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【第2074回】 医学系研究科設置記念式典(2026年5月9日)
- 15:00から医学系研究科設置記念式典と祝賀会があったので出席してきた。往復とも歩いたので、1万歩以上稼げた。帰りに長田のLIFEで食材を買った。やはり西代店よりもだいぶ品揃えが良い。
- 記念式典の中で、今のAIにまだできないこととして、問いを立てることが挙げられていたが、2028年には実現するとされるAGIや、それに続くASIになると、自律的に問いを立てることくらいはできてしまいそうだ。既にデジタル化されている情報については、テーマさえ決まれば、レビューをしてProblem StatementをしてResearch Questionを立てることまでは、今のAIでさえできそうだ。だが、パネルディスカッションで2人の方が触れていた、質の良い測定によってデータを得る段階については、たとえASIでも不可能だろう。もっとも、映画ターミネーターシリーズに出てくるスカイネットのように、センサーを含む作用系をもつ自律ロボットを設計して製造するようにASIが自律進化したら別だが。現実世界のデータ化の部分こそスキルのある専門家が活躍できる場であるという話は、ぼくも昨年の学位記授与式で検査専攻の学生に喋った(そのときスマホで作った原稿。今年は予めPCで作った)。
- 祝賀会のとき、何人かの方から、鼻の頭が赤いと指摘を受けたが、おそらく、というか、ほぼ間違いなく日焼けだな。この数日、何の防御もせず直射日光を浴びて歩き回っていたのは迂闊だった。まあとくに日常生活にも仕事にも差し支えないので良いのだが。
- 今日のドラゴンズはジャイアンツに4-2で勝っていたが、さまざまな記事を読むと凄かったらしいので、5回の田中幹也選手の走塁は見たかったなあ。大野投手は相変わらず素晴らしい。
- 感染症パンデミックに際して、NPIsを行うと生じる経済面、生活面での損失について、そこはわからないと自己規定してしまい、医療崩壊を防げるレベルのNPIsはこの程度の行動制約になる、と情報提供して決断は政治家や国民に委ねるというインフォームド・デシジョンに留まっていると、政治の方から責任を押し付けられたり、経済の専門家の乱暴なロジックで押し切られたりしてしまう。そうではなくて、医療崩壊を起こさないためのレベルに加えて、いくつかのレベルのNPIsに対して、どの程度の経済損失が出るのかを計算し、いくら貰えばそのNPIsを実施しても良いか(受け入れ補償額)を代表性のある関係者から聞き取って仮想評価法で経済評価し、それぞれのレベルでの医療資源不足の程度、死者数、経済評価といったアウトカムを提示し、それに基づいて議論し総合的に合意形成するプロセスをすれば、より包括的な公衆衛生政策を立てることができる。そういう知識と能力をもった人材を行政当局に備えるのが理想と思う。
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