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【第1896回】 試験問題を完成させねば(2025年8月1-3日)
- もう8月。今日の夕方がデッドラインなので、まずは試験問題を完成させなくては。
- 経歴詐称疑惑で伊東市長が叩かれているが、居座った者勝ちになりそうなのは不健全だと思う。しかし辞職して選挙になったら立花孝志が乗り込んで混乱を激化させそうな気もするので、一長一短であろうなあ。この手の疑惑を司法が取り締まると、高市早苗氏とか小池百合子氏だけでなく、政治家の経歴詐称疑惑って多そうな気もするから、面倒なことになるのを恐れて手を出していないような気がする。(単なる感想であり、何の根拠もないが)
- しかし普通大学や大学院を修了するときに貰うのは学位記であって卒業証書ではないと思っていたが、両方兼ねていたり卒業証書が出るところもあるのか?
- ちなみに自分の場合は、学部と大学院修士課程は普通に修了して学位記を貰ったが、博士課程2年が終わるときに、4月から助手として働いてもらいたいので退学して論博を目指して欲しいという教授からのオファーを受けて博士課程は中退した。4年後に教授を紹介教員として博士論文を提出し、審査を経て無事に博士号を取得できたので問題はないし、あの頃は割と良くある話だった。神戸大学の保健学研究科では、助教でありながら博士後期の院生という身分の人が何人かいたので、着任したときは若干驚いた。
- デッドラインギリギリで来週月曜の試験問題を教務に提出できた。
- 『AMBITIOUS』を初めて聴いたときの感想で、「GravityもPlay the gameもLIFEもすべて名曲だったが、とくにLIFEはライブで聴いたら感動しそうな曲想。」と書いたが、AMBITIOUSツアーでは「LIFE」の歌唱はなかった。たぶん「PLANET」も『Break out of your bubble』のEPが去年11月に出たときが初出だが、ライブパフォーマンスはAMBITIOUSツアーまで待ったので、「LIFE」も幕張のvoiceまで待つ必要があるのかもしれない。ところで、一昨日公開されたonion0108さんの「LIFE」の解説は相変わらず素晴らしい言語化だと思う。
- これを見るだけでも、NETFLIX契約したくなってしまうなあ。
- 「雲の感触」の歌詞にある、「雲を掴むような話と笑われたっていいから」の「雲を掴むような」という比喩表現の初出は何なんだろう(この部分、ハーモニーの厚さも絶品だと思うが)。コトバンクの「精選版 日本国語大辞典」によると、遅くとも江戸時代の「雲(クモ)をつかむやうな事をあてにここまで参りました」(出典:人情本・春色辰巳園(1833‐35)四)の用法は現在と同じようだが。
- 今日のドラゴンズとカープの試合は、石伊捕手の冴えたリードに答えたマラー投手の絶妙なピッチングで無失点に抑えていたのに、なぜか球数も少ないのに交代させたことと、田中幹也選手が休養日なのかセカンドの守備がだいぶ落ちるのが響いて負けそう。緊急登板した栗林投手に対して送りバントでワンアウトを献上するというのもなあ。そのまま1-3で負け。
- 土曜日、藤井風「Love Like This」(Official MV)を見た。まるで20世紀のギャング映画みたいな映像だが、歌は紛れもなく藤井風(曲調は80年代シティ・ポップ的な懐かしい感じ)。永遠の愛、一生に一度の大恋愛、みたいなテーマだから、まったく違うアプローチもできたと思うが、この映像を見てしまうと、ある意味ストーリーが固定されてしまう、それくらい鮮烈な映像。9月に発売される『Prema』というサードアルバムからのシングルカット2曲目(1曲目は「Hachikō」、つまり「ハチ公」。小学生の頃からフォローしている高校生ピアニストハチコちゃんによるインストカバーが素晴らしかった。元々藤井風ファンであったハチコちゃんによる「ハチ公」のカバーという、まるで物語のような美しさ)とのこと。全編英語詞であることもあってか、あっという間に世界中からたくさんのリアクション動画が上がっている。
- で、ふと思った。リトグリも「Pop like a star」のMVを作れば良いのに。それ以上に、リトグリも全編英語詞のアカペラアルバムを出せば良いのに。半分くらいは洋楽カバーでも可。1曲目はThe Chordettesの名曲「Mister Sandman」か(再生回数は少ないがこの演奏も素晴らしい)、「天使にラブソングを2」版のPentatonixがカバーしたアレンジでの「Joyful, joyful」か、The Ronettesの「Be my baby」、が良いと思うが、Citizen Queen「Killing Me Softly」に真っ向勝負を挑んでみても良いと思う。振り付けありのダンスとかは一旦忘れて、全力で最高なアカペラ演奏をしてみて欲しいなあ、と思っているガオラーは少なくないと思う。
- 9月17日と18日にハイフレックスで性と生殖の生態学セミナーシリーズ第1回「数理人口学入門」が行われるとのこと。素晴らしい企画。
- ドジャースの試合での大谷選手の2打席目、まるでジャコビニ流星打法のようなヒットであった。もっとも、宇野球一は予めバットにヒビを入れておくという不正をしているので、大谷選手は結果的に折れたバットがボールと同じところに飛んでしまっただけなので、全然違うものではあるが。
- 小笠原慎之介投手、メジャー再昇格というニュースは嬉しい。リリーフ起用とのことだが、東海大相模のときはリリーフ登板もしていたから、意外に適性あるかもしれない。
