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Little Glee Monster:その他のメモ

最終更新:2017年5月15日(月)

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Pitch Perfectとの縁

表参道高校合唱部!で主題歌「好きだ」を歌っていたLittle Glee Monsterというグループが凄い歌声だなあとは思っていたが,ふと気になってYouTubeで検索してみると,中学生とか高校生とは信じがたいほど凄い歌唱力の名演がたくさんあった。

中でもリトグリの天才ぶりが最もわかるのはJapan A cappella Movement 2014でのYesterdayとポリリズムだと思う。ヒューマンビートボクサーのdaichiさんとセッションしたPerfumeのポリリズムのカバーは鳥肌が立つほどの名演であった。見えなくなってしまったのが実に残念だ。

MVもいくつか見てしまったが,青春フォトグラフは傑作だと思った。まだフルアルバムは出していないのが残念(注:「好きだ」当時の感想)。

さかいゆうとのコラボも凄かった。それでつい,さかいゆう『ジャスミン(初回限定版)』にLIVEを収録したDVDがついていたので買ってしまったわけだが,これがYouTubeで公開されているスタジオ版に輪をかけて物凄いパフォーマンスで,俗にいう鳥肌ものであった。

リトグリによるカバーで凄いのは他にもいろいろあって,芹奈とmanakaが交互にリードボーカルをとり,終盤になって他の4人もコーラスで入ってくる「果てなく続くストーリー」も鳥肌が立つほど良いし(追記:なぜこんなに感動するのかつらつら考えてみたら,孤独に歌っていたアルトのmanakaに対して,高くて強い声を合わせて視線を絡ませる芹奈という体の2人の掛け合いが,Pitch Perfectのシャワールームで孤独にハミングしていたアルトのBecaに気がついて強引にハモることで一緒に歌う楽しさに目覚めさせたChloeを彷彿とさせるからなんだと気づいた。Pitch Perfectファンは必聴),ドリカムの原曲よりもかなりアップテンポで,まったく違った良さを感じさせる「朝がまた来る」も素晴らしい。

ふと思いついたが,Pitch Perfectで最後にBecaが加入したことによってBellasのハーモニーが完成したように,最後にmanakaが加入してリトグリのハーモニーが完成したように思う。そういう意味で,運営側はmanakaが加入したことでリトグリという傑作パズルの最後のピースがぴったりはまって,小躍りしたのではなかろうか。Pitch PerfectでBeca役のAnna Kendrickが演ったWhen I'm goneのCups MVは再生回数が3億回を超えていて,リトグリのアカペラでカバーしているバージョンはまだ160万回くらいだけれども,全然負けていないと思う。

ちなみに,Pitch Perfectは,Becaの加入前までは古典的なわかりやすいハーモニーを様式美として追求するグループだったBellas(部長だと思われるAubreyが,そこに強烈にこだわっていた)が,二次予選だったか,審査員からも観客からも古臭いと飽きられかかったところで,それを察知したBecaがとっさにフェイクを入れて強引にマッシュアップにもっていき,それに他のメンバーが何とかアジャストするというパフォーマンスが印象に残っている。この後も胸が痛く熱くなるような展開が待っているのだけれども,Becaという人物像は,大学の新入生だからグループの中で一番年下だし,音楽を良く聞いて知っていてレコードマニアなところまでmanakaを思わせる。決勝でBellasが歌うBellas Finalは古典的な美しいハーモニーから始まり,ラップが入って転調するところからマッシュアップあり,現代的な複雑なハーモニーあり(適切な表現ができるほど音楽に詳しくないので申し訳ない),難曲とは思うが最高に魅力的なので,いつかリトグリがBellas Finalをカバーしてくれないかなあ,とか,現在Pitch Perfect 3が制作されているらしいので,最低限キャンペーンでコラボするとか,理想的には日本のGirls' vocal groupのパフォーマンスとして,例えば東京ドームのとかJoyfulメドレーとかのYouTube映像をBellasのメンバーが見て語るシーンが入るとかいった展開がないかなあ,などと勝手に期待している。(この段,2017年2月25日追記)

