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【第705回】 日本人口学会3日目(2014年6月15日)
- 6:30に起きて出発。御茶ノ水に着いてから吉野家で朝食。
- 8:15頃会場に着いてテーマセッションの打ち合わせ。セッションの中身も面白かったのだが,参加人数が少ないのが非常に残念だった。ワールドカップに取られたか? と思ったが,そうでもないようだった。
- RjpWikiのトップページからリンクされている,SASが無料で使えるようになりましたには驚いたが,今となってはとくにSASであるメリットはないような気もする。あ,でも,検算用に一応入れておくというのはありかもな。
- 自分が発表した形式人口学のセッションが早く終わって,出生のセッションに移動。最後の今井さんの発表にあった,社人研サイトで公開されている戦前・戦中の主要刊行物が凄い。加藤さんがフロアから延々とコメントしているとおり,歴史が繰り返しつつあることと,日本人の土台が変わっていないことが明確にわかる資料だと思う。そういう意味で,破綻まで突っ走ってしまうのはあまりにも残念なので,文化を変えるかドラスティックな出生政策を打つかしかない,というのもわかる。鬼頭さんの質問にあった,かつては人口過剰論もあって移民政策もあったのに,どこで1億人を目指す人口増大政策に転換したのかという問題は,支那事変での出生率落ち込みがきっかけであっただろうというお答えであったのはなるほどと思った。
- というわけで全てのセッションが終了した。大学院受験を考えている学生の件についてなど,暫く喫茶店で話をしてから羽田へ。20:05より若干遅れて離陸した飛行機で神戸空港に着き,終バスで帰宅。疲れ果てた。
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