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書評

最終更新:2019年2月13日(水)


旧書評掲示板保存ファイル/書評:『傷痍 -仕組まれた日本兵-』

書名出版社
傷痍 -仕組まれた日本兵-文芸社
著者出版年
源 高志2002年



Aug 03 (sat), 2002, 16:53

さかな <proxy2.ntkyo1.kn.home.ne.jp>

単なるサスペンス小説ではない。戦後29年経って発見された元日本兵が偽者だったという観点と、そこから問われる戦争の総括、さらに平家一族末裔の差別問題にも話が広がり、それに絡む一人の元日本兵の国に対する挑戦がメリハリのある表現で描かれている社会派小説だ。結末ではなんとも言えないやるせなさを感じるのになぜか涙が出てきてしまった。この物語を映画にしたら主役は高倉健さんでしょう。


Aug 03 (sat), 2002, 21:13

test <yahoobb219054200037.bbtec.net>

test


Aug 03 (sat), 2002, 21:13

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