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Little Glee Monster:Discography

最終更新:2021年6月13日(日)

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『放課後ハイファイブ』

メジャーデビュー作。4曲入り。表題作「放課後ハイファイブ」は等身大の元気さを前面に出した曲だが,決してそれだけではなく,日本人にはなかなかないグルーヴ感が凄い。

2曲目の「空は見ている」を歌いながらCupsをやっている動画がYou Tubeにアップロードされている。当時は気づかなかったが,ドラマ「問題のあるレストラン」でも,きゃりーぱみゅぱみゅがゲスト出演した最終回にレストランの客の役で出演し,きゃりーぱみゅぱみゅよりも上手くCupsをやっていたのだった。見た目はその辺にいそうなごく普通な感じの女子中高生なので,「問題のあるレストラン」ではまったく目に止まらなかった。しかし,歌い始めると最初の発声だけでその場の空気さえ変えてしまうような素晴らしいボーカリストの集まりであり,あの使い方は勿体なかった。10代の女性が6人もいると,なかなか名前は覚えられないのだが,リトグリは1人ずつ声にもビジュアルにも個性があり,だいたい立ち位置も同じ(左から,かれん,MAYU,芹奈,manaka,麻珠,アサヒ)なので,「好きだ。」で知ってから2ヶ月くらいで覚えてしまった。

3曲目の「ダイヤモンド」は典型的な応援ソングで元気が出る佳作。4曲目にJackson5の"I Want You Back"のカバーをもってきたのが渋い。最後にマイケルのパートを,半ば遊んでいるかのように自在に歌っているのは芹奈だと思うが,デビュー盤の時点でこのクォリティは恐ろしいほどだ。

『ガオガオオールスター/人生は一度きり』

入っている曲は予備校のCFに使われていた応援ソング「人生は一度きり」,ポケモン映画とタイアップしていて,着ぐるみで歌い踊るMVのインパクトが強くて一度見たら頭から離れない「ガオガオオールスター」,何とも格好いい"Brand New Me"に加えて,麻珠のソロで「君を今でも」の4曲。

「人生は一度きり」の歌詞は素晴らしい。CDやCFはアップテンポな歌唱なのだが,LIVEではスローテンポで入ることもあり,これがまた良い。

(2016年10月30日追記)「Brand New Me」のMVは,まるでKARAの「Pretty Girl」のMVのようで,リトグリは実はこういう感じでもいけるのかと思わせる。でも,リトグリの歌唱があれば,妙に凝ったMVを作るよりも,普通にライブ映像があれば十分なので,最近の「生演奏・生歌」のMVの路線は正しいと思う。

『青春フォトグラフ/Girls Be Free!』

表題曲の「青春フォトグラフ」は,JPop史上最高の卒業ソングだと思う。実際にどこかの高校で撮影したらしいMVも素晴らしい。

2曲目の「Girls Be Free!」も「青春フォトグラフ」と同様,自分を解放して好きに生きていいんだよという自己肯定感あふれる応援ソング。種ともこの「パンプスレースソング」,チャットモンチーの「とびうおのバタフライ」,KARAの「Girls Be Ambitious」の系譜に連なる佳作。3曲目「So Long Good Bye」と4曲目「SEASONS OF LOVE with K - Live version -」のような曲を聴くと,リトグリというグループが如何に上手いかがわかるし,ともかく圧倒される。

(2017年3月10日追記)大塚製薬カロリーメイトのキャンペーン「卒業メイト」の動画がYouTubeで公開された。意外にリトグリ自身も長く登場している青春フォトグラフバラードバージョンは素晴らしいMVになっていて,どこかの高校の卒業式で撮られたと思しき若さの結晶が光り輝いているオリジナルの青春フォトグラフMVとは別な良さがあった。どちらも最高。

『好きだ。/書きかけの未来』

2015年の夏から秋にかけてTBS系で金曜22:00に放映されていた『表参道高校合唱部!』というドラマの主題歌が「好きだ。」で,ストーリーも若い俳優陣の演技も素晴らしく,それ以上に合唱が素晴らしかったドラマでありながら,クライマックスで流れてきたこの曲は,それに決して負けていないどころか,クライマックスシーンをより盛り上げてくれた名曲であった。

YouTubeで検索してみると,ティーンエイジャーの女性ボーカルグループとして2014年にメジャーデビューしていて,カバーも含めてどの曲も素晴らしい歌唱力と表現力に圧倒されたので,アマゾンで買える4枚を一気に買ってしまい,ほぼ毎日聴くようになった。

このCDに入っている「HARMONY」のライブを聴くだけでも,ライブでのパフォーマンスの凄さがわかる。

(2017年3月10日追記)リトグリのプロデューサー,吉田雄生さんが東京工科大学で2015年10月にゲスト講義をした際のインタビュー記事を読んだ。「自分の中では、リトグリが売れなかったらこの仕事を辞めるつもりでいました。」という気概が凄い。プロデューサーが,「初めの頃は、ソロで売りたいとか、この中で一人でも売れればいいという思いもありましたけど、今は、例えばワン・ダイレクションみたいにこの6人じゃないと成立しないものができたかなと思っています。」というからには大丈夫だろう。この話が『好きだ。』の頃で,それからリトグリの6人は更に飛躍的な成長をして武道館を満員にするところまで行ってしまったわけだが,まるでPDCAサイクルのように螺旋状にステージアップさせていく戦略をとっているということだから,現在の段階では既に世界展開を戦略的に進めているはず。

『Colorful Monster』

満を持して2016年1月に発売されたファーストフルアルバム。最高としかいいようがない超傑作。発売と同時に購入してから春先までは,ほぼ毎日聴いていたが,「人生は一度きり」「書きかけの未来」「全力REAL LIFE」のような頑張るヒトへの応援ソングも素晴らしいし,「SAY!!!」「Lady Marmalade」みたいな格好いい曲も素晴らしいし(「SAY!!!」は聴けば聴くほど素晴らしい決意のうたでもある。You Tubeにアップロードされている,観客がほとんどいない,地方巡業みたいなところでの全力での歌唱は見ていて泣けるほど感動した),「Feel Me」のようなJazzyな曲まで歌いこなしてしまうのはまさに天才としかいいようがない(個々の上手さに加え,たぶんグループとしての猛練習の成果であろう完璧なハーモニーが素晴らしい)。

このところ通勤音楽はLittle Glee MonsterのColorful Monsterで,もちろんSAYとか書きかけの未来も含め,既に知っていた曲も名曲揃いなのだが,応援ソング系では全力REAL LIFEが素晴らしく,通勤中にこの曲になると元気が出る。とはいえ,このアルバムの白眉はCharaが作ってプロデュースしたFeel Meと思う。この曲はLittle Glee Monsterの音楽に新境地を切り開き,大人になっても素晴らしいボーカルグループであり続けることを確信させてくれた。(鵯記1208)。

4時間半余りの新幹線移動の間は,Little Glee MonsterのColorful Monsterを何度も聴きながらいろいろな論文査読をしている。これは素晴らしいアルバムだな。「永遠に」「Eyes to me」「ファイト!」といった名曲に,ゴスペラーズ,吉田美和,中島みゆきとは別の魅力を吹き込んでくれるリトグリの歌唱力は素晴らしい。もっとも,中島みゆきの「ファイト!」を聴き直してみようと思って『大吟醸』を聴いたら,これはこれで他には代えがたい良さがあることを再確認してしまったが(中島みゆきの「ファイト!」は,ちょっとラヴェルのボレロみたいな感じがする)。なお,「ファイト!」で歌われる川を遡っていく魚は,昔は何となくサケのイメージだったのだが,良く聴いてみると,冷たい水の中を震えながら遡っていく「痩せこけた魚」,かつ「小魚たちの群れキラキラと海の中国境を越えていく」なので,海から川を遡って成長するタイプ,つまり降河回遊するウナギとか,あるいは海水性両側回遊のスズキなのかと思い直した。ところが,ウナギは温かい水にしか棲まないから,やっぱりちょっとイメージが違うし,スズキもセイゴが遡上するときはもはや小魚でない感じだから,むしろ川で孵化するけれどもすぐ海に降って,5~6 cmに成長した後,春から初夏に温かい水を嫌って群れで川を遡るという,淡水性両側回遊のアユなのかもしれない。きっとそうなのだろう。なお,この辺の話は,前にも触れたが,塚本勝巳『大洋に一粒の卵を求めて:東大研究船、ウナギ一億年の謎に挑む』新潮文庫,ISBN 978-4-10-126006-8(Amazon | bk1 | e-hon)が抜群に面白い。(鵯記1219)。

『My Best Friend』

2016年5月に発売された。4曲入りミニアルバム的なバラエティに富んだ名盤。moraでハイレゾ版がダウンロード購入可能なことがわかり,ハイレゾ版も買ってFiio X3で通勤音楽として聴いているが,実に素晴らしい。

第一印象をメモしておく。それぞれまったく違う表情をみせる4曲と表題作インスト版の5曲入り。ヒャダイン詞曲のJOY以外はCFや番組タイアップで聴いたことがあるがフルコーラス聴いて新たな良さを発見した。

1曲目に入っている表題曲「My Best Friend」は本人たちも登場していて芹奈が妙にプロっぽいフォームでフックを掛けているボウリングシーンが印象的なラウンドワンのCFで使われている。既にYouTubeで公開されているショートバージョンのPVでのステップも印象的だが,高校生が同性の親友に向ける強い友情を実に楽しげに歌い上げた等身大の名曲と思う。これまでの曲でいえば「青春フォトグラフ」とか「放課後ハイファイブ」の系統。

2曲目の「Happy Gate」はソニー損保のCFで使われていて,既存の曲で言うとCupsをやっていた「空は見ている」が近い感じ。が,ソニー損保CFの使われ方ではこの曲の良さが10分の1も出ていないことがわかった。いい曲だ。

3曲目「Never Ending Dreamer」は春の甲子園のテーマ曲として使われていた,マイナーコードだがアップテンポで格好いい。歌詞は「書きかけの未来」とか「人生は一度きり」とか「全力REAL LIFE」と同様,未来に向かってgritするものだとはいえ,曲想はこれまでのLittle Glee Monsterにはなかった感じ。これを歌いこなす実力は凄いと思う。

4曲目が注目の「JOY」で,ヒャダイン作だから,ももクロに提供していたような,どちらかといえば奇を衒った感じの曲をもってくるのかと思ったら,全然そうではなくてコーラスグループ向けの王道というか,使われる音域が広くて,歌詞もリトグリ自身の気持ちにたぶん合った前向きなもので,ハーモニーを聴かせるところもあり,今後長く歌われる曲になるのではないかと思われた。そもそも「JOY」というタイトルの曲は,YUKIの「JOY」もSMAPの「Joy!!」(というか,作詞作曲が赤い公園の津野米咲なので,むしろ赤い公園がセルフカバーしてくれたらもっと名曲になると思うが)も名曲なので期待していたが,新しさよりも王道を狙ってしかもスタンダードとなりうる質の高さを見せてくれたのは想像を超えていた。

最後の5曲目に入っている「My Best Friend」のインストがまた良い。たぶんLittle Glee Monsterと同世代が多いと言われるファンがカラオケとして使うのにも重宝するのだろうが,インストの楽曲として聴くだけでも十分に楽しめる。というわけで,大満足の1枚だった。(鵯記1302

『私らしく生きてみたい/君のようになりたい』

2016年8月17日発売予定。関西人から「どっちやねん」とツッコミを入れて欲しいかのようなカップリングタイトルだが,たぶん「私らしく生きて」いれば,「君のようになりたい」と思って貰えるような存在になれるというストーリーなのだろう。「私らしく生きてみたい」はYouTubeで先行公開されている公式MVを見ればわかるように,ダンサブルで格好いい曲。作曲が亀田誠治,作詞がいしわたり淳治というJPop黄金コンビによる作品で,途中にいかにも亀田誠治らしいベースラインが入る。「君のようになりたい」はディズニー公式チャンネルでMVが公開されている,この夏のディズニー映画「ジャングル・ブック」のキャンペーンソングだが,まるで「SING SING SING」のようなイントロからニューオーリンズ風のビッグバンドジャズっぽさが全開で,この曲をこんなにもスウィング感たっぷりに歌ってしまえる高校生って凄いと思う。日本語版の詞はいしわたり淳治なのだが,このインタビュー記事によると英語版もレコーディングしているようで,どこかで英語版もダウンロード購入できるようにしてくれると嬉しい(映画のサントラ日本版のディスク2に入るという未確認情報を得たので,サントラも買ってしまうかも……と思っていたが,結局,この曲だけAmazon Musicでmp3をダウンロード購入した)。

初回限定盤A, B,通常盤と3種類が発売されるのだが,収録曲とDVDのコンテンツが違うので,初回限定盤AとBを両方予約してしまった。全部入りから少しずつ減らしたサブセットを別売りする形ならば全部入り1枚買えば済むのに。(2016年8月5日記)

8月18日に入手。Aは1曲目が「私らしく生きてみたい」,2曲目が「君のようになりたい」で,Bは1曲目が「君のようになりたい」,2曲目が「私らしく生きてみたい」と曲順が逆になっている。タイトル曲2曲は既に相当聴いているのでとくに新しい感動はないが,3曲目の「Summer Days」はまるでKaraの夏曲(「Go Go Summer」とか)か,Goosehouseの「オトノナルホウヘ→」か,キマグレンの「LIFE」のような雰囲気の,まさに「夏!」という感じのアップテンポな曲。A, Bで異なる4曲目はどちらもスローナンバーで,Aの「かかげた空へ」もBの「きっと大丈夫」も第一印象は似た感じで(どちらかといえば「かかげた空へ」の方がオリジナリティは高いと思うが),わりとありがちな応援ソングかなあ。青春映画のエンドロールで流れたら似合いそうな。決して悪い曲ではないのだが,敢えてリトグリが歌わなくてもいいのではないか。これならむしろ「君のようになりたい」のアカペラ版と英語版でも入れてくれた方が良かったと思う。5曲目のインストもAとBで違う曲が入っていて,それぞれ1曲目のインスト版が5曲目になっている。DVDは,Aが「私らしく生きてみたい」のMVとそのメイキング,Bが「人生は一度きり」と「小さな恋が、終わった」の2015年11月29日のライブパフォーマンスであった。

映画ジャングル・ブックのキャンペーンで「君のようになりたい」を一緒に歌って踊ろうという企画が行われていて,たくさんの動画がYouTubeにアップロードされている(締切が8月14日だったようだ)。いくつか見た中では,甲府第一高校のアカペラは凄いと思う。タップダンスも面白い。AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を世界のJICA事務局が踊ったときみたいなノリの109シネマズスタッフの動画もあったが,たぶんこれは選考対象外だろうなあ。(追記:ここに書いた3つのグループはどれも何かの賞を貰ったようだ)

テレビを付けたらちょうどLittle Glee Monsterが「君のようになりたい」を歌っていたが,出だしのSing Sing Singのようなコーラスアレンジは,さすがBROAD6のというかINSPi圭介氏。今日公開されたYouTubeのビッグバンドジャズをバックにバーで演っている体の【生歌・生演奏】版も良いが,それ以上に凄いパフォーマンスだった。(2016年8月19日の鵯記より)

『はじまりのうた』(2016年11月9日発売,Amazonで予約していたので8日入手)