Pitch Perfectのガオラー的見所は上述の通りだが,3年後の話となっているPitch Perfect 2も,いろいろとパワーアップしていて楽しい。全米大学アカペラ大会3連覇したBellasが調子に乗りすぎて恥ずかしい事故を起こし,既に出場が決まっていた世界大会以外は出場停止,新人勧誘も不可,という絶体絶命の状態に陥るところから物語が始まる。それでもBellasのOGの娘Emilyが新入生として押しかけ加入してくれたりして何とか活動再開するのだが,すぐにまとまるはずもなく,不祥事を起こしたBellasに代わってワールドツアーに来たDas Soundmachineというドイツのグループのパフォーマンスを見て圧倒されて迷走してみたり,Riff OffでEmilyが才能ありすぎな故に失敗してしまったり,Becaが大学卒業後の将来を考えてBellasの活動に上の空だったりと,気持ちまでバラバラになりかける。そこから合宿に行って本音をぶつけ合う中で立ち直り,カバーとマッシュアップだけではないオリジナルの曲作りを含む自分たちの新しい形を見つけて世界大会に臨み,果たしてその結果は? という本線と,2組のカップルの恋模様が絡むサイドストーリーもそこそこ面白い。しかしそれ以上に,世界大会にPentatonix(本物)が出ていたり,Riff Offのコーラス合戦のパフォーマンスが圧巻だったりするところが見所だと思う。興行収入としては2の方が良かったとのことで,現在3を制作中,米国では今年の年末封切りだそうなので,3には何らかの形でリトグリが絡んでくれないかなあと妄想中。何だか3の情報を見ていると,日本人も出演者に入っているようなのだが。

manakaの精神的成熟度

リトグリの公式ブログを眺めていたら,たぶん半分以上はmanakaが書いているのだが,本当に中学生かと思うほど書いている内容が大人。歌のうまさは勿論天才なのだが,精神的成熟度が相当高いと思う(昔風のIQを測ったら150くらいいくんじゃなかろうか)。

言葉のクローゼットが欲しいと語りつつ,細野晴臣氏がパーソナリティをしているDaisy Holiday!を聴き,オーファンズというかなり深刻な話と思われる舞台を鑑賞し,読んでいる本が幸田文『流れる』って,本当にこれで中学生かと思ってしまう。極東慰安唱歌のLPを探してるとまで書かれると……まあ当然,Daisy Holiday!経由なのだろうが,細野さんの良さがわかる中学生というのも凄い存在だよなあ。細野さんはこのことを知っているだろうか? 細野さんからリトグリへの楽曲提供とかいう話に発展したら,それはそれで面白いだろうな。

『My Best Friend』の「JOY」ではヒャダインこと前山田健一氏が作詞作曲していて,ももクロとかでんぱ組Inc.に提供した楽曲とはまったく違っていて,良い意味で予想を裏切ってくれたが,これはプレイヤーとクリエイターの相乗効果だと思うので,勝手に期待しているのは,元チャットモンチーの高橋久美子作詞,赤い公園の津野米咲作曲というコンビでリトグリに曲を提供してくれることだな。

2016年には既に細野さんはリトグリのこともmanakaのことも認識はしていたが,2017年1月22日深夜のDaisy Holidayでは一段と深まった認識を示していた(「Little Glee Monsterという非常に上手なアカペラグループがいますけど,その中の1人の女の子が聴いていると言っていました。びっくりしましたね。緊張します」とご発言)ので,楽曲提供まであと一歩なのではないかと思われた。

