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【第657回】 スケジュールが詰まっている(2021年2月18日)
- 7:30起床。81.75 kg。本格的にヤバくなってきた。97%,35.8℃。
- 今日は10:30からオンラインで留学生委員会の会議,13:20からオンライン集中講義(国際保健医療論の5日目)のホスト,17:00からオンライン会議,18:30からオンラインゼミ,22:00からオンライン会議と予定が詰まっている。
- pxjahyperが2月13日付けで0.7に更新されていた。TeXLive2018を常用している場合,アップデートはどうしたら良いのだろう。
- 留学生委員会に出ていて,検疫とか出入国については外務省海外安全ホームページをポータルとして見ておくべきと思った。学生の相談窓口は所属部局の教務学生係に一本化されているという話が出たので,休日はどうするのか尋ねてみたら,居住地域あるいは厚労省の24時間対応窓口に相談し,平日になってから教務学生係に連絡という形になるとのことであった(部局ごとに緊急連絡網は用意しておくとしても)。大学のウェブサイトには帰国者接触者窓口に連絡が最初と書かれているので,教務学生係に一本化というのは,大学に関することに限り,ということだ。大学内に年中無休24時間対応の窓口を作るというのも現実問題として無理なので,仕方が無いところだろう。しかし夜間休日対応を含め,英語でマニュアルとして整備しなくてはいけないのではないか?
- 山本太郎さんの講義は時空間的な視野が広くて,この「国際保健医療論」という講義のスコープを広げてくださり素晴らしい(前半の講義内容は,このパワーポイントファイルとかなり重なっていた)。典拠となる文献情報が講義中に示されなかったので,ここに上げておくと,ハイチのコレラの起源については,Ivers LC, Walton DA, AJTMH, 2012とOrata FD et al. PLoS Pathogens, 2014。Lieban RWの健康定義は,『感染症と文明』でも引用されていたが,元々の1974年の本は入手が難しい気がするが,これが参考になる。農耕以前の感染症について,アマゾン先住民を調べたイェール大学の研究というのは,Francis L. Black (1992) Why did they die? Science, 258: 1739-40.だが,去年の8月のCurrent AnthropologyにBlackとNeelの言説を再検討する論文が出ている。Faroe諸島の麻疹についての1846年のPanumの研究はこれだが,麻疹のような感染症の存続には人口規模が決定的という話を理解するには,Rhodes and Anderson 1996が参考になる。後半の近代医学通史的なところからマイクロバイオームの擾乱がもたらす不適応の病へという展開はダイナミックで,簡単に文献を見つけることができない(というか,ちゃんと上げようとすると膨大なものになりそう)。
- 今回の質疑も面白かった。
- 検査の会議が終わってから帰途に就き,晩飯を食べてから在宅でオンラインミーティング。その後22:00からオセアニア学会のオンライン会議で,22:50頃終わったが疲れ果てた。
- 本文を読めていないのでどう使われているのかわからないが,Seizureという雑誌に2021年2月16日に掲載された論文でfmsbパッケージが引用されていた。
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