新作のタイトルが「はじまりのうた」であることがわかった。これまでの作品の売り上げ枚数よりも少ない限定販売というマーケティング戦略は間違っていると思うが,タイトルだけでも期待してしまう。カップリングの「Magic snow」はYouTubeで聴いたことがあるがいい曲だし,『Colorful Monster』に入っているChara作の「Feel Me」のライブバージョンが収録されているのも嬉しい。買えなかったファンのために,Sony Musicはせめて通常版も出すべき。Sony Musicは(というよりもgr8!recordsレーベルは,というべきか)こういう妙なマーケティング戦略をGoose houseでもやっていて,『Phrase #5 この指とまれ』と『Phrase #6 サクラへ』をmoraとiTunesでの配信のみで販売し,未だに彼らのアルバムには収録されていない。ぼくは,2015年に出た『アイのうた2』というリミックス・コンピレーションアルバムシリーズの,mixed by DJ FUMI★YEAH!の方に「この指とまれ」が,mixed by Q;indivi+の方に「サクラへ」が収録されたので,それだけのために2枚とも購入してしまったが,若いファンはそんな買い方はできないだろうから,やっぱりファンの方を向いていないマーケティング戦略と思う。リトグリもグースも他が真似できない凄い実力があるのだから,妙にCDの売り方に凝るよりも,良い楽曲を作って全世界向けの露出を増やす努力をするだけで良いと思うのだが。(2016年10月8日の鵯記より)

School of Lockでリトグリの「はじまりのうた」が初オンエア(この数日,LINE BLOGでメンバーそれぞれの歌の「はじまり」が語られ,満を持したタイミングで)された。「私らしく生きてみたい」に続き,いしわたり淳治+亀田誠治コンビの曲(10月30日訂正:どこかのサイトに書かれていたのでそう信じていたが,ガセネタだった模様。作詞家本人からのtweetによってわかったが,正しくは「好きだ。」や「Never ending dreamer」を作詞された)前田甘露さんの作詞による曲で,絆をテーマにしているということだが,普通に聴くと,何らかの意味でハードルを越えて関係性が変わった2人の「はじまり」のうたのように思える。(武道館向けの曲なのだとは思うし,そう思って聴くと良い曲なのだが)もう少し抽象度の高い歌詞の方が想像を働かせる余地が大きくて良かったかもしれない。もちろん,相変わらずリトグリの歌唱,とくに複雑なハーモニーは唯一無二で素晴らしいのだが,曲としては個人的にはあまりピンと来なくて,カップリングの「Magic snow」の方が傑作と思う(何回も聴くうちに感想は変わるかもしれないが)。「はじまりのうた」というテーマは素晴らしいので(フジファブリックや大橋卓弥の同タイトルの作品も良かった),制作サイドは守りに入らず,新しい作詞・作曲コンビを起用して欲しかった。

個人的には高橋久美子(元チャットモンチー)に作詞,津野米咲(赤い公園)に作曲を依頼したら,傑作が出来ると思うんだがな。変わったマーケティング戦略よりも,何よりもいい作品を作りさえすればリトグリは世界に通用すると思うので,そっちで攻めて欲しい。(【鵯記1423】より)『はじまりのうた』と『Little Glee Monster』のジャケット

発売1日前に届いた『はじまりのうた』はmanakaカラーの紫で,連番は08935だった。早速聴くと,「はじまりのうた」も「Magic Snow」も期待通りに良かったが,3曲目に入っていた「Feel Me」のZepp DiverCityでのライブ演奏がめちゃくちゃに良かった。(【鵯記1444】より)

6:00に「Happy Gate」で起床。これはこれで気分の良い目覚めが得られるのだが,明日から「はじまりのうた」にするつもり。「はじまりのうた」といえば,思った通り,moraで『はじまりのうた』ハイレゾ版の配信が始まった。1万枚限定CDが買えなかった人や,高音質の音源で聴きたい人は,他の配信よりこれを買うのがいいと思う。ぼくは限定CDを買ったけれども,試聴すると,どうしてもCDよりもハイレゾ音源の方が音の厚みと奥行きが深い気がして,これも欲しくなってしまう。ちなみに,YouTubeでのMV (Short ver.)も今日から公開。(【鵯記1445】より)

『Little Glee Monster』(2016年11月9日発売,Amazonで予約していたので8日入手)

メジャーデビュー前に限定販売されたアルバムの再発。ただし内容はソロ曲がフルコーラスになるなど一部変わっているらしい。

これも発売1日前に届いた『Little Glee Monster』。リッピングしてAXON MINIに入れたのを聴きながら湊川公園廻りで帰宅した。1曲目「What time is it」はオリジナルのHigh School Musical 2版がYouTubeにあって,これは映像も含めて実に楽しそうで良いけれども,ハーモニーの緻密さはリトグリの方が優れているように思った。2曲目「能動的三分間」,3曲目「女々しくて」は,オリジナルでは気づかなかった曲の良さが引き立つ素晴らしい歌唱。こんなにいい曲だとは思わなかった。4曲目「If I Ain't Got You」はスローテンポなAORっぽい(って死語か?)曲で,この手の曲を集めたカバーアルバムを作ったら,それだけで世界制覇できるんじゃないかと思わせる名演。なんでこんなに味のある歌い方ができるのだろう。

5曲目「果てなく続くストーリー」はYouTubeに載っているライブ動画と同じ,(芹奈とmanakaをリードに据えた)パート割りだと思うが歌唱は違っていて,このCD版の方があっさりした感じで,その分,透明感を強く感じる。これはこれで良いなあ。6曲目「あとひとつ」は東京ドームで歌った動画が公開されているアカペラマッシュアップ応援ソングにも入っているが,こうやってフルコーラス聴かせてくれるとしみじみ青春時代の夕焼けのグラウンド感に浸れて実に良い。7曲目「HARMONY」は『好きだ。』にライブ版が入っていたし,『Colorful Monster』にも入っていたので,ある意味聞き慣れている曲だが,安定の良さであった。

8曲目から13曲目までは,2枚目のCDにラジオ放送版(3年前のSCHOOL OF LOCKで,デビュー曲のリードボーカルを決めるオーディションとして企画されたものだったらしい。当時,あまちゃん能年玲奈担当の「ガールズロック」だけ聴いていたが,この企画は知らなかった)が入っているメンバー1人ずつのソロ曲で,さかいゆうがAbemaTVで評していたように,6人ともソロシンガーとしても実に上手くて聴かせるのだけれども(もちろん,これもさかいゆうが語っていた通り,6人の声が合わさったときのハーモニーは奇跡的に素晴らしいのだけれども),中でも「こんなに上手かったのか」と改めて感じ入ったのは,最後に入っているかれんの「キスして抱きしめて」であった。あまりにも軽やかに始まり,展開部ではグルーヴ感が醸し出された圧巻の歌唱だった。(【鵯記1444】より)

(2018年8月15日追記)これ,AmazonなどではもうCDは買えない。ストリーミングやmp3では(moraのAAC版も同じだが),disk2が入っていない。グランジの2人と当時中学生で13~15歳だったリトグリ6人(当然,麻珠もまだいた)の会話が秀逸で(「芹奈はカリフォルニア生まれってことでいいんだよね」とか「manakaはとりあえず次の選挙出よう」とか,リトグリの歌唱や語りに対して物凄く的確なボケをかますグランジと,ツッコミまたは真面目に返す他メンバーに対してたぶん無意識にボケ返すアサヒの対照が素晴らしい),disk2の存在はとても重要なので,もし入手できるなら配信音源ではなくCDを買う方がお薦め。少し検索してみたら,SONY MUSIC SHOPではまだ買えそうな気もする。

『Joyful Monster』(2017年1月6日発売)

武道館ライブの2日前に発売されるというメジャーセカンドアルバム(上述の『Little Glee Monster』もアルバムだが,メジャーデビュー前に発売されたものの再発だからメジャーアルバムとして数えないことにすれば,だが)。(1)マフラー付き完全生産限定版,(2)ライブDVD付き初回生産限定盤,(3)カバーCD付きの初回仕様限定版(Amazonでは通常版となっていたが),(4)期間生産限定版,の4種類が販売予定で,当初(3)のみ買おうと思ったが,メジャーデビュー2周年を記念して行われた2016年10月29日のAbemaTVのライブ配信の最後に流れた,野音での「好きだ。」のライブ映像が(2)に入っていると聞いてしまっては,(2)(3)の両方買わざるを得ないか。カバーCDの曲がmoraなどで配信されるなら(2)だけ買えば良いのだが……。

10月30日にAmazonで上記(2)(3)を予約してしまった。

12月13日に,このアルバムに収録される「Hop Step Jump!」のHeadphone Dance Movieが公開された。とてもポップで,今流行の「恋ダンス」的なダンスを前面に出した動画はマーケティング的には悪くないのかもしれないが,個人的にはリトグリしかできない生歌生演奏のライブ動画の方が魅力を感じるなあ。なお,このMVのエンディングでポーズをとって揺れているのは,モー娘。の「恋愛レボリューション21」のエンディングを思い出させるからか,何となくレトロな感じがした。

2017年1月5日に届いた『Joyful Monster』はシングル先行していた既知の曲も,既発表曲の別テイクや新録音(「君のようになりたい」のAlbum ver.は,夏にMステでやった凄い迫力のパフォーマンスと同じアレンジと思う)も,新作も含めて素晴らしいできだった。全編英語詞の「Catch me if you can」は素直に聴けば「捕まえられるものなら捕まえてごらん」と誘っている男女のラブゲームの歌で,リトグリの年齢では若干背伸びしている感じはあるけれども,臆せず歌いこなしているのは凄いと思う。ラストが「JOY」というのも良い構成で,曲順まで考え抜いて作ったのだろうと思われた。初回限定盤についてきた日比谷野音のライブDVDも素晴らしかったし(願わくば,いつかライブをフル収録したBlu-rayを出して欲しいが),通常盤のカバーCDも素晴らしくて「何度でも」や「たしかなこと」も組合せが変わるとこんなに変わるかと思うほど新しい魅力が出ていた(「たしかなこと」がこんなにいい曲だというのは,新たな発見だった)。傑作としかいいようがない。

2017年1月11日現在,既にカバーCDまで通して聴くのを既に10周くらいしたと思うが,何度聞いても良い。「Hop Step Jump!」は歌詞も含めて気持ちを上げてくれるが,「Don't Worry Be Happy」も良いなあ。リトグリが得意とするチアソングの決定版と言っても良いかもしれない。いや全部が素晴らしいが。

moraのハイレゾ版には本編とカバーCDの全19曲が入っているので,野音のライブDVDが付いている初回限定盤と合わせて買うのは,通常盤で無くmoraのハイレゾ版が正解と思う。「はじまりのうた」「My Best Friend」「春夏秋冬」「私らしく生きてみたい」「Hop Step Jump!」「Catch me if you can」「君のようになりたい -Album ver.-」「Don't worry Be Happy」「Happy Gate」「青春フォトグラフ -Ballad ver.-」「オレンジ」「会いにゆく」「好きだ。 -Studio Live ver.-」「JOY」までが通常盤CD1の曲なので,ハイレゾ版でも「One more time, One more chance」「何度でも」「たしかなこと」「CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU」「SEASONS OF LOVE -Live on 2016.09.11-」はフォルダを分けて再生した方がCD1の構成の妙は楽しめると思う。

『Little Glee Monster Live in 武道館 ~はじまりのうた~』

2017年4月5日発売。DVDとBlu-rayそれぞれ通常盤と初回盤が発売されるが,Blu-ray初回盤をタワレコオンラインで予約購入した。

数多のファンサイトや音楽メディアのレポートによると,それはそれは素晴らしいライブだったようなので(Wowowで流れた番組は録画してあるはずなのだが,随分端折ったものだったようだ),届くのが楽しみだ。

4月5日に届いたが,忙しすぎて開封は4月7日。ちらっと再生したら,オープニングから1曲目だけでも聴き入ってしまい,仕事をしながら流すのは無理だと確信したので泣く泣く再生中断。明日の午後までお預けだな。(と書いてから2週間近く経つが,未だに落ち着いて再生する暇が無い)

『だから、ひとりじゃない』

2017年5月31日発売予定。アニメの「ぼくのヒーローアカデミア」のエンディングテーマとして既に流れていたが,4月28日のミニライブで初めて生歌が披露され(リンク先はリアルサウンドの記事),同時に発売日と発売形態がわかった。各種通販サイトでも予約が始まったので,すぐにCD+DVD版をAmazonで予約注文した。

タイトル曲はアニメの内容にもマッチした応援ソングだが,麻珠の無期限活動停止直後というタイミングから考えると,麻珠への応援ソングのような気もする。カップリングの中では,5月の武道館公演にサポートアクトとして参加することが決まっているEarth, Wind and Fireの代表曲の一つである"September"のカバーが入っているのが楽しみ。個人的にはアカペラ希望だが,おそらくイントロのギターと途中から入ってくるホーンセクションが印象的な曲だから,たぶん伴奏は付くだろう。でも,できるだけ伴奏は控えめにして欲しい。テレビ番組でゆずの「夏色」をカバーしたときのような,ギター1本とかどうだろうか。

5月11日にショートバージョンMVが公開された。芹奈の無伴奏独唱に始まり,ゾンビとか早着替えみたいなUSJでの凝った演出を絡めた映像。しかもロングショットが多いが凄い長回しで,サビからはダンスも合わせるという高度なことをやっている。曲も良いし,5人になっても超絶ハーモニーは健在だし,ソロ部分の声の魅力も増しているように思う。MVとしては「好きだ。」「My Best Friend」の派生形か。個人的には「君のようになりたい」とか「小さな恋が、終わった」のような生歌で,アドリブで音楽に乗って身体を動かしているような感じの方が好きなんだが(もっと言ってしまえば,「全力REAL LIFE」みたいにライブ映像をそのまま公開してくれるのがベストかもしれない)。ハーモニーは各人がバラバラのことをしているのに全体としてみると調和が取れていることが大事なので,例えばKARAが「ミスター」のMVの「ララララララ,ララララララ,ララララララ」の部分でやっているような,一人一人違うのだけれども全体でみると調和が取れているダンスの域までいけば良いのだけれど,たぶん相当に難しいのでKARAでさえダンスの多くはユニゾンであった。そういうユニゾンのダンスは服装まで揃えたアイドルグループが散々やっているので,リトグリがやらなくてもいいのではないか。気持ちに任せてアドリブで踊る方が好感がもてる。何より,元々リトグリは歌声だけで心に爪痕を残すことを目標にしていたはずで,ちゃんと振り付けしてダンスも合わせるというのは何か違うような気がする(麻珠が無期限活動休止した件も,最近ビジュアルやダンスの比重が増してきたことが理由の1つなのではないか?)。もちろん芹奈やかれんのダンスの切れ味をみると,それを生かしたくなるのもわかるのだけれども,NHKの企画で東北地方でやったライブで「家に帰ろう」の出だし「町を見おろして」の部分で芹奈だけが手を目の上に当てて左右に動かして「見おろす」を表現したような,アドリブ的なダンスの方が,練習を重ねたユニゾンのダンスよりもリトグリの魅力は増すのだ(と思う人もいる)ということをスタッフに知っておいて欲しい(もちろん,現在のファンへのマーケティング戦略としてダンスや派手な演出の方が訴求するというプロの判断なのだろうから,単なるファンの素人がどうこう言っても仕方ないのだが)。

