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【第514回】 日曜から火曜(2020年9月20-22日)
- 6:30に目が覚めた。78.20 kg。少し持ち直した。
- 今日は家で日本国際保健医療学会と日本人口学会の仕事をしている。いろいろ面倒だが仕方が無い。
- 再起動が必要なWindows Updateがかかった。これも面倒だが仕方が無い。明日は出勤して研究室のコンピュータもやらなくては。
- ドラゴンズは4-2でタイガースに勝った。
- 今日も晩飯は19:00より前に済ませた。
- 明けて月曜。今年は敬老の日で祝日(ハッピーマンデー法より前は毎年9月15日と決まっていたが,元々兵庫県多可町で農閑期で気候も過ごしやすいということで敬老会が催されたことが発祥だから,とくに9月15日に意味はなく,これはまあ,9月第3月曜でも良いような気はする。1964年10月10日の東京オリンピック開会式を記念して1966年からずっと10月10日だった体育の日が10月第二月曜にされてしまい,今年からスポーツの日と改名され,日程さえ7月にしてしまったという暴挙とは違う。日本は諸外国に比べると祝日が多すぎ,有給休暇が少ないので,海の日とか山の日みたいな,わけのわからない祝日まであるのは,そもそもどうかと思うが)。
- 8:00起床。77.75 kg,98%,36.8℃。
- たけしのその時カメラは回っていたという番組で,映像が戦争プロパガンダに使われた話の中で,メディアも抵抗していたと言っているが,これは,今の報道と称するものについても注意深く裏を読んでくれというメッセージなのだろうなあ。ただ,戦争プロパガンダについては,ここで触れたアンヌ・モレリ(永田千奈訳)『戦争プロパガンダ10の法則』草思社文庫にも触れて欲しいところ。番組を最初から見ていたわけではないので,もしかしたら触れたかもしれないが。同書はArthur Ponsonby "Falsehood in Wartime"の10項目をそれぞれ検討しているのだが,Ponsonbyの本はProject Gutenbergにあってテキストファイルとして全文入手できる。10法則についてざっと見たければ,Regan Gere "10 principles of propaganda"というTHE UNIONの記事が読みやすい。
- HAT神戸に行って,神戸フィルムフェスティバルの「ゲノムハザード」を見てきた。バイオネタとしてはちょっとリアリティがなさすぎたが,アクションものとしては楽しめた。
- 今日のプロ野球は,ドラゴンズはスワローズに危なげなく9-3で勝った。平田選手が昨日のヒーローインタビューで何か掴んだと言っていたが,今日も4打数4安打だったので,本当に復活したのかもしれない。ジャイアンツでいつの間にか一軍復帰していた直江投手が先発していて,4点リードの5回表ワンアウトから四死球2つで1,2塁となったところで交替とは,勝利投手の権利を得る直前でも代えてしまうという,原監督の冷徹に勝利に徹する采配に戦慄した。ライトゴロもあったので,初ヒットも初勝利も目前でお預けを食らっている感じだが,次回に期待したい。
- 火曜は8:00起床。78.05 kg,97%,36.4℃。
- 国勢調査オンラインから回答したが,システムとしては若干練れていないところがあるなあ。最後にパスワードを設定するのは何の意味があるのだろう? 10月1日現在で答えなくてはいけないことがあまり強調されていないように感じるので,9月末に転居予定の人が転居前住所で答えてしまうことがないのか気になる。9月24日から1週間の就業状況を答えなくてはいけないのは,10月1日までの1週間について尋ねられているわけだが,現時点では未来の話だから,何か突発的に状況が変わったらどうするのかも気になる(たぶん多くの人は放置するだろう)。10月1日までにCOVID-19新規確定患者報告が急増して警戒レベルが上がったら在宅勤務が増える可能性もあるわけだが,そこにも対応できない。というか,在宅勤務と通勤が半々であるような人も通勤状況の回答には困るだろう。なお,国籍をなぜ答えさせるのかという疑問がネット上で散見されるが,これはちゃんと理由がある。日本は国政選挙への参政権は日本国籍がある人にしか認めていないので,選挙の区割りの基礎資料には日本人のみの統計が必要だし,医療計画などその他の計画の基礎とするのは国籍によらない居住者数なので,国籍が日本かどうかという情報は必要なのだ。
- 東京新聞政治部のtweetで紹介されているように,複数の国の元首脳らが核兵器禁止条約批准を求めるアピールをしたというニュースが出ていたところ,マルタが批准したというニュース。発効まであと5ヶ国。スマホでKindle版を読んでいたので時間がかかったが漸く読了した海堂尊『フィデル出陣』の付録についていた,このtweetで触れられていた文章にあるように,唯一の被爆国でありながら米国の属国のような忖度により批准していない日本の態度は恥ずかしいと思う。なお,『ポーラー・スター』シリーズは最初2冊でチェ・ゲバラ,次2冊でフィデル・カストロ=ルスの若き日々を描き,この『フィデル出陣』の最後で漸く2人が出会い,いよいよ物語が佳境に入るので,次巻が楽しみ。このシリーズ,現地取材もかなり時間を掛けて,実際にチェ・ゲバラやフィデル・カストロ=ルスと行動をともにした人たちにインタビューをしたり,英語やスペイン語のものも含めて1800以上の参考文献を集めて読み込んだりすることで緻密な史実考証をした上で,作家的想像力を羽ばたかせてだろうと思うが,『老人と海』を書いた頃のヘミングウェイと若き日のフィデルが会ってゾクゾクするような会話をさせたりしているので,大変面白い。
- ハモネプのオンラインライブを視聴しながら国際保健医療学会の仕事をしていた。あまがさによる「夜桜お七」のカバーは音源化してくれたら買いたいくらい素晴らしかった。ゲストとして登場した(今年のハモネプは学生大会だったので,既に社会人である彼らには出場資格が無かった)Nagie Laneはすべて渋谷系(City Pop)カバーで来たなあ。カメラワークと画質と音質の良さがここで生きてきた(とtweetしたら,Nagie Laneの皆さんから「いいね」がついて驚いた)。国際保健医療学会仕事が終わってメール送信。
- ラボの仕事をやろうと思っていたが20:00を過ぎたので帰って晩飯にしないと。
- 今日のドラゴンズとスワローズの試合は3-0で勝ち。大野投手が完封したのは流石。
- 報道ステーションの最後の方で藤井風さんが特集された。「帰ろう」のMVも流れたので,人気が加速する気がする。YouTubeでのコメント数の多さだけではなく,海外からのコメントが多いことや,「帰ろう」を聴くと死生観に関わる個人的経験や哲学を語りたくなってしまうことや,「アダルトちびまる子さん」を聴くとショートショート作家になってしまうことや,多くの若手ミュージシャンにカバーされていること(とくにsinfoniaと竹渕慶さんのカバーは素晴らしい)に触れてくれれば尚良かったが。ふと気づいたが,「帰ろう」の心安らぐ美しい世界は半沢直樹的「やられたらやりかえす」覇権争いの世界とは真逆なんだな。鄭君の道徳次元でいうと,「帰ろう」は道徳次元4の世界だが,半沢直樹の世界は道徳次元2の人ばかり(せいぜい半沢夫妻が道徳次元3なくらい)。だが,どちらを幸せと感じるかは人によって違うのが難しいところ。
- 日本健康学会の抄録を仕上げて送信してから眠った。
(list)
▼前【513】(人口学会東日本部会にオンライン参加(2020年9月19日)
) ▲次【515】(名谷キャンパスへ出勤(2020年9月23日)
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