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書評

最終更新:2019年2月13日(水)


旧書評掲示板保存ファイル/書評:『いつでも会える』

書名出版社
いつでも会えるGakken
著者出版年
菊田まりこ1998



Nov 02 (sat), 2002, 21:17

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 菊田まりこ氏は、絵本デビュー作である本作品で、1999年度ボローニャ児童賞・特別賞を受賞した。テレビなどのメディアにも取り上げられ、一時期、非常に話題となった絵本である。

 主人公は、シロという名のイヌで、飼い主はミキちゃんという女の子。ミキちゃんはいつでもシロを可愛がってくれて、シロはとても幸せだった。けれど、今まで可愛がってくれたミキちゃんが、ある日突然いなくなった。どこ。どこ。どこにいったの?寂しくて、ミキちゃんを探しまわるシロ。

 シロというイヌの視点からミキちゃんの死を綴っていく。直接的に死という言葉を使うのではなく、ミキちゃんがいなくなった寂しさの方を重点を置いている。そばには、ミキちゃんはいなくなったけれど、思い出の中に、いつでもミキちゃんがいる。そのメッセージが「いつでも会える」という本書のタイトルへとつながっていくのだ。

 よく言われることだが、いい絵本には小説に負けない力がある。多分、もっと僕らはいい絵本をたくさん読むべきなんだろう。

 なお、本書と共に「君のためにできるコト」が同時発売された。


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