発売日前夜のこと。ふと思い立って,日付が変わってからmoraを見たら,ハイレゾ版がダウンロード購入可能になっていた。上述の通りAmazonで初回限定盤を予約購入しているので明日には届くはずだが,衝動的に買ってしまった。早速TuneBrowserを起動し,DynabookにUSB接続したSoundBlaster E5ファームウェアアップデートは知らなかった。後でやらねば)からBoseのCompanion2 Series IIIに出力して聴いてみた第一印象。表題曲「だから、ひとりじゃない」はUSJとタイアップしたMVもフックするし,アニメのエンディングテーマにもなっているし,現在のリトグリがおかれている状況にも重なるし,元気が出ると同時に泣ける佳作。「幸せのかけら」はラジオで初めて流れたときにも思ったが名曲。MAYUの入りだけで泣ける。伴奏が基本的にほとんどピアノなので合唱曲っぽいのもツボだった(終バスの窓から景色を見ながら聴くと「この広い世界の中,私の探しものは,一人では見つけられない見えないものばかりで」というフレーズが凄くしっくりくる)。「Go My Way!」は「だから、ひとりじゃない」と意味的に対をなす佳曲。曲調はモータウンっぽくどこかレトロなんだが,そこが格好いい。Earth, Wind & Fireの「SEPTEMBER」のカバーはアカペラのコーラスから始まり,誰か(アサヒ?)の中音域のフェイクに続いて,"Do you remember"と入る(たぶん)manakaの低音があまりにも格好良くて(でも,何度も聴いているうちに,フェイクからDo you remember ,,, clouds awayまで全部かれんのような気もしてきた。"Our hearts were ringing ..."はmanakaだと思うが),それだけで持って行かれるが,"Now December"からの(たぶん)かれんのシャウトも格好いいし,繰り返されるコーラスの基調となっている(たぶん)MAYUのファルセットも良いし,終盤の芹奈の(?)ハイトーンなフェイクも良くて,何度聴いても新たな発見がある素晴らしいパフォーマンス(パート割りは,そう聞こえたというだけなので,あまり,いや全然自信ないが)。つまりは名盤といえよう。あとリトグリといえば,このモデルプレスのインタビューを読むと,メンバーがお互いにrespectし合っている感じが良くわかる。既に史上最高レベルのボーカルグループなのだが,どこまで成長するのか追いかけてみたい。

発売日にAmazonから『だから、ひとりじゃない』の初回限定盤が届いた。音楽自体は既にmoraでハイレゾ版をダウンロード購入していて,今日はずっとそれをリピートして聴いているのでCDは再生する必要が無いが,封入されている小冊子を見てみた。フォトジェニックな写真が印刷されているのは作りとしてアイドルっぽいが,それで喜ぶ若いファンも多いだろうから,それはそれで良い。少し残念だったのは,コーラスアレンジを誰がやったのかがクレジットされていないことと,SEPTEMBERの歌詞が載っていなかったこと。SEPTEMBERの歌詞は何か載せられない事情があったのだろうか? 個人的には写真よりもパート譜を付けてくれた方が100倍良いのだが,それはそれだけで売り物になるだろうからサービスとしては無理か。

『明日へ』

2017年9月13日発売のシングル盤。初回限定盤を予約購入してあるが,9月13日になった瞬間にmoraでハイレゾ版のダウンロード販売が始まったので,そちらも買ってしまった。

初めてメンバーが作詞したという表題曲「明日へ」,カップリング2曲「COLORS」「SAY (Studio live version)」と「明日へ」のインストバージョンからなる構成で,「明日へ」と「COLORS」が,ある意味で対照的な曲調なので,バランスが良くて何度でも繰り返して聴ける。

バスの中でAXON MINIにコピーした表題曲「明日へ」をステレオイヤホンで聴いたら,スピーカーで聴いたときとは明らかに印象が変わったので驚いた。これまで,ラジオでのオンエアやYouTubeで公開されたショートバージョンのMVなどを聴いていて,2回目の転調後(アサヒが「はねかえすー」と歌った後,ハモりで「こーえるよ」と入るところから)の楽器演奏の音がバランス的に大きすぎるので,もっとボーカルがクリアに聞こえるバランスにできなかったのかと不満だった(もっといえば,アカペラの方が良かったのでは? と思っていた)し,ダウンロードしたばかりのFLAC版をPCからSound Blaster E5にUSB出力してBoseのスピーカーで聴いても同じ印象だったのだが,イヤホンで聴くと意外にも伴奏が邪魔にならないレベルのバランスになっているのだった。そういうことかと納得したが,それでもやはり,「明日へ」はアカペラか,ピアノ伴奏だけとかのシンプルな構成で聴きたい。ミックスダウンの過程で作れるはずだから,インストバージョンよりもアカペラバージョンを入れて欲しかったところ。ああ,でも,伴奏ありでの音声パートと,最初からアカペラでやるのとでは,編曲もパート割りも変わるだろうからダメか。

メンバー全員のアイディアを聴いてmanakaがまとめたという歌詞がまた凄い。リトグリというグループがこれまでの日本のポップスシーンにはなかった(近い発想で才能ある若者を集めたプロジェクトがこれまで皆無だったわけではないが,構想に見合った素材と努力が集まって実力を蓄えたグループは史上初と思う)挑戦をしているので,すべてを歌に賭けて世界で勝つために努力している本人たちの気持ちが実感を伴った詩的な言葉に表されていて,その志の深さに圧倒される。中でも詩的表現として最も唸らされたのは,「明日へ走る鼓動は溶けやしないさ」であった。ラジオで声だけ聴いたときは「鼓動はとけやしないさ」の「とける」が「溶ける」なのか「解ける」なのか「融ける」なのかわからず(または「鼓動」じゃなくて「行動」? とか),「鼓動」は「魔法」と音韻が似ているから,「解ける」かなあという見当外れの推測をしてしまったが,MV (Short Version)の冒頭,書き文字で歌詞が表示されて「溶ける」であることがわかり,さらに想像が広がった。「溶ける」は,普通,固まりがバラバラになって液体の中に混ざって見えなくなることを意味するので,たぶんリトグリという固い意思をもった自分たちの志を鼓動と表現し,自分たちが未来に向かって全力で努力を続けて(走り続けて)いる限り,それがバラバラになって世間に埋没することはない,という決意表明なのだろう。凡百の詞の書き手ならば「鼓動は止まりゃしないさ」としそうなところ,敢えて「溶けやしないさ」としたセンスは凄いと思う。

2曲目の「COLORS」は「Brand New Day」や「Girls Be Free!」系統のキラキラした曲だが,込められたメッセージが一番近いのは「HARMONY」かな。有名な曲でいえば,SMAPの「世界に一つだけの花」と似ているけれども,「HARMONY」や「COLORS」(や,Goosehouseの超名盤『Soundtrack』に入っている「Good Morning」――実は毎朝の目覚まし音楽にしている――)は,たんに個性が大事というだけではなくて,いろいろな違うパーツがあるからこそ世界はこんなに多様で美しく成り立っているという意味での全体の中での個の生かし方というか,個の存在意義のようなことまで考えさせてくれる詞が素晴らしい。3曲目は「SAY」のStudio Live版で,5人での「SAY」のライブ音源として発売されたのは初めてと思うが,6人のときとはパート割りやバランスが違うのはもちろんだが,一人一人の声が成長していて新たな感動が得られた。これは暫くリピート再生だな。

なお,発売日の9月13日の18:00から行われるリリースイベントはLINE LIVEで生中継されるそうだ。最近LINEのアカウントをPHSだったAQUOS PHONE esからOCNのSIMカードを挿したAXON MINIに変えたので,AXON MINIで視聴した。回線が今ひとつだったので,時々接続し直す必要があったが,素晴らしいパフォーマンスだった。

その後「明日へ」を何度も聴いていて,「プロフェッショナル仕事の流儀」「プロジェクトX」「情熱大陸」のような,目標に向かって何度も挫折しながら足掻くドキュメンタリーに合うだろうなあと思った。「プロフェッショナル」はスガシカオ,「情熱大陸」は葉加瀬太郎の曲があまりに耳に馴染みすぎていてダメだが,「プロジェクトX」なら,もちろん中島みゆき「地上の星」なのだが,リトグリの「明日へ」でもあまり違和感ないような気がする。クライマックスシーンで芹奈の落ちサビの「ボロボロの~」でも流れてきたら感涙必至であろう。というわけで,TBS系で放映されている人気ドラマ『陸王』の最後のクライマックスシーンでも「明日へ」を流してくれたらぴったりだと思う。第6回までのところ,毎回流れている「Jupiter」と1回だけ流れた中島みゆき「糸」のカバーだけ使われているが,「明日へ」は合うと思う。

ふとYouTubeで女声三部合唱版があるのを見つけた。これはお手本となるための歌唱らしいので,気持ちや色がほとんどない透明な感じで,リトグリの歌唱の方が感動するのは当然だが,Nコンとかで中学生や高校生が自由曲に選んでやってくれたら感動するかもしれない。それくらい良い歌詞だしメロディも良い。

『OVER/ヒカルカケラ』

2017年10月25日,テレビをつけたらリトグリが「OVER」を歌っていた。相変わらずの凄いハーモニーはもちろんだが,芹奈の声の変幻自在さが増していて,強く声を張ったときの格好良さが何とも言えなかったのと,manakaの落ちサビ(って初めてではなかろうか)に痺れた。勢いでHistory of popsを見直したら,「銀河鉄道999」や「恋のダイヤル6700」も勿論良かったが,キャンディーズの「微笑み返し」をかれん,芹奈,MAYUでカバーしたのと,ピンクレディーの「UFO」をmanakaとアサヒ,「ペッパー警部」をかれんと芹奈がカバーしたのを聴くと,原曲よりも声が大人で歌唱の完成度が高く(もちろん,ピンクレディーもキャンディーズもアイドルだったので,ハイヒールで踊りながらあのパフォーマンスを実現していたのは驚異だし,ハモりの安定度はアイドルとしては破格に凄かったと思うが),これらが良い曲だったことを再発見した。キャンディーズはベスト盤をもっているのだが,そういえばピンクレディーって音源をもっていないなあとmoraを検索してみたら,ピンクレディー「阿久悠作品集」ハイレゾ版というものが売られていた。試聴してみると,ピンクレディーってこんなに若い声だったのかと驚くが,あの当時の阿久悠の作詞のオリジナリティは凄いと思うし,メロディがまた良いんだな。これは買ってしまうかも。

リトグリの新作はいわゆる両A面で,アニメ「BORUTO」の主題歌になっている「OVER」と,スガシカオに書いて貰った「ヒカルカケラ」なのだが,後者は,YouTubeでのソロ歌唱再生回数競争の勝者として麻珠が歌った「君を今でも」が『ガオガオオールスター/人生は一度きり』に収録されたとき以来久々のメインパートが一人の曲。ほぼ芹奈のソロで,他のメンバーはハモりに専念しているのだが,交互にメインを取るよりもこの形式の方がハモり自体の完成度は上がるな。この曲が描き出す世界がソロにむいているというのもあるし,この試みは悪くないと思う。「表参道高校合唱部」の縁で出演したという芳根京子がこの曲のヒロインの気持ちをほとんど表情だけで演じきっているフルコーラスMVが10月31日に公開されたが,これを見ると制作の狙いに納得する。他メンバーのソロでも聴いてみたいが,交互にメインを取る曲ではないなあ。

『明日へ』からの発売間隔が妙に短い気がするが,これは「OVER」が「BORUTO」の主題歌になったことと,たぶん来年1月にはサードアルバムとして『*****ful Monster』(と勝手に思っている。*****に入るのはPowerが個人的一推し)が出るだろうし,年末年始の全国高校サッカーの応援歌に決まった「いつかこの涙が」の音源販売もあるだろうから(まあ,サードアルバムに収録されるかもしれないが),今後のスケジュールを考えるとちょうどいいのかもしれない。

発売日前日にAmazonから届いたので,(スマホで聴けるプレイパスは付いていたが,それは使わず)早速リッピングしてAXON MINIに入れ,USB Audio Player PROを使って移動中エンドレスリピート再生している。「OVER」は何度聞いてもテンションが上がる。Bメロ? なのかCメロ? なのかわからないが,転調してアサヒが「君と向かう明日が……」と歌うところも良い。「ヒカルカケラ」はコーラスがShining Pieces of Loveと歌っているから恋人への感情にはさまざまな側面があって,ambivalentなものを抱えつつもそのすべてが輝いているという表現が美しい。あとMAYUの上ハモが素晴らしい。というわけで,これら2曲も素晴らしいが,3曲目に入っている「放課後ハイファイブ」のライブ演奏がまた凄い。2017年9月18日の横浜でのライブだが,デビューCDであったオリジナルバージョンに比べると,メンバー全員の声が大人になっていて格好いい。シャウトしまくるmanakaとかれんが引き立つ曲ではあるのだが,会場を煽る芹奈の声も良いし,ハモりにもパワーが漲っている。「ヒカルカケラ」のインストバージョンは,当然ながらコーラスが入っていないので凄く余白の多い演奏になっているわけだが,これがあることによって「ヒカルカケラ」が芹奈ソロではなく,あくまで主旋律を歌うのが芹奈に固定されているだけで,リトグリの曲であることを明確に意識させられる。

ライブ演奏はハイレゾでも聴きたいなあと思って,発売日にmoraをチェックしたら,ライブ3曲入りSpecial Editionが出ていた。気がついたら買っていたことは言うまでもない。moraのハイレゾ配信だけで良いので,ライブアルバムを出してくれたら間違いなく買うんだがなあ。

「Jupiter」

池井戸潤作品を原作とする人気ドラマ『陸王』の劇中歌という形でリトグリが歌っている「Jupiter」(平原綾香版の歌詞によるカバーだがアレンジは当然違う)が2017年12月3日にiTunesから配信販売されるそうだ。11月26日夜の「ハモれでぃお」で流れたが,素晴らしいハモりだ。

iTunesからというのが購入のネックなので,是非moraでハイレゾ版を販売してもらいたい。『陸王』のサントラもソニーミュージックなのに,moraから出せないはずはないと思う。moraはハイレゾ販売も充実していて良い配信サイトだと思うのだが,発売前には何の情報も出てこないのが残念。『陸王』といえば,葉加瀬太郎がいたクライスラー&カンパニーに勢いを持って行かれた気がするが,クラシック出身のアヴァンギャルドインストバンドの先駆けだったと思うG-Clefというバンドがあって,彼らの『五右衛門』というアルバムに「Hello!陸王」という曲が入っていた。もちろんインスト曲なので何を陸王と呼んでいるのかはわからないが,まあ足袋屋が開発したランニングシューズではないだろうなあ。ちょっと調べてみたら,G-Clef解散後に榊原大ソロで出した『転/移 (trans-)』に「陸王II」という曲が入っているので,よほど気に入ったコンセプトだったのだろうなあ。

ところで,平原綾香がホルストの組曲惑星の「Jupiter」に歌詞をつけてデビューしたのは2003年12月のことであった。当時,元々ホルストの組曲惑星が好きだったぼくは,「Jupiter」の出だしのキラキラ感からホーンがバーンと鳴る部分を飛ばして始まるのが不満だったのだけれども,今となってみると,ここから始めたからこそ『陸王』にも使える曲になったわけで,平原綾香は慧眼だったのかもしれない。ただ,クラシックの曲に日本語詞をつけて歌うという試みとしては,1996年の『NHKおかあさんといっしょファミリーコンサート 音楽博士の楽しいコンサート』でけんたろうお兄さんとあゆみお姉さんが披露した,「おかあさんといっしょのトルコ行進曲」の方が驚きとしては大きかったが。

moraで(残念ながらハイレゾ版はなくAACだけだったが)配信販売されたので購入。聴くたびに『陸王』の名場面が甦る。『juice』に収録されるそうなので,ハイレゾ版はそれまで待ちだな。この曲と同じく『陸王』で劇中歌として使われていた「糸」は単独配信がないが,『juice』には収録されるらしい(後述の通り,通常盤Disc 2の収録なので,初回生産限定盤には入っていないが,ハイレゾSpecial Editionに入ると思う)ので楽しみ。

