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【第2075回】 ダメな日曜(2026年5月10日)
- サンデーモーニングで、AIによるサイバー戦争激化の可能性の話に際し、松原さんが、AIに倫理を教えるべきという主旨の発言をしていたが、鄭くんがAIが社会に受け入れられるためには道徳次元4が必要と指摘してから8年も経つのに、まだコモンセンスになってないのだなあ。
- 高橋久美子『その農地、私が買います 高橋さん家の次女の乱』ミシマ社、ISBN 978-4-909394-58-3(Amazon | honto | e-hon)を読了。チャットモンチーでドラムスを叩きつつ、「親知らず」とか「ハナノユメ」で天才的な作詞をしていた著者だが、バンド脱退後は作家・詩人・作詞家という肩書きで仕事をしている。先日、Xで黒糖関係の書き込みを見かけ、最近は農作業もしながら愛媛と東京の2拠点生活をしていることを知り、4冊いっぺんに注文し、すぐに届いたので順番に読んでいる。絵本『こくとう ぴょ~』はサトウキビを栽培し、それを加工して黒糖を作るプロセスを味わいのある絵とともに描いた作品で、流れだけを追うならすぐに読めてしまうが、絵を味わうとずっと眺めていても飽きない。本書は黒糖作りに手を染めた経緯も含め、お母さんが無農薬で土を育ててきたふるさとの農地が太陽光パネルで置き換えられそうなのが嫌で何とかしようと「乱」を起こしたことからの経緯を、生態学や環境保健学や民俗学などでも取り上げたいような視点を絡ませつつ、独特のユーモラスな筆致で描いたエッセイである。青空MLの方々に薦めたい。2020年から2021年までのCOVID-19パンデミックに伴う行動制限がこんなところまで大きく影響しているのか、という意味で、ノンフィクションコロナ文学でもある。CVMをする範囲をどこまで広げるべきかという問題は難しいなあ、とも感じた。この続きが『わたしの農継ぎ』ミシマ社、ISBN 978-4-911226-09-4(Amazon | honto | e-hon)に書かれているようなので、明日からはそれを読むつもり。
- なお、『その農地、私が買います 高橋さん家の次女の乱』の「長い追伸 そこで暮らすということ」で描写されていた、白髪のおじさんの激怒は、NIMBY問題でもあり、出る杭は打たれるという問題でもあり、都会にでていった若者とその家に対するある種の嫉妬(でありながらそれを認めたくない他責思考)であるようにも思われるので、たぶん高橋久美子さんが男性だったとしても激怒はされたと思う(愛媛のことは知らないので、的外れかもしれないが)。女性であることによって、より激化した面はあるだろうが。
- 今日のドラゴンズは途中まで4-3で勝っていて、桜井投手に初勝利が来るかという勢いだったが、メヒア投手が逆転打を許してからは藤嶋投手も仲地投手も失点を重ねる一方、攻撃では併殺の山を築き、4-9で負け。
- 高橋久美子さんのXポストで知ったが、今日は5月10日なので、黒糖の日でもあるそうだ。
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