冠番組提案

MBSソングタウンという番組で,たしか30年くらい前にラジオのMBSヤングタウンという番組(当時は東京に住んでいたが,夜になるとMBSヤングタウンとかミッドナイト東海を聴いていたのだ)で石川優子と一緒に木曜日を担当していたので毎週聴いていた角淳一アナウンサーが出ていたのが懐かしかったが(もっとも,当時はもっと若々しい声だったような気もするが),リトグリがゲストでハーモニーの楽しさを世に知らしめる番組内容になっていたのを偶然視聴することができてラッキーだった。

歌うま芸人として有名らしいエハラマサヒロがリトグリにハモってもらっていて,先日のミュージックフェアでのさだまさし(「Close Your Eyes」での共演が素晴らしかった)と同様,何とも言えず幸せそうな顔だったのが印象に残った。

番組中,リトグリから超絶アカペラとして紹介された,PentatonixのDaft Punk Medley(リンク先はこの番組でも流れたYouTubeの公式動画)も確かに凄かった(でも,かつてリトグリがDaichiと一緒にやったポリリズムも決して負けていないと思うが)。

ただ,せっかくリトグリを呼んでいるのだから,番組後半の他のコーナーなど無くして,放送時間全部リトグリに使って貰えばなお良かったのに,そこが若干残念だった。

そこでふと思ったのだが,リトグリはせっかくメンバー全員が高校生なのだから,以前RAG FAIRがやっていた「どれみふぁワンダーランド」のような番組をNHK教育で企画したらいいのではないか。合唱や声楽にフォーカスして高校生向けの教育番組にもできると思うし(リトグリが生徒代表で,Nコンで解説したりスーパー合唱教室で指導したりされる作曲家を先生役にして),ハーモニーで遊ぼう的な(「ハモって遊ぼ」とか?)幼児や小学生から楽しめるような番組にしてもいいと思うが,絶対にいい番組になると思う。(鵯記1303より)

【2016年10月30日追記】コーナーとしてLittle Glee Monsterにかんするブログさんが紹介されているような往年の名曲・名グループを取り上げて「世界のハモり」「日本のハモり」なんてのを作って,The Boswell Sistersの「Rock and Roll」とかスリー・グレイセスの「魔法使いサリー」なんかを流した後で,その曲をリトグリがカバーなんかしたら最高だろう。

武道館ライブ

普通サイズのホールが全国どこでやっても発売即完売な以上,武道館は当然ペイするだろうから時間の問題ではあったが,メンバー全員が高校生のうちに武道館単独ライブをするというLittle Glee Monsterの目標が現実化した。1月8日か。(鵯記1374

たくさんの絶賛記事がメディアに出ている。Wowowは録画してくれているはずだが,まだ1月15日以降では長野に帰れていないので未見でつらい。けれども,Wowowを見た方からのtweetやブログなどによると,アカペラメドレーやバンドとのフェイクの掛け合いやダブルアンコール部分がばっさり切られていたそうなので,早いところBlu-rayを出して欲しいところ。

Tribute to the Peanuts

e-onkyoでハイレゾ版のTribute to the Peanutsを買ってBGMにしながら仕事をしているが,YouTubeに公開されている動画のソウルフルでファンキーな歌唱・演奏とはまったく違って(あれはあれで名演だったと思うが)リズミカルでさわやかなリトグリmanaka&アサヒによる「ふりむかないで」が素晴らしいのは言うまでもなく,他の歌唱・演奏もノリノリで名演が多い。

とくに,メタル風のギター演奏を切り裂く妖精ヴォイスがモスラの映像を想起させる中川翔子と平野綾の「モスラの歌」,沖縄音楽とジャズの雰囲気が混ざった演奏に乗ったどこまでも伸びやかで透明な歌声が素晴らしい夏川りみと島谷ひとみの「手編みの靴下」,太田裕美と谷山浩子という,この二人の組合せというだけで泣けてくる「指輪のあとに」と続く3曲は凄い)と思った。