「いつかこの涙が」

第96回全国高校サッカー選手権大会の応援歌。実にリトグリらしくストレートに泥臭く努力する人を励ます,まさに応援歌らしい応援歌。これも「Jupiter」と同じく,まず配信で販売された。やはりハイレゾ版はなかったのでmoraでAAC版を買ったが,これも『juice』に収録されるそうなので,そのときハイレゾ版も入手しよう。

高校サッカー応援マネージャーの髙橋ひかるさんが登場するMVもYouTubeで公開されている。中盤に暫く間をおいてからのアカペラからの生歌が凄くて感動的だが,配信された音源にはこのアカペラ部分はないので,『juice』への収録はMVのフルバージョンにして欲しい。

『juice』

Real Soundでも取り上げられている3rdアルバムは,これまでのペースでいくと,たぶん来年1月発売であろうと予想していたが,2017年秋ツアー最終日に,2018年1月17日に発売されることが正式に告知された。

秋ツアーのタイトルから『Groove Monster』という説も出ているが,『Colorful Monster』『Joyful Monster』と来たから,たぶん次も***fulになるのではなかろうか。『Powerful Monster』『Cheerful Monster』『Wonderful Monster』『Soulful Monster』『Grateful Monster』『Beautiful Monster』『Heartful Monster』『Delightful Monster』とか? あまり凝ってもファンのボリュームゾーンに届かないような気もするので,予想としては,本命が『Powerful Monster』,対抗が『Wonderful Monster』。

上記予想は完全に外れて,『***ful』ではなかった。100パーセント誤魔化しのない魅力たっぷりの歌ということで,『juice』は良いタイトルだと思う。AmazonでDVD付き初回生産限定盤を予約した。これだと通常盤のCD2に収録される「I WAN'NA BE LIKE YOU -Live on 2017.11.19-」「SEPTEMBER」「Ring! Ring! Ring!」「糸」「Let's Grooooove !!!!! Monster 〜Opening/Ending〜」が入っていないわけだが,そこはたぶんmoraで配信されるであろうハイレゾ版が,それらも含んだSpecial Editionになるのが最近の慣例だから,とりあえずハイレゾ版に期待しておく。

既発表曲が多いが,「Love to the world」「Get Down」「Gift」が未発表の新曲で,「好きだ。remake ver.」が新録音。新曲のタイトルが全部英語なのは世界展開を見据えてのことか?

「Gift」は高島屋のバレンタインデー絡みと思われるショコラのキャンペーン曲になったが,曲のテンポやグルーヴ感は,かつてリトグリがカバーした曲の中ではAIの「Happiness」に近い感じ。Music Video (short version)は特殊効果を多用している点では「OVER」に似ていなくもないが,メンバーの様々な表情が特殊効果でファンタジックに配置されているのは「Brand New Me」に近いともいえる。ハーモニーが美しく響いて良い曲だし,歌詞も含めてバレンタインデー/ホワイトデー商戦のタイアップ曲としては最強ではなかろうか。このMVにinspireされてLibreOffice Impress用のテンプレートを作ってしまった。

アマゾンに予約注文しておいた『juice』が発売日1日前の,2018年1月16日に届いた。デザインは統一感があって美しくて良いのだが,そこを重視したためか,歌詞カードが写真バックで小さい文字で白抜き印刷なので若干読みにくいのがちょっと残念だった。歌詞カードだけは白い紙に黒フォント印刷でもいいのに,と思ったが,若いファンはそうは思わないのかもしれないから仕方ない。

初回限定盤を買ったのでLIVE DVDが付いてきたが,自己紹介も含んだライブの始まりを告げるOpeningのアカペラからハモりとフェイク全開で,いきなり心を持って行かれた。こんな凄いオープニングは見たことも聞いたこともない。リトグリが凄いのは,Liveの音だけでも十分に楽しめることで,(もちろんビジュアルもさまざまな趣向が凝らされていて,見ていたら見ていたで楽しみは倍増するのだけれども)仕事BGMに使うこともできるので,つくづくLive CD(またはmoraなどでのハイレゾ音源配信)販売をして欲しいと思う(このDVDに収録されているパフォーマンスのうち,「放課後ハイファイブ」「My Best Friend」「だから、ひとりじゃない」の音源は『OVER/ヒカルカケラ』のハイレゾSpecial Editionに入っていたし,前述の通りOpening/Endingは通常盤2枚目CDに入っているが)。メンバー一人一人がスキャットで楽器と絡む,「君のようになりたい」英語版の導入部も圧倒的に素晴らしい。やっぱりリトグリはJazzへの適性あるなあ。Jazz中心でプログラムを組んで,ビルボードライブ大阪で平日21:00開演とかのパフォーマンスしてくれないかなあ。それにしても,「青春フォトグラフ」のエンディングのmanakaと芹奈のフェイクの応酬も聴き応え十分だし,「私らしく生きてみたい」もバスリズムのライブでやっていた圧倒的に格好いいダンスバージョンだし,Endingも素晴らしく格好いいし,本当の最後の最後に90度以上のお辞儀で「ありがとうございました」という終わり方も余韻が残って,リピートしたくなるので,初回限定盤は本当にお買い得と思う。「糸」など,通常盤の2枚目CDに入っている曲は,たぶんmoraのハイレゾ版がSpecial Editionとして収録してくれると思うので,それで買いたいと思う。CDの方は,新曲3曲のうち「Gift」は高島屋のバレンタインキャンペーンでShort Versionが既に公開されていて,本当に初めて聴く曲は「Love to the World」と「Get Down」だけだったが,本人たちがゴスペルっぽい/パワフルで初期の雰囲気に近いという格好いい前者も,英語詞を完璧に歌いこなしていて海外でも人気になりそうな後者もともに良い曲だし,「だから、ひとりじゃない」「明日へ」から始まって「幸せのかけら」で終わるという構成も含めて,通して聴くといっそう良さが際立つもので,十分満足した。DVDが良すぎたのは確かだが。

0:00を過ぎたら,思った通り,moraで『juice』のハイレゾ版Special Edition(通常盤の2枚目CDの曲も入っている)が購入可能になった。ファイルサイズが大きいのだが,眠っている間にダウンロードさせておけば良いだろう。

SONYのモニタイヤホンであるMDR-EX800STをPCのイヤホン端子に挿してハイレゾ版『juice』に入っている「Let's Groooove!!!!! Monster Opening/Ending」を聴いたら,DVDと違って会場のファンの声や手拍子がない(たぶん)だけではなく,よりバランスが良い録音になっていた。DVDのライブ感というか疾走感があり音の強弱がはっきりした演奏も捨てがたく甲乙付けがたいが。通常盤のCD2に入っている曲は初回限定盤にはなかったから比べられないが,Love to the worldを聴き比べると,CDの方が華やかで,ハイレゾ版の方が広がりがあるように感じられた。もうモスキート音は聞こえない耳だし,気のせいかもしれない……とも思ったが,TuneBrowserのスペアナの表示を見ていると,ハイレゾ版では14kHzのバーが上下するのに対して,CDからリッピングしてmp3にした方では14kHz以上のバーはまったく動かなかったから,違うのは確かだと思われる。ところで,「Let's Groooove!!!!! Monster Opening/Ending」は最初の一音だけで空気を変える素晴らしい作品だと思うのだが,惜しむらくは,OpeningとEndingを別々のファイルにして欲しかった。それなら再生順序をOpeningから始めることができたのに。

「Love to the World」だが,何度も聴くうちに山寨文化(よくできた偽物――小川さやか『その日暮らしの人類学』光文社新書を参照されたい)や宇宙の熱的死(何もしないゼロ――生物の活動はエントロピーを減少させその到来を防ぐことに寄与するという説はいろいろな先人が語っている。「エントロピーから読み解く生物学」を読み解く生命の意味を参照されたい)を想起させる歌詞の深さに気づいてきた。もちろん,確かにチェリー福田さんや食彩さんが書かれているように,出だしと音韻はジョン・レノンの「Power to the People」へのオマージュっぽいし,作曲がKEN for 2SOUL MUSIC Inc./Philip Woo/福原美穂となっていて,福原さんは2016年末のフルオーケストラをバックにしたライブで「Power to the People」を歌っているので,それもあるだろう。けれど,歌詞からすれば,「Power to the People」はレノン版の「立て万国の労働者」なので,「Love is All We Need」をリフレインする「Love to the World」は,ビートルズでいえばむしろ「All You Need Is Love」への返歌のような気もする。そういう多様な聴き方ができる名曲。

「Get down」の歌詞は,母親の抑圧に逆らって自分を信じて挑戦する女性が,あなたもここに来て一緒に"get down"しましょう,と誘う内容なのだが(その意味で,確かに『Joyful Monster』に入っていた英語曲「Catch me if you can」の続きっぽい),"get down"にはいろいろな意味があって解釈が難しい。リーダーズ英和辞典だと

「(vi) 〈車などから〉降りる〈from〉; 〈子供が〉食卓から離れる; 身をかがめる, ひざまずく〈on one's knees〉, 四つんばいになる〈on all fours〉; 《俗》 賭ける; 《口》 くつろぐ, 楽にする; 《口》 楽しくやる, 楽しむ; 《俗》 薬(やく)[ヘロイン]をやる; 《俗》 セックスをする. (vt) (…から)降ろす; 倒す; 飲み下す; 書き取る; 疲れさせる; 落ち込ませる」

英辞郎だと

「《句動-1》下げる,(乗り物などから)降りる,降ろす,着地する,《句動-2》ダンスをする,【類】boogie,《句動-3》書き記す,書き取る,書き留める,メモを取る,《句動-4》飲み下す,飲み込む,《句動-5》^テーブル[食卓]から離れる,《句動-6》身をかがめる,ひざまずく,かがむ,《句動-7》倒す,撃ち落とす,撃ち殺す,取り壊す,取り除く,《句動-8》気分を下げる,がっかりさせる,しょげさせる,失望させる,意気消沈させる,疲れさせる,気が滅入る,うんざりさせる,落ち込む,弱らせる,病気にする,《句動-9》身を入れてとりかかる,気合いを入れてやる,本気になる,集中する,真面目にやる,ビシッとやる,始める,《句動-10》羽を伸ばす,くつろぐ,楽しくやる,楽しむ,(気分が)のる,リラックスする,《句動-11》セックスする,薬をやる,賭ける」

と,ちょっとヤバい意味まであってわけがわからない。しかし,英語の辞書を見ると,Oxford Advanced Learner's Dictionaryでは,"begin"とか"give serious attention",Longmanだと"start doing something that is difficult or needs a lot of time or energy"とあって,主な使い方はこれなのだろうと思われた。リトグリとはいろいろな意味で縁があると思っているPitch PerfectのRiff Offで,Becaがオリジナルラップをやってしまって反則退場となったシーンで歌い出す"No diggity"(オリジナルはBLACKstreet。タイトルは"No diggity, no doubt"という形で使われるスラングで,最近流行の日本語で言うと「マジ卍」みたいな使われ方をするらしい。いや,マジ卍の方が良くわからないが)の歌詞でも,"Shorty get down, good lord."という歌い出しが印象に残っているが,あの曲の歌詞でも魅力的な女性に出会って"Baby, you're a perfect ten, I wanna get in / Can I get down, so I can win"となっているから,やっぱり"get down"は困難なことを始めるという意味で使われているようだ。作詞のNana Hatoriさんは,プロフィールによるとJapanese-American Singerとなっているから,英語もNativeなのだろうと思われ,そうでないと使えないフレーズだよなあと納得した。

その後も,何故"get down"が困難なことを始める意味になったのかをつらつら考えていて,伏竜鳳雛とか臥竜鳳雛の伏とか臥なのかもしれないと思い至った。つまり高く飛び上がるためには低い姿勢になって力を蓄えなくてはいけないということだな,きっと。根拠はないが。

『ギュッと/CLOSE TO YOU』

2018年3月13日,発売前日にアマゾンから『ギュッと/CLOSE TO YOU』の初回限定盤が届いた。早速リッピングしてスマホでリピート再生。

あまりにも正当派な可愛らしさで気恥ずかしくなってしまうのだけれども,たぶん「プリンシパル」という少女マンガを原作とした映画の雰囲気にはぴったりなのだろうと思われる「ギュッと」に続く「CLOSE TO YOU」の疾走感が実にSEA BREEZEのCFにはぴったりだと思いつつ,「明日へ」のSound Inn "S"アレンジの感動の後で流れてくる「ギュッと」のインストの軽やかさに癒されるので何度リピートしても飽きないという構成の巧みさにやられてしまった。全部いいな。

「ギュッと」は随分前からMVも公開されていたが,なかなかどういう曲かわからなかった「CLOSE TO YOU」は,発売直前にSEA BREEZEのCF曲だということが発表され,テニスコートでのベタな先輩後輩の初恋の予感といった描写が炸裂する背景に流れる曲としてぴったりだと思った。メロディーとテンポが夏ソングとしても秀逸。ついカーペンターズの名曲を思い出してしまうのだが,全然関係なかった。恋する2人の距離感としては,「ギュッと」の直前?

