Top

鐵人三國誌・アーカイヴ

Latest update on 2019年1月28日 (月) at 00:28:48.

目次

【第26回】 『LSR』と『ビジュアル音声学』(2019年1月23日)

『LSR』

このTweetで,"Learning Statistics with jamovi"というフリーテキスト(芝田征司さんによる日本語訳『jamoviで学ぶ心理統計』)とjamoviというソフトの存在を知った。ドキュメントをちょっと読んだ感じではRのフロントエンド,つまり,既に知っていたものでいえば,RcmdrやEZRやR Analytic FlowやRStudioみたいなものの一つと思われる。見た目はRzパッケージBluesky statisticsExploratoryに近い感じがする。

テキストの方は基本的に同じくフリーテキストである"Learning Statistics with R" (LSR)の使用ソフトをjamoviに変えただけだというので,LSRも検索してみたら,著者の@djnavarroが昨年末に最新版である0.6についてtweetしていて,このページから入手可能であるとわかった(ちなみにGoogle Scholarで最も引用されている版はペンシルヴェニア州立大学のサイト内にある0.5)。

CRANにはR関連資料へのリンク集もあるのだが,既に凍結されていてリスト更新されないので,新しい資料の存在はなかなかわからないことも多い。ちなみに三重大学奥村晴彦教授の統計・データ解析の下の方の文献リンク集にもLSRはあるがリンク切れしている……とtweetしたら,早速更新してくださった。流石。

パッケージに関するドキュメントは,R Documentationというプロジェクトがあって,検索したり情報を得たりできる。例えば,拙作fmsbの情報を見ると,月間ダウンロード数が400を超えていて,全パッケージの中で94パーセンタイルとかなり使われている方であることがわかる(なんか嬉しい)。もっとも,Hadley Wickham師のdplyrの情報など見ると,月間ダウンロード数が15,000を超えていて,99.9パーセンタイルのところに位置しているから,Rユーザの中でfmsbユーザが占める割合はごくごく一部に過ぎないこともわかるが。

『ビジュアル音声学』

講義関連の調べ物をしていて,川原繁人『ビジュアル音声学』三省堂,ISBN 978-4-385-36532-9(Amazon | honto | e-hon)を買って読んでいるのだが,素晴らしい本だと思う。第1章末尾に明記されている「最後に、本書は入門書ではあるが、引用には音声学の理論発達に貢献した研究の原典をできるだけ用いた。(後略)」というスタンスが最高。

紹介されている事例や原典も大変面白いし,語り口もわかりやすい。

検査の学部生は理系だから環境・食品・産業衛生学で騒音を扱うときに三角関数の説明をする必要はないのだが,大学院のEnvironmental Healthは日本人・留学生を問わず文系も多いので,Noiseの講義で物理的性質にどの程度触れるべきか判断が難しく,明日の講義での説明を考える上で,本書第3章が大変参考になった。

ただ,第3章付録2で電話について書かれているのはアナログ電話(と3Gまでの古い携帯電話)の話だから若干古い。今の日本では「3.5kHzほどまでしか」通さないアナログ電話ユーザは減っていて,主流は光デジタルか高速モバイルだと思う。光デジタルでは50Hz~7kHzの周波数を通す。最近のスマホで多いVoLTEも光デジタルと同じ周波数を通すし,PHSはもっと帯域が広かった。2018年7月出版だから,そこは情報更新して欲しいところであった。

なお,ultrasonicの話にも触れていないが,入門書だからそれは良いと思った。

King Gnu

リトグリが2週連続でアーティストファイルに取り上げられたCDTVの2週目の方で登場したKing Gnuというバンドと「Slumberland」という楽曲に目と耳を惹かれていたのだが,今日の徳島新聞に力の入った記事が載っていた。メジャーデビューアルバム『Sympa』がアルバムランキング4位(参考:リトグリの『FLAVA』が1位となった2019年1月28日付けBillboard Japanのチャート。なお,初の週間1位については多くのガオラーさんたちが歓喜のおめでとうtweetをしているのだが,個人的にはがおままさんのこれが優勝)となったそうだ。moraでもototoyでもハイレゾFLAC版が買えるが,中村佳穂『AINOU』と同じく24bit/48kHzで,サンプリング周波数が96kHzではない。まあそれだけファイルサイズも小さいし,値段も安いし,たぶん違いもわからないと思うから良いのだが。試聴したところ,徳島新聞の記事通り,大変メロディアスな井口理リードボーカルの「The hole」は,パンクロックに近い「Slumberland」とは全然違っていて,しかもどちらも良かった。うーん,これは買うしかないか。ファーストアルバムが出た頃のNatalieに載っていたインタビュー記事を読むと,4人中2人が幼馴染みで,その2人ともが東京藝大進学ってのも凄いが,その枠を嫌って飛び出したというのも逆に東京藝大っぽい気もする。そこにまったく違うバックグラウンドをもつ2人が加わって生まれた音楽であるだけに(とはいえ,多くの曲でリードボーカルをしている常田大希――ビジュアルが内野聖陽に似ている気がする――のリーダーシップが大きそうだが),多様性受容力も高そうなので,東京藝大の後輩である(実は年齢は違うが井口さんとは同学年とのこと<しのぴーさんご本人からいただいたtweetによると)キラキラシャミセニスト川嶋志乃舞さんとセッションとかコラボ作品(MV制作をPERIMETRONにやってもらうとかでも)作りしてくれたら面白いかも。

修論原稿に目を通す

GSICSのM2二人の修論原稿に目を通しているのだが,全体の流れはいいとして,細かく見ると修正すべき点が多々あって,なかなか時間がかかる。しかし今日中にやるべきだよな。

空腹に耐えきれないので21:00を過ぎた辺りで帰途に就く。帰って晩飯を食べてから続きをしよう……と思ったが,結局家に着いたのは23:00過ぎだった。レトルトのかやくご飯を電子レンジ加熱したものと冷奴で晩飯を済ませた。さてこれからどれくらいできるか?

ところで,ふと大昔に受けたインタビュー記事を開いてしまって,どうしようもなく赤面しているのだが,この気持ちは何と表現すれば良いのだろうか。いやまあ,誰しも若気の至りってあるよね。昨日送った4,000字の原稿では随分格好良く書いてしまった気がするが,昔の自分なんてこんなもんだ。

高島屋アムール・デ・ショコラ

高島屋のリトグリコラボチョコって通販で買えてしまうんだな。スペシャルライブ応募は7,000円以上だっけと思って確認したら,会期中に会場で買ったレシート7,000円以上が必要だったので,通販じゃダメそうだ。まあ,5月22日東京なんて所詮無理だから,血迷わなくて済んで良かったか。

チケット高くてもいいから,Billboard LIVE Osakaでアコースティックな(あるいは,いっそアカペラの)ライブをやってくれないかなあ。

ちなみに,キャンペーン曲の「ハピネス」だが,YouTubeに暫く前から載っているShort Version MVに加えて,昨日公開されたMakingが素晴らしい。

さらに,今日から1週間限定で,GYAOで「恋を焦らず」のFull MVが流れるというニュースまで入ってきた。これって『FLAVA』1位記念なんだろうか。

さっき届いていたリトグリCLUB通信によると,読みは当たっていたようだ(まあ誰でもそう思うよな)。

(list)

前【25】(出張書類と発注と書類・原稿書きの一日(2019年1月22日) ) ▲次【27】(丸一日講義の翌日は会議とか修論指導とか(2019年1月24-25日) ) ●Top

Notice to cite or link here | [TOP PAGE]