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【第2123回】 今日も名谷(2026年6月30日)
- アカデミック・ルールの講義資料にも書いたように、学問においては、データの収集・管理のため、ラボノートやフィールドノートは一次情報であり重要なのだが、『サバ缶、宇宙へ行く』で象徴的に取り上げられてきた黒ノートは、まあ言ってみればラボノートなわけだ。高校生がラボノートに記録を残そうと思って始めたならそれ自体凄いことで、発端が気になったが、ドラマではいつの間にか登場していたので発端が不明だった。この記事によると小坂先生の言葉として「黒ノートは、生徒がやってきた研究や体験したことをしっかり記録することから始まった。」とあるので、先生からの指示だったのかなあ。
- 第4回音楽本大賞を音遊びの会(著)『即興がつなぐ未来 音楽と社会の狭間でおっとっと』岩波書店が受賞し、昨日が授賞式だったとのこと。音遊びの会の活動は神戸大学発だったこともあるし(OTっぽい活動なのだが、読む限りでは保健学科は関与していないようだ)、大友良英さんが参加していたことで以前から知っていたので、自分はまったく関わっていないが何となく嬉しい。
- 低軌道衛星による通信が『イーロン・マスク依存なのはインフラとしては怖い』と以前書いた。総務省がJ-LEOという1,500億円の事業助成金を公募していて(参考)、有力候補として、KDDI×SpaceXのスターリンク陣営と楽天モバイル×AST SpaceMobile陣営が争っていたようだが、楽天モバイル×AST SpaceMobile陣営が採択され、AST SpaceMobileの株価が急上昇したらしい。AST SpaceMobileも、楽天が出資しているとはいえ、米国の会社なので、J-LEOの構想に相応しいのかというと最適ではない気もするが、総務省の要求水準を満たせる事業体が、完全な国内だけの企業では存在しなかったということなのだろう。トランプ大統領の一言で株価が乱高下したことを思い出すと、こういう巨額助成金の交付決定は決定そのものも重要だが、情報を出すのにも気を使っているのだろうなあ。
- Xで内閣広報官を名乗るアカウントがあり、グレーマークがついているので政府公式アカウントなのだと思うが、内閣広報官という職位は佐伯耕三氏個人を指すので、このアカウントは佐伯氏自身が運用しているのだと思うが、経歴からすればtechnicallyの意味がわからないとは思えないので、米山隆一氏が指摘しているように、意図的誤訳なのだろう。日本語の「正確に言えば」のニュアンスに該当する英語は、exactlyとかaccuratelyであろう。大量のネトウヨアカウントが引用している(それで内閣広報官を弁護したつもりになっているようだ)米国人の方のコメントはtechnicallyがofficiallyと言い換えられるかもしれない文脈であることを示唆しているが、それは「正確に言えば」という日本語のニュアンスとはまったく異なる。
- 東大ソフトボール部の後輩が、いつの間にか内閣官房幹部になっていて驚いた。OB会とかにはまったく来ないから、通産官僚として仕事に打ち込んでいたのであろうなあ。
- ドラゴンズとタイガースは8回表に勝ち越したが裏に追いつかれ、延長に突入して10回裏にサヨナラホームランを浴びて2-3Xの負けという辛い試合だった。せっかく2カード連続勝ち越したのに、日曜のスワローズ戦と今日のタイガース戦で、その貯金を吐き出してしまった。
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