DVDは1回しか見ていないが,giftのMVフルバージョンはショートバージョンでは流れない最後の部分が蠱惑的過ぎてとても10代と思えない。

今回もmoraのハイレゾ配信があるが,今回は通常盤の音はすべて初回限定盤に含まれているので,FLACは買わないことにした。ライブ録音でも含まれているなら,仮に同じ曲しかなくてもハイレゾ版を追加で買っても良いと思うが,今回はすべてスタジオ録音だし。

『Arena Tour 2018 - juice !!!!! - at YOKOHAMA ARENA』

2018年5月9日にアリーナツアーライブのうち,横浜の2日目の映像メディアが販売された。Blu-ray版を購入したが,忙しくてなかなかじっくり鑑賞する時間がとれなかった。

9月に引っ越して,10月14日の日曜日になって,漸くじっくり鑑賞することができた。プレーヤーもAVアンプも変わっていないのだが,部屋が6畳和室から10畳くらいあるフローリングで天井が高い部屋になったせいか,大変臨場感があり,同じツアーの中で自分が行った大阪城ホール1日目の感動が甦ってきた。

『世界はあなたに笑いかけている』

今年のコカコーラのキャンペーンソングになっている「世界はあなたに笑いかけている」(を含むCD?)の夏発売が決まったという発表があった。カップリングは「MY HOME」が良いなあ。

今年のNコンの中学生の部課題曲はSuperfly作詞作曲の「Gifts」という曲だが,歌詞も曲も素晴らしいので,女声三部合唱版をリトグリがカバーしてCD収録とかしてくれないかなあ,と勝手に思っている。まあ実現はしないだろうが。

5月末になって,漸くシングルCDとして8月1日発売ということと,6月中旬から先行配信されることが発表された。リリースイベントも各地で行われるようだが,個人的にはファンとの距離を縮めることよりも,しっかり休むとかトレーニングするとかに時間を使って,パフォーマンスの質を限りなく高めていって欲しいので,将来的にはリリースイベントは減らしていってもいいんじゃないかと思う。

第6回リズムダンスふれあいコンクールの課題曲としてこれまで未発表の「青い風に吹かれて」が使われるという発表があったので,カップリングはこれかもしれない。

6月15日からmoraでも先行配信販売が始まった。この段階ではハイレゾ版は無いので,AAC版をダウンロード購入した。綾瀬はるかが出演しているコカコーラのCFで冬季オリンピックの頃から使われている,元気が出る佳曲だが,歌うのはメチャクチャ難しい(ハモるのはそれ以上に難しい)曲だと思う。リトグリ凄いよなあ。

ダウンロードした当日は,ちょっと遠回りで出勤する間ずっとエンドレスリピートしていたが,何十回聴いても飽きが来ない。たぶん"What's going on"のところは4 Non Blondesの"What's up"Lady Gagaによるカバーも素晴らしい)(か,それをリメイクしたAriana Grandeの"Put your hearts up"……には"What's going on"という歌詞は入っていないが)へのオマージュか? (以下2019年1月追記)と思っていたが,よく考えてみると,むしろMarvin Gayeの"What's going on"の可能性の方が高いな。この曲もたくさんの人がカバーしているが,Playing For Changeの"Song Around The World"に入っている演奏Hall & Oatesによるカバー,良いなあ。別の"What's going on"としては,Official髭男dismの"What's Going On?もあるが,まさか違うよな。

この曲に限らずリトグリの曲はお互いがそれぞれ異なる特徴や長所を生かしあうアレンジがされていて(ハモりのアレンジをされている吉田圭介さん凄いと思うが),そこが良いところだと思うが,エンドレスリピートが気持ちいいのは,この曲の独特の構造による面が大きいと思う。マキタスポーツ本で書かれていた(あの本では主観的な書き方がされていたが,定量的にJPopを分析した論文も多数あり,それらでもJPopにおける感動を誘うコードとしてのカノン進行は取り上げられていたから定説なのだろう),サビで始まりAメロ,Bメロが繰り返され終盤に大サビという王道(フーガの一形態としてのカノンと言えると思うが,コードがカノン進行なのかどうかは,ぼくには良くわからない)といえばそのようにも聞こえるが,声質が異なる5人が主旋律とハモりを入れ替わりながら歌い継いでいくことによって,まるで無限の螺旋階段のように永遠に上がり続けることができる(気がする)。音楽素人なのでこれ以上深くはわからないが,b4さん(最近更新が止まっているのが残念)とか解説していただけると嬉しいなあ。

「世界はあなたに笑いかけている」の「誰かの言葉が……ホンの指先で,ホンの一瞬で,広がっていく……伝わってくから」のところって,スマホでtweetすることだよな,とふと思った。この部分,2番では「本当は誰もが,本当の笑顔を,探している」と韻を踏んでいて,凄く完成度が高い詞だと思う……と,2018年6月20日の鵯記に書いた。後で気づいたが,実は「……」で省略した部分に「波のない水の上をどこまでも」という歌詞があるのも深くて解釈が難しい。これがもし「水のない波の上をどこまでも」であればtweetが電波に乗っていくということでわかりが良く,YUKIの「radio」とか赤い公園の「Now on air」とか,最近だとにゃんぞぬデシの「スーパースター」と似た表現として整理できるのだが,ここは「波のない水の上を」なのだ。フックさせるために転置しただけなのか,それとも他の深い意味があるのか,気になって仕方がない。ちなみに,ここで広がっていく「誰かの言葉」は「幸せな気持ち」と一緒なので,すぐ思い浮かんだのはがおままさんのイラストtweetであった。拝見するたびに,とても良いご家族であるように思われ,ほのぼのとした気分になるのであった。(この段落,2018年8月13日追記)

2018年6月30日,ディスクに収録される内容が公式サイトで発表された。アートワークは沖縄で撮影された美しい映像が使われていて,大変夏っぽくてワクワクさせられる。カップリングには3月の大阪城ホールで披露された「MY HOME」と第6回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール規定曲「青い風に吹かれて」が収録され,初回生産限定盤Aの特典DVDには国際フォーラムでのツアーファイナルから3曲,大阪城ホールでのライブから「ギュッと」「MY HOME」と計5曲の動画が収録され,初回生産限定盤Bには「世界はあなたに笑いかけている」と「CLOSE TO YOU」のMVが収録されるとのこと。これは初回盤AとBを両方注文したのは正解だったな。

2018年7月5日には「世界はあなたに笑いかけている」のMVがYouTubeで公開された(YouTubeのMV)。早速見たところ,画期的な動画だった。大雨で午後の講義を休講にすることが決まったため,昨日大量に届いた仕事をこなすため名谷キャンパスに移動中の電車の中で,何度も繰り返して再生してしまった。アカペラと環境音の組合せというのは,「Girls Be Free!」のMV以来かと思うが,サンプリングした環境音と音楽のハマり方が凄い。伊藤美誠選手が卓球をしている映像での打球音とか,フリースタイルバスケでボールが弾むベースみたいな低音とか,正体不明の小さなオレンジ色の物体がやや曲がりながら飛んできてガラスコップの中に入る映像と音とか,タイミングも音質も完璧である。最初は何を投げているのかわからなかったオレンジ色の物体は,この記事で京都大学キャップ投げ倶楽部を知り,ボトルキャップだったのかと驚愕した。キャップ投げ自体凄い技術で驚いたが,あの映像と音をMVに入れようと考えた方は天才に違いない。さらに,2回目のサビから入るギターがメチャクチャ格好良く,その後は普通に伴奏つきの歌唱になるが,楽しそうな映像が素晴らしくマッチしていて,それがまた良いところで終わってしまうので,早くフルバージョンを見たい!!!

同日,追加リリースイベントも発表された。これは本気で初週売り上げ1位を目指していそうだし,実現しそうな気がする。

『世界はあなたに笑いかけている』のカップリング曲がダンスナンバーの「青い風に吹かれて」(7月3日のCBCラジオのナガオカ×スクランブルでフルバージョンが流れたのでradikoプレミアムで聴くことができた。たぶん多くの人が2番Bメロのアサヒの"Yes, so high"に心を撃ち抜かれたことであろう)と大阪城ホールライブで大阪をテーマにした曲を,というMBSテレビの番組「ちちんぷいぷい」の企画でメンバーが作詞した「My Home」ということは既報だが,「My Home」は「明日へ」に次ぐ2曲目のメンバー作詞曲であり,故郷を思う素晴らしいバラードである。故郷を歌った名曲は数多あるが,例えば太田裕美「木綿のハンカチーフ」は,都会に出た男が故郷に残してきた彼女と別れ故郷も捨てることと,捨てられた彼女の男への未練と訣別を歌った曲で,高度経済成長期の典型ともいえるシチュエーションだし,そのアンサーソングとも言われた「赤いハイヒール」は,都会に出て頑張ったけれどもやがて目の輝きを失って故郷に帰ることを決めた女性の歌で,やはり都会にキラキラ感を求める感性は共通している。あの頃の曲はだいたいそうで,「津軽海峡・冬景色」も,東京でつきあっていた男と別れてたぶん北海道の故郷に帰るために連絡船に乗る女性の歌で,華やかな都会に対比される故郷のイメージは温かいけれども地味で暗い感じがつきまとう。けれども「My Home」は全然そうじゃなくて,むしろ関東出身の女性が大阪の男性と付き合うことで大阪の良さを知ったというドリカムの「大阪LOVER」へのアンサーソング的な意味で,東京で頑張っている(芹奈,MAYU,manakaは大阪生まれ大阪育ち,かれんは静岡生まれ大阪育ち,アサヒは北海道生まれ北海道育ち,と,誰も東京出身ではない)リトグリが,遠きにありて思う温かい故郷(を代表する)大阪の良さを思い出すという歌で,そこには地味さも暗さも欠片もない。これほど正面から郷土愛を歌った歌は,高野辰之さんが故郷である長野県中野市を思って作詞した唱歌「故郷」くらいではなかろうか。「My Home」をシングルCDのカップリングにしてくれたのは(予想通りではあったが)嬉しいので,運営に感謝したい。

8月12日のハモれでぃおで「て」抜きで「世界はあなたに笑いかけている」を歌う企画,最初のMAYUが最後まで成功したことになっていたが,「れ」と「かけ」が抜けていたと思う。それにしてもアカペラで軽く歌っている感じなのに,「て」抜きとか「らて」抜きで歌う主メロの上手さもさることながら,主メロに挑戦している人以外のメンバーが"all right!"など合いの手のように入れるハモりが綺麗なのは凄かった。是非リトグリにはいつかハモれでぃおでRiff Offに挑戦して欲しい。

2018年11月9日,既に何日か前からTVCFで流れていたWinter Editionの配信販売が始まったので,早速moraで購入した。これはこれで良いなあ。

『MTV Unplugged』

2018年10月31日発売予定の映像メディア。Blu-ray版を予約購入。テレビでも流れたらしい(ただし販売される内容は再編集されていてテレビ放映版とは若干違うらしい),BLUE NOTE TOKYOでの大人っぽいと評判のライブ作品なので,入手できるのが楽しみ。

届いた夜に流しながら眠ったが,最初の方で感じたのは,わりとJazzっぽいアレンジとバックの演奏になっていて,manakaとMAYUは裏拍でスイングする歌唱に寄せていたけれども他の3人は普段通りかな,という印象。いっそ完全にJazzに寄せてしまう方が統一感はあったかもしれない。まあ,目が覚めているときに聴き直さないと何ともいえないが。なかなかその時間が取れないんだよなあ。

2018年11月15日の夜になり,漸く時間が取れた。宅配ボックスに届いていたYAMAHAのNS-BP182をDENONの極小スピーカーと入れ替えてからハンモックに座って改めて再生したら,先日半分眠りながら聴いたときとは印象が一変した。しかも,「I wanna be like you」「Get down」という英語曲の迫力も素晴らしかったし,もっと凄かったのは,座って歌いますといってからの「ギュッと」「私らしく生きてみたい」のパフォーマンスであった。「ギュッと」の芹奈の「おかしくて」の歌い方には比喩でなく鳥肌が立った。さらに輪を掛けて凄かったのが,再び立ち上がってからの「好きだ」のボサノバアレンジ,「世界はあなたに笑いかけている」「Jupiter」という怒濤の展開であった。バックバンドの演奏が抑えめにアコースティックな調べを奏でると,「好きだ」のメロディーラインと歌唱の良さが際立つ。最高としか言いようがない。

『夏になって歌え』

佐藤剛さんの構想3年のプロジェクトに作曲の水野良樹さん(いきものがかり)と作詞の最果タヒさん(詩人)が命を吹き込み,2018年6月に完成した作品。端的に言えば,リトグリのマスターピースになりうる名作。佐藤さんのTweetが気になって聴く前からいろいろ書いていたら,いろいろあって(経緯も含めてここに書いた),試聴用音源を聴くことができたという僥倖に恵まれたので,たぶん個人的にも忘れることのできない作品となりそう。

7月1日からアクアパーク品川のイルカショーで流れていたが(プレスリリース),音源リリースとしては,セカワラのカップリングに入らなかったのは予想通りで,2018年11月14日に完全生産限定アナログLP盤として発売されることになった(公式サイトの情報)。秋冬ツアーで新曲としてライブパフォーマンスが始まって何日かして漸くラジオ放送で流すことが解禁され,朝のFM802の番組で流れた。ジャケットのアートワークも美しいのでプレーヤーも無いのに予約購入してしまったが,各社から配信販売もされるとのことなので,moraでハイレゾ版も購入予定。

2018年11月13日,発売日の前日だが,Amazonに予約しておいたアナログLPが届いた。結局置く場所もないしプレイヤーを買っていないため,日付が変わってからmoraで配信されるであろうハイレゾ版を買うつもりなのだが,このジャケットの質感はとても良い。ジャケット表の写真の下に表題曲「夏になって歌え」の歌詞が印字されているのも良いし,「な」の右下が八分音符になっているとか,「え」の上がヘ音記号になっているとか,iが八分休符だとか,Gleeのlが四分休符とかeeの上にスラーがついているとか,oが全音符だとかいった遊び心も嬉しい。さらに言うと,歌詞カード裏の最果タヒさん(作詞),水野良樹さん(作曲),佐藤剛さん(この作品の産みの親)によるライナーノーツが素晴らしくて,とくに佐藤さんの文章には泣かされる。プレイパスつきなので,アナログLPだけ買えば,音質を問わなければスマホで聴けるのだけれども,やはりハイレゾ版が欲しい。ついでにいうと,スピーカーももう少し大きなものが欲しい。DALIのOBERON1くらいの。まあAVアンプがYAMAHAの安いやつだから,スピーカーもYAMAHAのNS-BP200を買って,いま接続している極小スピーカーをサラウンド用として本棚の上にもっていくという手もあるか。物欲の虜だが,Dynabookが壊れてLIFEBOOKを買った直後であることを考えて,買わずに踏みとどまれている。

日付が変わってからmoraを見たら,「夏になって歌え」のハイレゾ版がダウンロード購入可能になっていたが,LPのB面に入っているモータウンメドレーは配信販売していないようなのがやや残念(追記:『FLAVA』の通常盤2枚目CDに収録されるので,2019年1月16日からはハイレゾ版の配信販売が始まるはず)。

発売日昼にYouTubeで公開されたMVのShort Versionが素晴らしい(YouTubeで高島屋が公開している「My Brand New Day」のRecording風景も素晴らしいが)。今まで公開されていたMVが見えないという話がガオラーの間で飛び交っているが,公式サイトに「YouTube Music Premiumに加入すると、本日より今までのミュージックビデオがフルサイズでお楽しみいただけるようになります」とあるので,フルバージョンがフリーでは再生できないというだけな気がする。ちなみに,YouTube Music PremiumはYouTube Premiumのサブセットで,Google Play Musicと共通(?)らしく,月額980円との記事があった。申し込みサイトはここで,とりあえず3ヶ月無料トライアルもあるようだから,試してみても良いかもしれない。

ハイレゾ版をZenfone Zoom Sに入れて移動中ずっとリピート再生していたのだが,「夏になって歌え」が素晴らしいのはもちろんだが,「My Brand New Day」も実は名曲であって,しかもこの2曲をリピート再生することで魅力が増すことに気づいた。高島屋のキャンペーン曲だから,歌詞のアイディアは「Gift」に通じるのだけれども,1番ではメインをmanaka,芹奈,アサヒ,かれんの順でとり,2番はアサヒ,かれん,manaka,芹奈の順でとるので,あれ? MAYUは? と思っていると,ちゃんと落ちサビというかCメロというか良くわからないが2番が終わった後の展開部分でMAYUのリードをフィーチャーしてくれるのも素晴らしいし,2番頭のアサヒの「めぐる」の歌い方が今までになかった新しい感じなのも良くて,いつまででも聴き続けていられる。が,やはりモータウンメドレーもハイレゾ配信して欲しかった気もする。

「My Brand New Day」の歌詞を何度か聴いていると,"in my brand new day"である点に若干の引っかかりを感じた。dayにつく前置詞は普通onだからだ。"on a fine day"とか"on Monday"とか(たしか受験英語の英文法で,yearとかseasonとかmonthの前置詞はinで,dayの前置詞はonという使い分けが原則と習った記憶がある)。inを使うのは,"early in the day"(その日早いうちに)とか,プリンスの名曲"Around the world in a day"(一日のうちに世界一周)のように,「……のうちに」を強調したいときのように思われるので,たぶん「My Brand New Day」で"in my brand new day"と歌われているのも,「毎日が新しい日と感じてその日のうちに」という意味合いを強調したいのだろう。リトグリの曲は歌詞の隅々まで気を遣って作られているので,たぶん敢えてinを使ったことには意味があるのだと思う。

