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【第2078回】 会議と講義と会議と講義と(2026年5月13日)
- 今朝の『風薫る』の展開、会話ができなかったと落ち込んでいるりんに対して、あなたはobserveできたんだから会話できなくても良かった、と直接言わずに、あなたの看護は何か考えなさい、というバーンズ先生は教育者としては正しいのかもしれない。もちろんりんの資質によるが、りんならば自分で気づけるはず、と信頼しているのだろうなあ。
- 再縫合手術の場面、フェノール噴霧消毒(たぶん蒸気滅菌はまだなかった)とエーテル麻酔かな、道具そのものや使い方の時代考証は苦労しただろうなあ。手術中でも誰もPPEをしていないのだが、PPE装着っていつ頃から始まったんだろう?
- 液体アンテナによるISS電波受信、理屈はわからないが面白い。
- 今日も会議と講義と会議と講義のため名谷に出勤。
- 往路地下鉄でも真山仁『ウイルス』を読んでいたが、エボラウイルス病を示す隠語としてICDのコードであるA984と呼んだという部分、ICD-10だとエボラがA98.4、マールブルグ病だとA98.3だが、この物語が仮に2027年1月以降ならICD-11が適用されているはずだから、その両方を含むフィロウイルス感染症である1D60(エボラが1D60.0、マールブルグが1D60.1)を隠語とするという話にならないか? もっと気になったのは、物語中でも地の文で(MSFのメンバーとしてアフリカでの活動経験をもつ看護師の心中表現だが)「エボラは空気感染しないので、感染者の血液や唾液などを取り込まない限り、感染しない」と書かれているのに、公衆衛生専門家である吉岡の記者会見発言として、「エボラウイルス病だという科学的根拠は、まだ何もございません。しかし、現状を鑑みますと、同等の強い感染力があり、……」に即座に違和感を覚えない描写は矛盾している。エボラの感染力は強くない。フィクションにいちいち突っ込むのも無粋かとは思うが。
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