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【第369回】 会議(ウェビナー?)と講義準備(2020年4月18日)
- 7:00起床。74.80kg,98%,35.9℃
- 昨夜は講義資料だけアップロードしていて,メモのアップロードを忘れていたのでやった。
- 洗濯物が溜まってきたので浴槽に湯を貯め,入浴して残り湯で洗濯機を回しながら朝食。炊きたてのご飯とホタルイカと納豆と味噌汁で済ませた。
- キューバのCOVID-19対応。
- 午後はずっとSkypeのオンライン研究会に参加していた。
- 豚肉とシメジとナスとタマネギをごま油で炒め,ご飯と冷や奴とともに晩飯とした。
- 妻にZoomでの講義のやり方を遠隔で教えていたら23:00を過ぎた。
- 日経の記事で紹介されていた,米国FDAが唾液でのウイルス検査を迅速に承認したという話だが,唾液に感染力があるという話だから理にかなっていると思う。日経の記事はソースが示されていないが,CNNのニュースでは,Rutgers Univのリリースがリンクされている。これはサンプリング方法の改善で,検査の目的が,感染力がある人を見つけて隔離することにあるなら,鼻腔にウイルスがいても唾液に出てきていないケースを見逃しても,感染力があるレベルのウイルスが唾液に入っているのを確実に検出できれば良いので朗報。特殊な前処理が必要とかでなければすぐに導入できるし,サンプル採取時の感染リスクが減るのも良い点。
- Chen C et al. "Favipiravir versus Arbidol for COVID-19: A Randomized Clinical Trial"(2020年4月15日掲載)はプレプリントサーバに載っている報告だが,Favipiravirというのが商品名アビガンのこと。Arbidolもロシアと中国で使われている抗インフルエンザ薬だが米国FDAは未承認らしい。標準治療+アビガンと標準治療+Arbidolに240人のCOVID-19患者をランダムに割り付けて治療効果を比べた結果,7日目の臨床症状の治癒割合には有意差なし,発熱と咳の軽減はアビガンの方が短い時間で起こり(それぞれ1.7日と1.75日差),有害作用としてはアビガン群ではArbidol群よりも17日目までの血清尿酸値上昇リスクが有意に高かった(オッズ比5.52)という結果。アビガンもやはり特効薬にはならなそうだな。
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