『FLAVA』

2018年12月4日,19:00にニューアルバムの詳細が発表された。タイトルは『FLAVA』で,初回盤A, Bと通常盤があるが,微妙にそれぞれにしかないコンテンツを含んでいるので,全部買うしかないかなあ。発売は来年1月16日とのこと。

『FLAVA』の意味はFlavorと同じ。Longman英英辞典の第4版にはflavaがあって,"a quality that something has that makes you feel or think a particular way about it = flavour"(何かがもっている性質で,それ自体についてあなたを特定のやり方で感じさせたり考えさせたりするもの――と訳せるだろうか。こなれていない訳で申し訳ないが)という説明の後に,用例として"music with a little bit of Caribbean flava"が示されていた。これを訳すならば,「ちょっとカリビアン風味のする音楽」となるだろうから,『FLAVA』は風味と訳せそうな気がする。まあ『juice』も混じりっけ無しの百パーセント果汁という意味合いだということで,敢えて英語になっていたわけだから,無理に訳す必要もないが。おそらく,隠れた意図としては,どんな風味にも染まれる,幅広い音楽性を示すのではないかと思うし,新曲はこれまでにない風味のものになるんじゃないだろうか。

12月25日,LINE LIVEを聴いて,3種類とも注文して正解だったことを確信した。TuneBrowserでBitPerfectをONにしたときのFLAC音源の音の良さも知ってしまったので,moraでFLAC版(ハイレゾ)も買ってしまうかもしれないが……何より,モータウンスーパーメドレーの大阪城ホール2日目ライブ音源がハイレゾで欲しいし。

B-PASSの特集を買って予習したが,期待が高まるばかり。

リトグリの新しいアルバム『FLAVA』に入る新曲の1つ,「恋を焦らず」のMVショートバージョンが,YouTubeで公開された。「Brand New Me」のMV同様,KARAの可愛い系のMVとも似た雰囲気の部分もあるのだが,かつてのスリーディグリーズとかシュープリームスみたいな,あるいは,クレディセゾンの東池袋52が「愛セゾン」のMVでやっていたといっても良いかもしれない,スタンドマイクを並べて大きくは動かずに揺れる動きと表情で魅せるという,レトロな音楽番組風の演出をモノクロ画面でやって,カラー画面はKARAの「Pretty Girl」風で,その間を自在に往き来するという構成の妙が癖になる。もちろん,曲は入りのかれんの"Hello""Hey look"(聞き間違っていた。情報出典。まあ,自分に注意を向かせるという意味では大差ない言葉だと思うが,ニュアンスはかなり違うな)から格好良くて,モータウン風というか,まあタイトルからしてシュープリームス「You can't hurry love」(邦題「恋はあせらず」)を意識したことは予想されたけれども,リトグリがまた新しい魅力を見せてくれたことは間違いない。ちなみに,シュープリームスの「You can't hurry love」は様々なアーティストにカバーされていて,フィル・コリンズやHi-STANDARDなど男性がやっているものもあるが(ハイスタといえば,キテレツ大百科「はじめてのチュウ」を英語でカバーした"My First Kiss"が嚆矢と思うが……ちなみに,"My First Kiss"はジャズアレンジもなかなか格好いい),個人的にはKitchen Musical版アコースティックギターでの弾き語りSamantha Jade & Bella FerraroMia & Alisaに魅力を感じる。リトグリの「You can't hurry love」も聴いてみたいが。

もう少し妄想を暴走させると,「それでも“恋は焦らず”と歌うのよ」の後で転調してお囃子のように「“いやいやダメ 彼はダメ”」と合いの手が入るのだから,ライブなどではそこで「You can't hurry love」を歌い始めてサビまで行って帰ってくるとか,あるいは「恋を焦らず」組と「You can't hurry love」組の二手に分かれてmash upを始めるとかしたらいいんじゃなかろうか。いやそれ最高かも。(2019年1月11日の鐵人三國誌より)

『君に届くまで』

2019年5月29日発売予定の14thシングル『君に届くまで』の詳細が発表された(公式Real Soundの記事)。既に初回盤をAmazonで予約済みだが,CDが「君に届くまで」「Baby Baby」「夢がはじまる」「君に届くまで-instrumental-」の4曲入り,DVDが「Little Glee Monster Live Tour 2018~Calling!!!!!」-Live on 2018.10.21-と題して,同日のライブから「NO! NO!! NO!!!」「Catch me if you can」「Get Down」の3曲入りとのこと。表題曲「君に届くまで」がアニメ「MIX」のエンディングテーマなので,アニメジャケットの期間限定盤もあり,CDの4曲目がインストではなくて「君に届くまで-TV Size-」,DVDがライブ盤ではなく「恋を焦らず」と「ハピネス」のMVなのが悩ましい。ただ,スペースシャワーTVとかMONでフルサイズMVは流れるが。

「君に届くまで」と「夢がはじまる」は,名作「夏になって歌え」と同様,いきものがかり水野良樹さんの作曲になる作品で期待大。

(2019年5月27日の鐵人三國志から追記)

School of Lockを聴いてしまった。明後日発売の『君に届くまで』に入っている3曲を全部掛けてしまうという太っ腹には驚いたが,「君に届くまで」と「夢がはじまる」は何度か聴いていて,しかも何度聴いても良い曲だと思った(リトグリにはありがちな聴取体験なのだけれども)。初めて聴いた「Baby Baby」はアップテンポでビートが利いた,本人たちによると「放課後ハイファイブ」みたいな感じということだったが,むしろK-POPっぽい音作りであるように感じた。しかし確かにノリは良くて,たぶんライブ会場では芹奈が「一緒に踊って!」と叫んで盛り上がる曲になるのであろう。B-Passの力の入った記事でmanakaが自ら語っているように,manakaの声質に合った曲であるようにも感じたし,久々に遠慮なしにパワフルボイスを炸裂させている気がした。

(2019年5月28日の鐵人三國志から追記)

発売日前日だがAmazonで予約購入していた『君に届くまで』の初回生産限定盤が届いたので,家のマルチディスクプレイヤー+YAMAHAのAVアンプで再生。3曲ともまったく違う曲想で,しかもスローテンポで聴かせる感じの「君に届くまで」と「夢がはじまる」の間に「Baby Baby」が入っていることが良いアクセントになっていて,ミニアルバムを聴いたような満足感が得られる上に,最後に入っている「君に届くまで -Instrumental-」が素晴らしい演奏で,本編の方は凄く複雑なコーラスに集中して聴いているのでほとんど楽器には気持ちがいかないのだが,このInstrumental版が入っていることで一粒で二度美味しく頂ける曲になっているのであった。初回盤の2枚目となっているDVDは去年のツアーのLIVEから英語詞のダンサブルな曲を中心に抜き出したもので,これがまたメチャクチャに格好いいし演奏も素晴らしく,去年の京都ロームシアターと長野ホクトホールの感動が甦ってきた。元気が出た。

リトグリが「うたコン」というテレビ番組に生出演していて,由紀さおりさんと共演したカバー曲も素晴らしかったし(とくに昭和歌謡好きのアサヒが生き生きとしていたのが印象的だった),「君に届くまで」の生歌もめまぐるしくパートが変わるのが凄かったが,その後に由紀さおりさんが歌った「あなたにとって」というアンジェラ・アキさん作詞作曲の曲のパフォーマンスが温かくて深くて,何というか聴く人を丸ごと包み込むような素晴らしい歌唱ですべてを持って行かれた。『BEGINNING』というアルバムに入っているようだ。歌手生活50年にして始まりというタイトルが付いたアルバムを作るという凄さ。もう尊敬しかない。

「君に届くまで」は,本人たち曰く,リトグリ史上最高難度のハーモニーとのことだが,ハモリだけではなくリードも難しく,とくにDメロというか2サビというか,芹奈がリードをとって「失えなーいものをー 胸の奥ー おーもーいー浮かぶままにー 数えていたー きみーがなんーどもー 浮かんでくるー Ahー」と歌う部分の,「おーもーいー」(思い)のメロディは,芹奈もファルセットで歌っているが,どうやってあんなメロディを思いついたのか水野さんに聞いてみたい。あれを歌いこなしてしまう芹奈は,人間業を超えている気がする。この部分に続く落ちサビの「すれ違う想い 太陽が照らす いびつな心も 輝けるように」という部分も,本当に情景が浮かぶような素晴らしい歌詞をアサヒのキラキラした声が歌ってくれるので,次のmanakaの柔らかい「乱反射を 繰りかえーしーて」に,まさにハレーションを起こすほどのキラキラ感が出てくるのだと思う。だからこそ,「一縷の光 君に届け」の「君に」がファルセットなのだろう。たぶん地声で歌える音域だと思うが,敢えてそうしているのだと思う。

(2019年5月29日の鐵人三國志から追記)

『君に届くまで』についてのモデルプレスの記事によると,MAYUが三味線に挑戦したいということ。川嶋志乃舞さん(@nochaxxxy)にご指導をお願いしてみてはどうだろう? お返しにハモればWIN-WINでは?  ぼくは救急を危機に陥れかねない真夏の東京五輪開催には大反対だが,実施するなら世界に伝わるパフォーマンスはリトグリと川嶋さんに担ってもらいたい。同じく『君に届くまで』のリリースインタビューとして,Real soundの記事は,リトグリの記事ではお馴染みの西廣さんによるもの。オーディションを重ねていた頃に"For Real"の音がぶつかり合っているような曲の譜面を渡されて全パート覚えて会場で振り分けられて合わせるところからアカペラ修行がはじまったという話を読んで,スタッフが最初からどれほどの高みを求めていたのかがわかった。曲名が書かれていなかったが,You don't wanna miss辺りだろうか?

6月3日追記

いつの間にか,「君に届くまで」のフルサイズMVが公開されていた。運営は太っ腹だなあ。

『Calling Over!!!!!』

2018年Calling TourのFinalとして2019年2月5日,6日に行われた武道館公演『Calling Over!!!!!』のBlu-rayとDVDが2019年6月19日に発売された。

当然,Blu-rayの初回限定盤を予約購入していたので,発売日前日にAmazonから届いた。平日にはじっくり聴く時間がとれないので,とりあえずDisk2の方から視聴。MV Fullも良い(とくに「夏になって歌え」は自然に涙が出るほどの決意の重さを感じさせる)が,何といっても,1日目だけの演目だったため,2日目の公演を映像ソフト化した本編Disk1には収録されていない「Close to you」のライブ映像が素晴らしい。

金曜朝に早起きして途中までDisk1を視聴し,行けなかったことを大変悔やんだが(代々木のこけら落としとなる今年のツアーファイナルも日程的に行けないので,たぶん悔やむことになるだろうが仕方ない),アカペラメドレーを映像ソフトにしてくれたスタッフに感謝したい。素晴らしいとしか言いようがない。

『ECHO / Classic』

2019年9月25日発売のニューシングル(リンク先は公式サイトの初回盤Aの紹介ページ)。「Classic」は東京メトロの荻窪のテーマ曲で,名曲喫茶みたいなところで石原さとみと共演したCMに驚いた。「ECHO」はNHKでのラグビーワールドカップのテーマ曲で,力と力がぶつかり合うラグビーの情熱を歌った曲であると同時に,落ちサビの繊細さが素晴らしい。歌詞を良く聴くとPitch Perfectへのオマージュのようにも思える。

「Classic」は7月24日からmoraで先行ダウンロード販売されているし,「ECHO」は,9月10日からmoraでハイレゾ版も先行ダウンロード販売されているし,YouTubeにフルサイズMVが公開されているが,Amazonで初回盤Aと初回盤Bを予約購入してしまった。

2020年1月10日,THE FIRST TAKEにリトグリが再登場し,「ECHO」のアコースティック・アレンジ(伴奏はアコギとピアノとコンガのみ)を披露した。コンガのリズムが何とも言えず良い味を醸し出していたし,拳を突き上げない(IOCの新しいガイドラインでは禁止される動作らしいので,東京五輪の準備かも?)のも内に秘めた闘志を感じさせて良かったが,フルコーラスでなかったのが残念だった。アサヒの「駆け抜けた証を」の後の「掴み取りたいのだから」からかれんのラップへという部分がないと残念。ラップのところでmanakaと芹奈でhuman beatboxをするとか,アコースティックでもいくらでもやりようはあったと思う。まあ,その代わりに,いろいろと細かくフェイクを入れてくれたり,丁寧な感情表現をしてくれたからいいか。

『I feel the light featuring Earth, Wind & Fire』

2019年10月29日のデビュー5周年記念LINE LIVEを視聴していたら,6月にLAに行っていた理由を発表するという予想外の発表があり,しかもそれがEarth, Wind & Fireとのコラボ・レコーディングだったというビッグニュースには驚愕した(Natalieの記事)。

今年のホールツアー「Monster Groove Party」のオープニング曲が,この「I feel the light feat. EW&F」だった。Short ver.のMVがYou Tubeで公開されたので繰り返し視聴してしまっているが,ホーンの格好良さはさすがEW&Fで,ファンキーで乗れる曲。途中のタンギングみたいなコーラスがきれいだ。作詞作曲編曲は誰なんだろう? ていうか,プロデューサーは誰なんだろう? 

