、血圧測定と生体計測をすべてエマさんと丹羽さんが担当してくれたが、時間配分がそれぞれ同じくらいになったので、どこにも人流が滞らず効率的であった)と人の流れを大雑把に決めて調査開始。インフォームドコンセントをとるのにサインができない人が多く、拇印にするためのスタンプがなくて困ったが、いったん口頭で同意してもらってMさんとヘルスボランティアの方が記名し、拇印は明日もらうことになったという問題は生じたのと、尿中Na+が高濃度過ぎてppm単位では測れないサンプルがいくつもあって、機械のMEASボタンを何度か押すことでmV単位なら測れることがわかって良かったが一瞬冷や汗をかいたこともあったが、順調に調査は進み、昼までに24人の健診と質問紙調査を済ませた。当初は自分が尿検査の他に皮脂厚測定も掛け持ちしなくてはならないかと思っていたが、尿検査場所はちょっと離れたところにした方が良いという矛盾が悩ましかったが、さすがに医師だけあってエマさんの血圧測定とtricepsとsubscaplarの皮脂厚測定と腹囲測定の手際が良く、すべて任せてしまえて助かった。

昼食は買ってきた弁当に加え、野菜やきのこを辛いスープで煮たものと、まるで信州の根曲り竹のような小ぶりのタケノコを煮たものが村から提供され、これがまた美味であった。メチャクチャ辛いチリで作ったという香辛料と、味噌のような若干マイルドな香辛料の皿がついてきたので、タケノコをマイルドな方につけて食べたら本当に美味で、サバ缶を持ってきて一緒に煮込みたくなるほどであった(この感覚は信州人にしか通じないかもしれないが)。

午後は9人だったが、そこで前日に村長が声をかけておいた人は全員参加したそうで、14:00だったが今日は切り上げることにした。けれどもそれは正解で、往路と同じく苦労して(かつ、往路とは違う船着き場から)エンジンボートの2往復で車に辿り着いた頃から雨が降り始め、ホテルに着いた15:00過ぎには土砂降りであった。ズボンにも泥がついたりしていて、手洗いで洗濯する必要があったが、その後は今日のデータをPCに入力などしていたら18:00になったのでロビーに降りた。

Mさんが18:30に来たので一緒にいつものレストランに行って翌日の打ち合わせをしながら晩飯。今日は魚と野菜の鍋と空芯菜のニンニク唐辛子炒めにしたが、大変美味であった。

大人しくホテルの部屋に戻り、このメモを打ってからデータ入力の続き。だが疲れが出て、終わらないうちに眠ってしまいそうだ。

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Correspondence to: minato-nakazawa@people.kobe-u.ac.jp.

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