あと,森口博子とマルシアによる「大阪の女」も良かったが,これは曲が良いので,例えばリトグリの芹奈とMAYUが歌っても良い味が出たに違いないと思われた。しかししかし……,最後に入っているザ・ピーナッツ「スターダスト」を聴いたら他の演奏が色あせるほどの名演だった。凄いとしか言いようがない。若干値は張るが,このアルバムはハイレゾ版を買って良かった。

それにしてもリトグリのコーラスワークは素晴らしい。オリジナル曲以上に,ゴスペラーズの「永遠に」のカバーでのコーラスは鳥肌が立つほど凄い。

リトグリ基準

AXON MINIで宇多田ヒカルの新作『Fantôme』を聴きながら帰った。独特な詞の区切り方といい,メロディラインといい,宇多田ヒカル健在を印象づける佳作であり,椎名林檎とのデュエットによる「二時間だけのバカンス」など絶妙なバランスで惹きつけられる。

が,なぜか没入できない。帰宅後,生パスタを茹で,レトルトのミートソースを温めてから掛けただけの手抜き晩飯を食べながら何となくテレビをつけたら,関ジャニ∞のカラオケ王みたいな番組で,歌がうまいとされている人たちが歌っていた。確かにうまい。

けれども,「ひまわりの約束」だったらYouTubeで公開されているリトグリ麻珠の歌唱の方が感動するよなあ……とか,リトグリ基準で考えてしまうようになっていて,そこそこのうまさでは感動しなくなってしまっている自分に気づいた。

そこでさっきの謎が解けた。

つまり,だから「二時間だけのバカンス」にも今ひとつ不満だったのか,ということだ。YouTubeにある「果てなく続くストーリー」のような感じで芹奈とmanakaがツインリードボーカルで歌ったら,たぶんもっと感動するのではないかと無意識に考えてしまっていたのだと思う。(鵯記1414

ファイト!

SONGSの中島みゆき特集。偶然見たのだが素晴らしかった。番組後半で紹介された『前途』と,このSONGSでナレーションをしていた満島ひかりが歌う「ファイト」(番組中でも最初に何かのPVの形で流れた)が入っている『歌縁』を,つい予約購入してしまった。リトグリの次の曲は中島みゆき作詞作曲というのも良いかもしれない。あるいは,1月発売のメジャーセカンドアルバム『Joyful Monster』には英語詞のオリジナル曲が入るそうだし,本気で世界展開を狙うなら,今だったらボブ・ディランに作詞作曲をお願いできたら凄いのだが。流石に無理か。(鵯記1446

発売日は明日だったはずだが,Amazonから中島みゆきの曲をさまざまなアーティストがカバーしたライブをCD化した『歌縁』が届いた。収穫は満島ひかり「ファイト!」と安藤裕子「世情」と感じた。安藤裕子は声が良くて上手いので心に響くのだと思うが,満島ひかりの「ファイト!」の良さは一言では表現できない。満島ひかりは,Folder 5の一員としてデビューしたときはこんなに凄い女優になるとは思わなかったが,半分が語りで構成されるこの「ファイト!」は,ライブで聴いたら圧倒されるだろうと思う迫力だった。リトグリの『Colorful Monster』に入っている「ファイト!」に比べると,音程の正確さも声の伸びやかさも凄いわけではないのだが,独白体の語りから,一瞬撓めて歌に入ったときの戦う気持ちの高まりは,「中卒やから仕事を貰われへん」と書いてきた「あたし」,子供を階段から突き落とした女の薄笑いを目撃したけれども言えなかった「あたし」,目が年をとる「少年たち」,といった田舎から東京に出ようとする抑圧された昭和の若者たちの一人一人が生きようともがく姿を脳裏に浮かびあがらせ,自然に泣けてくるほどだった。この境地は全員が高校生のリトグリではまだ無理かな。

けれども,戦うすべての人へのエールという意味では「小魚たちの群れキラキラと」が引き立つリトグリの歌いかたの方が普遍性をもっていて,元気になれると思う。どちらも素晴らしい。(鵯記1451