このMV Short ver.を聴く限りでは、最近のリトグリの曲としては珍しくハモリが少なくてソロとユニゾンのパートが多いので,逆に一人一人の声の良さが引き立っている気がする。このMVには,「USAでもライブして!」とか「インドから見てるよ!」みたいな英語のコメントがたくさんついているので,海外からも見えるようだ。いよいよ本格的なグローバル展開に乗り出すのか? だったら嬉しいが。(追記:12月11日にCDが発売されるとのこと。当然初回生産限定版を買う)

カップリングされている曲の1つ,「愛しさにリボンをかけて」はこの冬のコカコーラのリボンボトルのキャンペーンソングになっている。11月20日から先行配信販売が始まるとのこと。

11月19日深夜,日付が変わって配信販売が始まったので,「愛しさにリボンをかけて」moraのハイレゾ版を購入。冒頭いきなりJohn Lennonの"Happy Christmas"の"War is over"の部分へのオマージュのようなメロディラインのコーラス。香港の惨状を思うと泣けてきた。世界中すべての人が幸せに生きられたら良いのに。この曲は,何度も聴いていると,2番のサビの後の「ジングルベル」から始まるクワイア風に折り重なる壮大なコーラスに飲み込まれるような感覚と,そこに続く,繊細なアサヒの落ちサビ「いま愛しさにリボンをかけたら」の構成が奇跡のように素晴らしい効果を生み出していて,さらに最後はもう一度"War is over"とほぼ同じメロディラインでの"Merry Christmas"で余韻を残しつつハーモニーの渦に包まれてHappy New Yearに至るので,何度聴いても飽きない。

その後,リトグリ公式さんが「愛しさにリボンをかけて」の歌詞入りの写真をtweetしてくれた。配信販売サイトに歌詞へのリンクがないのが残念だったのだけれども,こういうサービスをしてくれるなら,むしろこの方が良いかも。作詞作曲編曲もやっとわかったが,いしわたり淳治さんの詞だったか。

公式サイトによるとシングルではなくミニアルバムという位置づけであった。公式には作詞作曲は発表されていないのだが,ここなど歌詞紹介サイトによると,I feel the lightは,作詞がPhilip Bailey,作曲がPhilip Bailey, KEN FOR 2SOUL MUSIC INC., Philip Woo, JUNEの共作とクレジットされているのがちょっと不思議(日本語詞も含んでいるので,作詞と作曲は逆じゃないかと思う)。まあいずれにせよ,演奏だけではなく曲自体もEW&F全面参加なのは凄いことだ。

他の収録曲も,Carol Kingのカバー曲You've got a friendの横アリライブ音源,Monster Groove Partyの9月18日大阪公演でのスペシャルメドレーライブ音源,You don't know nothing(これもMonster Groove Partyのアンコールでアカペラカバーしていたと記憶しているが,元はFor Realの曲)と充実していて,楽しみで仕方ない。

2019年12月10日,Little Glee Monster『I feel the light』初回限定盤が発売日一日前にAmazonから届いたが,聴くのはハイレゾ版のダウンロード購入が可能になるであろう深夜0時まで我慢する。DVDは仕事が終わって帰ったら視聴するが。

初回限定盤の付録DVDは「I feel the light」のMVフルとメイキングというかメンバーインタビュー映像。言葉の端々に表れる謙虚さは,プロ意識のなせるわざであろう。日付が変わってすぐにmoraからハイレゾ版購入可能になったので,『I feel the light』ハイレゾ版をダウンロード購入した。表題曲「I feel the light featuring Earth, Wind & Fire」はツアーオープニング曲としてもMVショートバージョンでも随分聴いてきたが,中盤以降,MVショートバージョンに入っていない部分の格好良さ,アウトロのライブっぽさがたまらない。「愛しさにリボンをかけて」は終盤コーラスが折り重なって包み込まれるようなところが,聴けば聴くほど素晴らしい。「You've got a friend」は待望のライブ音源でmanakaの声の良さが際立つ。とくにエンディング近くのフェイクが凄い。「Monster Groove Medley -Live on 2019.09.18-」もライブ音源で,実際に会場にいたときの記憶が甦る(行ったのは同じ大阪とはいえ,その3日前のオリックス劇場だったが)。これ,TuneBrowserでBit Perfect再生にして,USBからSound Blaster E5経由でJBLのCAS-33に出力して大音量で再生すると臨場感が凄いし,最後の「You Don't Know Nothin'」もオリックス劇場でもアンコールでやってくれた曲なので,脳裏にパフォーマンスが甦るし,「I love you」とハモって上がるところからのアサヒソロ部分など艶っぽくて,もう最高と言うほかはない。Billboard Live OsakaとかでUnpluggedでライブやってくれないかなあ。

この数日ずっと『I feel the light』をエンドレスリピートして聴いているのだが,「You don't know nothing」って不思議な歌詞だな,とふと思った。そもそもタイトルからして,普通に「あなたは何も知らない」と言いたいのなら「You know nothing」か「You don't know anything」なので,このタイトルは「あなたは何も知らないわけじゃない」という意味になる。けれども歌詞からするとこれは反語というか,たぶん「だけど大事なことを知らない」が省略されている。だから「私があなたを愛していることを知るまでは(til you know that I love you)」と続くわけだろう。けれども,この曲の歌詞の謎はそれだけではない。「You don't know nothing」に至る前には,「あなた」が知っていることが列挙されるのだが,これがまた不思議な内容なのだ。「太陽が上がったら朝だと知ってる」「夏は6月と知ってる」「雨は空から降ると知ってる」「それが花を咲かせると知ってる」最初の2つは北半球の中緯度地方の話であることを意味するのだろうか。後の2つは地底人でもなければ惑星ソラリスの住人でもないことを意味しているのだろうか。それともたんに「あなた」が常識人であることを意味しているのか。常識の上にあぐらをかいて平穏に暮らしているつもりかもしれないけど,私はあなたを愛してるんだからね,と絡んでいるのだろうか。2フレーズ目になると,もっと不思議な歌詞になる。「1たす1は2だと知ってる(You know that one plus one equals two)」「2かける2は4だと知ってる(And that two times two is four)」リトグリもFor realも凄く格好良く歌っているのだが,この歌詞を笑わずに歌えるのは凄いことだと思う。よほど裏のストーリーを考えないと。これも常識人であることを揶揄しているのだろうか。次の「薔薇は赤いと知ってる(You know that roses are red)」も同じかと思ったが,その次の「菫は青と知ってる(And violets are blue)」が良くわからなかったので,検索したところ,Wikipediaに解説があって,砂糖は甘い,そしてあなたも甘い,と続く愛を伝える常套句なのだそうだ。マザー・グースに入っているらしい。ああ,教養足りなかったなあ。とすると,もしかしたら,算数の部分も何か元ネタがあるのかも。

THE FIRST TAKEというYouTubeチャンネルがあって,さまざまなアーティストが一発撮りパフォーマンスを公開している(「よりリアルに,鮮明に届ける」ためか,使っている機材もかなり上質なものと思われる)のだが,2019年12月20日に「愛しさにリボンをかけて」が公開された。音質も画質も良いばかりでなく,一発撮りの緊張感が良い影響を与えていて,CDよりいいんじゃないかというくらいの素晴らしいハーモニーを響かせてくれている。この曲は終盤のハーモニーの渦が最大の聞き所なのでフルコーラスでないと良さが半分以下しか伝わらないのだが(テレビ番組だと短縮版になっていることが多く,CDTVクリスマス音楽祭のようにせっかくLIVEなのに100曲を小間切れで流すような番組は滅びて欲しいと思う。その点,MUSIC FAIRやSONGSは基本的にフルコーラスなのが素晴らしい),THE FIRST TAKEのパフォーマンスはもちろんフルコーラスだし海外視聴制限も掛かっていないのが素晴らしい。映像を見ながら実況するというスタイルでやっているらしい海外のYouTuberが,このパフォーマンスを見て衝撃を受けているのも当然であろう。"Jingle bell"へのtransitionに吹っ飛んで戻って聴きなおすところ完全に共感した。"World Best Christmas Carol"という感想になるのも当然であろう。

『Bright New World』

2019年12月25日に告知された,2020年2月12日発売のニューアルバム。公式告知には芹奈のメッセージも含まれている。2020年ツアーも同じタイトルとのこと。

中身は未発表だが,発売されるメディアは例によって3種類で,初回盤A(CD+DVD),初回盤B(CD+DVD),通常盤(CD+CD)とのこと。おそらく通常盤の内容は配信販売にも含まれるだろうから,買うのはたぶん2019年ツアーのライブDVDを含むと思われる初回盤Aと,たぶんシングル曲のフルバージョンMVが入っているDVDを含むと思われる初回盤B,moraのハイレゾ配信にする予定。店頭特典はクリアファイルとかフォトカード,ステッカー,栞,デカジャケットとのことなので,たぶんAmazonで特典無し版を予約購入する。特典としておまけCDでも付いてればそっちを買うと思うが。

"Bright New World"は今年出たFoudou Peopleの曲にもあるが,ちょっと気になるのは,Bright New WorldというオーストラリアのNGOがあることだ(まあ,アルバムタイトルとは偶然の一致だと思うし,そこまで気にしていたらキリが無いが)。このNGOの創設者Ben Heardは元々環境保全主義者の例に漏れず反原発だったが,このページによると,気候変動を考えたら化石燃料の使用は許されないと考え,原子力発電の最大の問題である核廃棄物について,世界中の核廃棄物をオーストラリアが引き受けて処分すれば問題解決するから全世界で原子力発電を推進したいと言っているようだ。Ben HeardはClosing the Cycle: How South Australia and Asia Can Benefit from Re‐inventing Used Nuclear Fuel Managementという論文を書いていて,オーストラリアは地質学的に安定しているから長期保管も可能だし,いくつかの例を挙げて新しい技術革新もあったから使用済み核燃料のリサイクルは可能だと主張しているのだが,リサイクル施設が完成して稼働しているというわけではない。あれだけ長い時間を掛けてまったく成功する目処さえ立たなかったもんじゅの失敗を考えたら,机上の空論である懸念が拭えない。本当だったら素晴らしいことかもしれないが,既に膨大な量の使用済み核燃料が溜まってしまっているのだから,それを安定的にリサイクルできるという実績ができてからでないと,原発推進が良いという彼らの主張に説得力はないと思う。

リトグリのニューアルバム『Bright New World』のアートワークと収録曲が発表された。既に初回盤AとBを予約済みだが(20200214追記:というのは錯覚で,注文しそびれていたことに2月11日に気づき,慌ててAmazonに発注し,2月14日にやっと入手した),LPサイズだと置き場所に困るかもなあ。「ダニエル・パウターが作曲に参加し,新しい風を吹き込んだ"Symphony"」という説明にピンとこなかったのだが,Daniel Powter "Bad Day" on YouTubeって,1億5千万回以上再生されている大ヒット曲なんだな。去年来日公演しているから,そのときオファーしたのだろう。"Symphony"も"Bad Day"みたいな感じの曲なんだろうか? 初回盤AのDVDはMonster Groove PartyのライブDVD(9月18日の大阪公演から11曲収録)と予想通りだった。初回盤BのDVDは最近のシングル曲のMVフルかと思っていたが,考えてみれば『ECHO/Classic』と『I Feel the light featuring Earth, Wind & Fire』の初回盤DVDにMVフルが入っていたから,それだと中身が被ってしまうことになるので,ソロインタビューを中心にして5年間を振り返るドキュメンタリーにしたのだろう。問題は通常盤の2枚目CDに入っている8月4日のライブ音源4曲がハイレゾ配信に含まれるかどうかだな。入れてくれると信じたい。

というわけで収録曲は,「ECHO」「I Feel The Light featuring Earth, Wind & Fire」「Baby Baby」という最初の3曲は既発表。次の「Love Yourself」は新曲(WOWOWのLPGA中継のテーマ曲),「君に届くまで」は既発表で,「STARTING OVER」は新曲(「女子高生の無駄づかい」という深夜ドラマの主題歌),続く「move on」「SPIN」も新曲で,「Classic」は東京メトロとのタイアップで石原さとみが荻窪を案内するCFで使われていた曲,「Symphony」は上述の通りDaniel Powter作品で,「夢がはじまる」は既発表,「In Your Calling」が今井了介さんによる新曲で,初回盤のみのボーナストラックとして「愛しさにリボンをかけて」が付いているという構成とのこと。

「女子高生の無駄づかい」初回放送後,日付が変わったら「STARTING OVER」がmoraで先行ダウンロード購入可能になったので買ってしまった。manaka,MAYU,アサヒ,かれんの順でリードが続く導入部が全体のトーンを決めていると言っても良い。相変わらず神業的なハーモニーも心地良いし,時折入るファルセットも凄く効果的なアクセントになっている。また歌詞がいいんだな。これが主題歌になっているドラマは,斬新すぎて良くわからないがテンポが良いコメディだったのだけれども,終盤この曲が流れると,まあバカをやれるのも若さの特権なのかもというメッセージに納得してしまうほど素晴らしいエールになっていた。

1月29日,初オンエアを録音しておいた「SPIN」を聴いたが,確かに,これまでのリトグリには無かった曲調だな。これはたぶんCD音源よりライブの方が良くなる曲だろう。同じ番組でその後流れたmanakaのレノン語りは,出会いが小学校の英語の授業だったことは知っていたが,その後CDショップでBeatlesに興味をもってたくさんのアルバムを聴いた中で,Strawberry Fields Foreverが他の曲と全然印象が違っていて(レノン作と気づいてレノンに戻ったという),その違和感の根源を調べていてサイケに惹かれていたことに気づいた,という経緯は初耳だったかも。ピンクフロイドという言葉がmanakaの口から出てくるとは。レノンの声の引き出しの多さに惹かれることとか,翳に喩えて魅力を語るとか,日常の些細な感情とかを音楽として昇華できるのはアーティストの特権とか,番組MCの方も19歳になったばかりのコメントとは思えないという主旨の発言をされていたが,その通りと思う。で,manakaが紹介するレノンの曲は,『Imagine』からHow do you sleepであった。このダウンビートの重さは,さっき聴いたばかりの「SPIN」にちょっと共通するかも。

2月11日深夜24:00を過ぎてすぐ,つまり発売日になってすぐ,moraでハイレゾ版『Bright New World』を購入した。その後ずっとリピート再生しているのだが,「Symphony」は最高である。とくにアサヒが「一輪の花」と入るところ。何度繰り返して聴いても飽きない。2番頭のmanakaの裏で「ハァッ」とか「ウッ」とか低音を響かせているのは男性コーラス? いくらかれんでもあの低さは出ないよなあ。また,ワイヤレスイヤホンでは聞こえない音が多いということが,激安なんだがUSB-C接続のイヤホンで聴いたらわかった。ワイヤレスイヤホンだと「STARTING OVER」のaac版とFLAC版の違いがわからないのだが,USB-C接続のイヤホンだと,圧倒的に後者の方が音数が多く感じる。解像度が高いというか。しかし何といっても,ハイレゾ版には通常盤2枚目CDに入っているライブ音源4曲も入っていて,これが絶品過ぎて新曲が霞むくらいだったことが印象的で,やはりリトグリはライブアーティストなんだよなあと思った。

『足跡』

リトグリ自身が作詞した「足跡」,2020年度のNHK学校音楽コンクールの中学生の部の課題曲になっていたが,COVID-19のパンデミックによって,コンクール自体が中止になってしまった。けれども,そのまま2021年度の課題曲にスライドすることになった。

2020年4月26日,いつもだったらのど自慢をやっている時間に,NHKでRAG FAIR土屋礼央司会の特番「お部屋でSING!」が組まれ,リトグリがリモートで生で「足跡」をハモった。このパフォーマンスは神懸かっていた。低遅延のNHKの伝送技術も凄いが,さすが耳栓をしていてもハモれるリトグリ。「足跡」は名曲だと思った。

8月5日に先行配信販売が始まったので,早速moraでダウンロード購入し,スマホに入れて何度も聴いた。

8月26日にLittle Glee Monster feat. NHK東京児童合唱団「足跡(合唱ver.)」も先行配信販売が始まったので,moraでダウンロード購入した。凄く良い。

Amazonで予約購入しておいた『足跡』初回限定盤は9月1日に届いたが,開ける暇がなく,9月2日になってからmoraでハイレゾ版をダウンロード購入し,スマホにはハイレゾ版をコピーした。で,通勤途中は『足跡』ハイレゾ版を聴いていたが,表題曲「足跡」は先行配信版やMV版に比べて,ハイレゾ版の方が気のせいか低音と小さな音がよく聞こえる。「明日へ」から3年間の成長を感じさせる曲だが,テーマはOfficial髭男dismの「パラボラ」と同様に来し方行く末に思いを馳せながら今後に向けての決意を固めるすべての人へのエールであり,また自分たち自身の決意表明でもある。そういう意味では「夏になって歌え」とも同じテーマとも言える。「Be My Baby」は,E-girlsのファン層を取り込めるんじゃないかというようなダンスナンバーのラブソング。しかもSocial Distanceを強いられた状況によくフィットしている。転調してハイトーンのREFLECTION!が格好いいし,Everybody Partyと韻を踏むところの下ハモ,たぶんかれんかmanakaだと思うが,凄い音を出していて痺れる。「AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH」は,いろいろなインタビューで本人たちが説明している通り,外出自粛期間に何かできないかということでmanakaがYouTubeでの動画公開を提案して実現となったときに選ばれた曲なので,辛い試練はたくさんあるけれども乗り越えられない試練はない,という,大沢たかお主演ドラマの「仁」で決め台詞のように使われていた「神は乗り越えられる試練しか与えない」(ちなみにリンク先は応用糖質科学というジャーナルの巻頭言だが,この言葉を実感した方の経験談として強いインパクトがあったと同時に,会社再建時に社是としたのが「誠実」だったという点が印象的であった)に通底するメッセージを訴えてくる応援歌で,これこそリトグリの十八番というか,琴線に触れる素晴らしい歌唱になっている。最後に入っているのが「足跡(合唱ver.)」で,合唱団とのコラボになると,こんなに印象が変わるのかというアレンジになっていた。余韻についてはオリジナル版よりこちらの方が強く感じるくらいだ。リトグリの曲のコーラスアレンジは基本的にINSPiの吉田圭介さんがされていると思うが,そこにINSPiもコラボするとか,あるいは,何かの企画として,Shimo-renさんのアレンジでSinfoniaとコラボするとか,たいせーさんのアレンジでザ・コンティニューズとコラボするとか,やってくれたりしないだろうか? と妄想してしまった。