- チームみらいの初登院報告動画が面白かった。議長と副議長を決める投票だけで1時間かかり、その間ただ待っていなければならないとか、委員会決めの抽選順位を決めるための抽選(これは確率論的にいえば、本当に無意味。この非復元抽出の問題の解説でも見れば、誰でも納得できるはず)とか、(少なくとも抽選順位決めの抽選は)たぶん単なる慣習だと思うので、チームみらいが変えてくれると後進のためになると思う。もっといえば、委員会には専門性があるわけだから、抽選よりも話し合って決めた方が合理的だとも思うが、まあ議席1の政党が提言しても、そういう抜本的改革は無理だと思われる。でも、抽選順位決めの抽選を廃止することなら反対する理由が何も無いのだから、知らせるだけで可能かもしれない。コメントに登院のパネルに触るよりマイナンバーカードを使った方が良いと書いていた方がいたが、議決も木札の代わりにマイナンバーカードを使えば時間短縮できるのではないか。投票や抽選はきわめて単純なアクションだし、ネットワーク対応させる必要がなくて議場内でのスタンドアロンで良いのだから、ノートPCとカードリーダを専用に買ったとしても50万円くらいでできるのでは? システムの信頼性を誰でも検証できるように、それをオープンソースで作れば済む話であるように思う(技術的には)。問題は、むしろ、それを議会が受け入れるかだな(かつては少数野党の強行採決への反対手段として成功したこともある牛歩戦術を無効にしてしまうことへの反発は大きいかもしれない。ただ、売上税法案を廃案にした際には有効に機能した野党の牛歩戦術も、最近はほとんどパフォーマンスにしかなっておらず強行採決されてしまっているし、少数意見が尊重される仕組みは別に考えるべきだと思う)。あと、最近は結構電子投票システムを市販している会社もあるから、オープンソースにしてしまうと民業圧迫になる可能性があることか。
- スタートアップ政党、という立場からすれば、不文律がたくさんあって、それを事務的に一律に提示する仕組みがないために、既成政党へのコネクションがなければ知る機会が乏しいという現状は、新規参入を阻むようなシステムになっているわけで、そのことを誰にでもわかるような素朴なエピソードとして可視化するのが主旨の動画としては間違っていないと思う。リベラルの歴戦の勇士と思われる方々からボコボコに叩かれているが(安野さんは素朴な意味で「郷に入っては郷に従いたい」と言っているわけだが、不文律を可視化して欲しいとか先例に従うだけで良いのかという問題提起自体が「郷」の慣習に反しているので、元々政治という「郷」にいる道徳次元2の方から見れば、喧嘩を売られているように感じるのかもしれない)。ぼくは以前から、議員はランダムサンプルで良いと思っているので、日本語はハイコンテキストだし不文律を踏まえることが重要な局面も多いのが日本の文化ではあるのだが、公的な場所では不文律はできうる限り明文化して周知した方が良いと思うし、最初に書いたように、チームみらいの動画は面白かった。
- didパッケージの開発者であるCallawayらによる入門文書では、論文にもなっている現実データを使った分析方法も示されている。これ、試してみて、日本語訳してテキストに入れておくべきかも。来年までには、ivregパッケージの使い方入門に載っている例もちゃんと試して、テキストに説明を追加しておくべきであろう。
- とりあえず、library(ivreg); data(SchoolingReturns); write.csv(SchoolingReturns, "SchoolingReturns.csv", row.names=FALSE)でSchoolingReturnsのデータをCSV形式で出力し、それをjamoviに読み込ませることは簡単にできた。ageが名義型になってしまうのを連続量に変換し、「使い方入門」ではsummary()で示されている記述統計量を出してみようと思って、jamoviの記述統計ではファクター型の変数の度数分布が出てこないことに気づいた。連続量とカテゴリ変数について別々に計算させる必要がある。次に「使い方入門」では、目的変数を対数変換、説明変数にpoly(,2)を使って変換した式を入れた線形回帰モデルを当てはめているのだが、jamoviではこれができないようだ。DATAのCOMPUTEでLN(wage)とすればwageの対数変換はできるが、poly(,2)ができない。これはRで変換してからCSV出力するしかないか。poly(experience, 2)[, 1]をpexper1、poly(experience, 2)[, 2]をpexper2、poly(age, 2)[, 1]をpage1、poly(age, 2)[, 2]をpage2としてから出力し直したところ、RegressionのLinear Regressionで以下の結果が得られて「使い方入門」と一致した。

- 次いで、ivregを指定通りにやってみようとしたが、下図の通りエラーが出てしまって表示できなかった。変数のダミー変数化ができないのかとも思って変換してみたが、それでも駄目だった。何か変換関数を呼び出そうとして失敗しているようなメッセージだが。

- 今日のドラゴンズは髙橋宏斗=加藤匠馬バッテリーが試合を支配していて、6-0で完勝といえよう。
- 今日の晩飯は、海藻スープ+キュウリとトマトともずくのサラダ+あさりとホタテとイワシの生姜醤油煮丼のねぎ添えにした。とても美味。飲み物はザクロジュースの炭酸割り。
- クイーンズランド大学からの訪問への対応に参加したときの記事が公開されていた。
- ふとテレビをつけたら、J:COMスタンダードに含まれている日本映画チャンネルで「女王の教室」の一挙放送をしていた。20年前は少年野球の監督とPTA会長をしながら新幹線通勤をしていて、今より忙しかったはずなのに、だいたい毎回子どもたちと一緒に見ていたなあ、と思い出した。しかしこれ、遊川脚本だったのか。志田未来をはじめとする子役たちの凄さに幻惑されて、当時はあまり気にならなかったが、今見ると無闇に煽りが多いというか、無理もかなりあるなあ。
- 日曜のドラゴンズはカープに1-2で負け。9回はともかく、8回は代走ではなくて、送りバントが上手い加藤匠馬選手を代打として出してきっちり送ってもらうか、あるいは土田龍空選手にはセーフティーバントを仕掛けさせた方が良いと思っていたが、悪い予感が当たってしまった。
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