『Dear My Friend』

2020年11月25日に先行配信販売が始まったのでmoraでハイレゾ版を購入した。Pentatonixとのコラボ曲「Dear My Friend」の他,3曲のクリスマスソングがカップリングされたシングル。初回限定盤をアマゾンで予約した。

moraで買ったハイレゾ版でも,YouTubeで公開されたMVでも,テレビでの歌唱を見ても思うが,男声のベースとビートボックスが加わることで厚みが増したハモリが凄い。カースティンの日本語は,tutumuを除けば発音も完璧だ。MVには海外からのコメントがたくさんついているので,英語詞を字幕にすれば良いと思うが,残念ながら字幕がないので,歌詞の意味を勝手に英訳してみた(適当なので,あまり信用しないで欲しい。なるべく語順を変えないようにしたので,文法的には倒置しまくりである)。

『Dear My Friend』は開封してDVDを見たが,Behind the sceneから思うことは,リトグリはみんな違っているからみんな良いということだな。最初からそうだったが,一人一人がかけがえのない個を確立していて,しかも一緒になったときのハーモニーも完璧であるとは,何という奇跡か。音源としてはCDからのリッピングはせず,moraでハイレゾ版をダウンロード購入し,スマホにもそれを入れた。「Dear My Friend feat. Pentatonix」と「Christmas a cappella medley」はもちろん良いが(アカペラという形式をとった音楽の頂点の一つと言えると思う),「Magic Snow」の新録「Magic Snow -Sing 2020-」が最高。元々『はじまりのうた』に入っていたとき,いや,それ以前にYouTubeにアップロードされていた,どこかの店頭でライブをしていたときからチャーミングで多幸感に溢れた曲だったが,今回の歌唱ではダイナミックレンジが圧倒的に広がって(声や歌い方自体もそうだが,録音も良いと思う)完成された感じがする。「愛しさにリボンをかけて」のスタジオライブ版も元のCDよりも強く感情が込められていて素晴らしい。移動中は暫くこの4曲をエンドレスリピートだな。(2020年12月16日記)

譜面が公開され,カバー歓迎と書かれていたので,sinfoniaによるカバーを聴いてみたい……と思っていたら,願いが叶った!!!!! なんて素晴らしいカバーなのだろう。欲を言えばShimo-renが思いっきり独自アレンジをかましてマッシュアップも入れたバージョンも聴いてみたいが。

明日の夜22:00にTHE FIRST TAKEにリトグリとPentatonixがコラボした歌唱がプレミア公開されるのは大変素晴らしいことだが,芹奈も入りたかっただろうなあ。でも焦らず体調回復に努めて欲しい。それにしてもリモートでアカペラ一発録りって神業ではなかろうか。(2021年1月26日)

修論発表会が終わって,コーヒーを飲みつつYouTubeをチェックしたら,Little Glee Monster - Dear My Friend feat.Pentatonix / THE FIRST TAKEのプレミア公開まで,あと3時間になっていた。さすがにリモートで同時にアカペラ一発録りではなくて,「撮影は、ペンタトニックスはLAでリモートの撮影、また、Little Glee Monsterは東京でそれぞれ一発撮りの撮影を別々に行い、1つに編集したもの。離れていても、つながっている思いを感じられる映像になっている。」と書かれていた。実はリトグリは2020年4月26日にNHKの「お部屋でSING!」という番組で,一人ずつリモート環境でのリアルタイムハモリという神業をやっているので,もしかしたらと思ったが,さすがにUSAと日本では,それを可能にするほどの低遅延伝送は不可能だろうし,仕方ないところか……。22:00を少し過ぎてからプレミア公開が始まったが,想像通りの良いハモリだった。MAYUの2番の入りが音源より艶がある。カースティンのtutumuがtutsumuになって,より日本語として自然になって気持ちいい。(2021年1月27日)

『GRADATI∞N』

リトグリの次のアルバムは『GRADATI∞N』というタイトルで,ベスト盤らしいが,詳細不明。であるにもかかわらず,初回限定盤AとBをAmazonで予約購入してしまった。BDの中身が違うので仕方がない。(2020年12月18日)

リトグリのベストアルバムに収録される新曲「Waves」をradikoで耳にしたが洋楽感が凄い。MAYUの歌い出しがメチャクチャに格好良いし,全編英語詞だし,ハモリも新しい段階に入った感じ。(2021年1月6日)

リトグリの『Gradati∞n』初回盤Aと初回盤BがAmazon特典付きで届いた。が,聴くのは明日かな。(2021年1月19日その1)

結局我慢できずに『Gradati∞n』をリッピングして(FreacやTuneBrowserのfreedbでは曲情報が入っていなかったが,Windows Media Playerではちゃんと曲情報が入っていたので,Windows Media PlayerのALAC形式エンコーダでm4a形式にした)スマホに入れた。DISC 1から聴き始めたが,アレンジと伴奏と歌唱が新しくなったことで,聴き慣れているはずの曲のスケール感が何倍にもなって,まったく新しい曲を聴いているように感じるほど圧倒されている。「放課後ハイファイブ」の終盤の低音のフェイクの迫力とか。(2021年1月19日その2)

『Gradati∞n』,DISC 1の新しいアレンジ,演奏,歌唱による新録音である「Gradati∞n Ver.」があまりにも素晴らしかったので,moraのハイレゾ版もダウンロード購入してしまった。ファイルサイズが数ギガあるが,ぼくのスマホのSDXCは大容量なので余裕ある。リッピングしたm4aとmoraでダウンロード購入したflacファイルを両方入れておく意味はあまりないが,まあいいか。(2021年1月20日)

「君といれば」

6月3日のミューズノートで初オンエアされ,6月8日のYouTube Liveで生歌唱が初披露されただけではなく,メチャクチャに素晴らしい,神懸かったMVまで流れた傑作。明らかに休養中の芹奈に向けて語りかけるような作品で,芹奈が加わって完成すると本人たちも言っていた。とはいえ,6月9日に配信販売された音源(moraでハイレゾ版を買った)も,芹奈が入っていないという意味で「未完成」だとしても,辛い状況下で希望を見失っている人々の心に寄り添うような普遍的な愛に溢れた良い作品だと思う。最古参のガオラーといって良いと思うはかせさんのブログ記事が例によって的確。ハイレゾ版を買ったので,スマホに入れてUSB Audio Player Proで移動中は無限リピート再生しているのだが,WiFiが使える場所に行くと,どうしてもMVを何度も再生してしまう。

I would like to talk about the fantastic MV for foreign Gaollers in English. This song "Kimi To Ireba" means "If we can be with you" and "you" is clearly Serina, who is one of the members of Little Glee Monster and has been sick since last year December. Serina has played central role in this vocal group, so that the group faced great difficulty to continue their activity. However, remaining 4 members (Karen, Mayu, Manaka and Asahi) decided to continue their activity by rearranging their harmony parts, which must be very difficult considering the complexity of their chorus arrange, and performed at KOHAKU (the end of year music festival in Japan), conducted Arena-tour "Dearest" with additional "Dearest ∞ Future" successfully. This song was first played as encore at "Dearest ∞ Future" in Saitama Super Arena. For these half year, all Gaollers are sure that the remaining 4 members missed Serina and wanted to play with Serina too strongly. Then, this MV has come. Beginning with very soft scat, then Asahi sings A-melody "In the end of today, when we look up the big sky, watery and shaky past scenary seems to appear." They remind them of the past performance by 5 members of Little Glee Monster with tears (therefore watery and shaky). Then Manaka sings "Hey, this voice may be arriving at you? What shines on our heart is the remnant of you." Here "you" is clearly Serina. The clothes Asahi and Manaka wear are colored blue. It's Serina's member color. Then they enter into harmony as usual. From 1:38, Mayu sings A-melody again "In the sequel of today, when we look up the sky, the cloud softly smiled." In this timing, the movie shows a profile of a girl for very short time, where the face is not clearly seen, but all Gaollers may be sure that it's Serina. Then Karen sings "For the anxiety which is responsible for nobody, let us share with you, if you allow it for us." with beautiful harmony. Of course, Mayu and Karen also wears blue colored clothes. After that, the movie shows somewhere outside with many wild flowers. 4 members rushes into somewhere and happen to meet Serina with great pleasure. The lyrics here are "Where will we go from now, though nobody can see the tomorrow. If our heart stays here, even if physically separated, we are unchangeable as we are." The scenary is truly impressive and emotional. Please watch and listen this MV with considering this background information. (Note: It's my subjective view with no guarantee)

In the comments to the MV, many foreign Gaollers want to know the meaning of lyrics, so that I will show my personal interpretation below.

Kimi To Ireba (If we can be with you)

Song: Little Glee Monster, Lyrics: Saeki YouthK, Music: Saeki YouthK and Carlos K

(Personally interpreted by Minato Nakazawa below)

Japanese lyrics in Roma-jiMy personal interpretation in English

Kyou No Owari, Ookina Sora Ni, Awaku Yureru Minareta Keshiki

(In the end of today, when we look up the big sky, watery and shaky past scenary seems to appear.)
Note: It implies tears.

Nee Kono Koe Wa, Todoiteruno? Kokoro Yurasuno Wa Kimi No Omokage

(Hey, this voice may be arriving at you? What shines on our heart is the remnant of you.)

Doko E Mukau No Darou? Ashita Wa Wakaranai Kedo, Kimi To Ireba Kono Namidamo Kibou E No Hitotsu Ni Naruyo

(Where'll we go from now? Though nobody can see the tomorrow, if we can be with you, this tears will be one of the things leading to hope.)

Kyou No Tsuzuki, Miageta Sora Ni, Sotto Kumo Ga Hohoende Ita

(In the sequel of today, when we look up the sky, the cloud softly smiled.)

Dare No Sei Demonai Fuan Wa, Issho Ni Motasete, Boku De Yokattara

(For the anxiety which is responsible for nobody, let us share with you, if you allow it for us.)

Doko E Mukau No Darou? Ashita Wa Wakaranai Kedo, Koko Ni Ireba, Hanaretetemo, Bokura De Irukoto Niwa Kawaranaiyo

(Where will we go from now, though nobody can see the tomorrow. If our heart stays here, even if physically separated, we are unchangeable as we are.)

Doko E Mukau No Darou? Ashita Wa Wakaranai Kedo, Kimi To Ireba Kono Namidamo Kibou E No Hitotsu Ni Naruyo

(Where'll we go from now? Though nobody can see the tomorrow, if we can be with you, this tears will be one of the things leading to hope.)

Yariba No Nai Sono Omoi Wa Itsuka Bokura Wo Terashi Dashite Michi Wo Tsukutte Iku

(Your unfocused feelings will, some time in the future, shine on us and exploit our road to the future.)
Note: Here B-melody is so impressive.

Kyou No Hajimari, Harewataru Sora

(In the beginning of today, the sky is clearly fine.)

Doko E Mukau No Darou? Tokiniwa Hazureru Hagureru Deshou. Bokura Niwa Donna Toki Mo Nanimo Iwazu Kaereru Basho Ga Aruyo

(Where'll we go from now? We will sometimes stray from each other, but we have the home place where we can go back without saying anything at any time.)
Note: Here "Hazureru" is not "外れる" but "逸れる" in Japanese. It may be important. I translated it into "stray", but "get lost the way" or "go wrong way" may be possible. I'm not sure. Sorry, I listened wrongly. It was "Hagureru", which mean "get astray" or "stray from each other".

Doko E Mukaou Tomo, Kokoro Wa Kawaranaiyo. Kimi To Ireba, Kono Egao Mo Kagayaite Hikari Ni Naruyo

(Where'll we go from now? Our Wherever we head towards, our heart will not change forever. If we can be with you, our smiles will shine to be the light.)
Note: I made mistake. First Japanese phrase was different from previously repeated one.

6月11日のミュージックステーションで生歌唱を披露してくれたのは良かったが,1番を飛ばしてハーモニーから入り,いきなりMAYUの「今日の続き」から始まるのはちょっと残念だった。「今日の終わり」「今日の続き」「今日の始まり」それぞれ違う「空」の対比とテンポの変化が完璧にマッチしているので,フルコーラスやって欲しかった。

ちなみに,この3つがすべて「今日」であって,安直に「昨日」「今日」「明日」としていないことによって,経験している時間経過が体感される。やはり名曲としか言いようがない。

「REUNION」

2021年6月11日夜,公式サイトに発表された大ニュース。ホールツアーから芹奈が復帰することに加えて,芹奈が参加した新曲「REUNION」が2021年6月23日に配信リリースされるとのこと。

作詞作曲をされた高井息吹さんのtweetによると,編曲が君島大空さんで,コーラスアレンジもこのお二人でしているそうだ。Real Soundの記事に歌詞が載っていて,この曲が「君といれば」で待っていた「君」との再会の喜びを高らかに歌い上げたものであることがわかった。

I found lyrics at the report in "Real Sound" linked above, so try to translate below. It's my personal interpretation with no guarantee of correctness.

REUNION

Song: Little Glee Monster, Lyrics and Music: Ibuki Takai, Arrage: Ozora Kimishima, Chorus arrange: Ibuki Takai and Ozora Kimishima

(Personally interpreted by Minato Nakazawa below)

Japanese lyrics in Roma-jiMy personal interpretation in English

Tomaranai Jikan Ni Sakaratte Ikite Iku Kotowa Dekinaine. Tooku Nokoru Anohi No Koe Ga Mada "Mitsukete" To Boku Ni Yobikaketeru

Against the nonstoppable flow of time, we cannot live. Remaining voice from long time ago still calls me "Find me".

Seikai Nante Kimi Hitoride Michibikidasenakute Ii. Toomawari Shite Mita Kechiki Wo Koukan Shiyouyo

It's okay for you to be unable to reach the correct answer by yourself. Let's go the long way around and exchange the scenes we saw.

Arekara Zutto Zutto Yumemite Itandayo. Kimino Waratta Kao Ga Sugu Sobani Aru Koto. Yume Ja Naindayo. Kimi Ga Ima Bokuno Sobani Irukoto. Tayorinai Konote De Taguriyosete

Since then, I have dreamed, for long long time, the existence of your smiling face just close to me. It's not a dream that you stay close to me now, by hauling in you with my weak unreliable hands.

Bokuraga Menishita Mono Subete Dokokade Hikari Tsuzuketeru Hazu

Everything we have seen should shine in somewhere.

Arekara Zutto Zutto Mitsumete Itandayo. Kimiga Kureta Kotobawo Dakishime Tsuzukete. Bokurawa Kitto Kitto Nandmo Deaeru. Tomaranai Jikanno Sakide Taguriyosete

Since then, for long long time, I have looked at you with holding the phrase you gave me. We are sure, surely to meet together many times, at the end of the nonstoppable flow of time, by hauling in each other.


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