メンバーカラーと立ち位置

Little Glee Monster(リトグリ)のメンバーカラーと立ち位置の定位置は,ステージ向かって左から桃,緑,青,紫,赤,黄となっている(注:お気づきと思うが,当サイトの下メニューもその順番にしている)。

メンバーカラーは7人だった頃から決まっていたし(メジャーデビューの1年以上前に脱退したYUKAは橙だったようだ),メンバー自身が選んだという話だし,立ち位置は見た目や歌声のバランスで決めていると思うので偶然なのだろうが,実はタイの曜日の色として解釈すると,火曜,水曜,金曜,土曜,日曜,月曜となっていて曜日の順番通りになっている。

木曜日の色は橙なので,もしYUKAが残っていたらMAYUと芹奈の間の立ち位置になっていたのかもしれない。タイやカンボジアでライブをやったら,お客さんは曜日の順番で並んでいると思うだろうから,覚えやすいだろう。もしかしたら運営の世界戦略?(鵯記1452

リトグリの立ち位置に理由はないのか。先月の想像(注:上記)は考えすぎだったか。(鵯記1473

紅白2016が残念だった件

NHKの23時台のニュースが,日本人で初めてBBCの100 Womenに選ばれたという小林麻央さんの言葉を紹介しているが,「なりたい自分になる(I will be who I want to be)」とか「人生は一度きり」とか,リトグリの歌詞を意識してる? 偶然の一致? それだけ素晴らしい歌詞なのだと思う。

リトグリといえば,大晦日の紅白には今年は出場しないようだが,今日あった明石家紅白という番組には出ていて,相変わらず素晴らしい歌声を披露してくれた。しかしこの番組は台本が酷くて,リトグリの良さを1/10も引き出せていなかったのが残念だった。もっとも,オリジナル曲をやったら,あまりに他の出場歌手(明石家さんまの番組だからコメディっぽさを出そうとしていたのだとは思うが,ふざけたせいでクォリティが下がるのは,何か違うんじゃないかと思った)に比べて歌が素晴らしすぎて番組のバランスが悪くなることを恐れたのかもしれない。はっ! 大晦日の紅白に出ないのもそのせいか? でも,「夢を歌おう」と題した紅白であるからには,この100 Womenと小林麻央さんのことを紹介する可能性は十分にあるし,もし偶然の一致ではなくて,小林麻央さんがリトグリの歌に励まされたみたいなエピソードがあるのなら,それが紹介された後に『人生は一度きり』と『私らしく生きてみたい』のメドレーをアカペラで歌うというサプライズゲストの形での出場があったら,視聴者の心は鷲掴みされるだろう。というか,もし本当に偶然の一致でないのなら,この演出をしなかったらNHKのスタッフは無能と思う。

もっとも,桐谷健太が「海の声」を歌うのにもかかわらず司会を松岡茉優(NHKのドラマ「水族館ガール」で,初めは先輩後輩関係,後に恋仲になるという王道のダブル主演したのに!)にしなかったスタッフだから,無能な虞も十分にあるのだが。それとも,桐谷健太が浦島太郎の格好で歌い,有村架純がかぐや姫の格好でそれを眺めるという演出でもあるのか?

そういうわけでリトグリが出なかったので録画を高速で流して部分的にしか見なかったのだが,AIの「みんながみんな英雄」の演出も残念だった。せっかく直前に桐谷健太が「海の声」を歌ったのに上記演出もなく,NHKなら呼べるだろうに松田翔太も濱田岳も菅田将暉も菜々緒も呼ばないし。恋ダンスをガッキーに踊らせるのがOKだったくらい民放に阿って良いのなら,Au丸出しでも良いのではないか。

ともかく,「みんながみんな英雄」は,リトグリがコーラス,3人のダンサーが素晴らしい芝居風創作舞踊を展開したFNS歌謡祭の演出の方が圧倒的に良かった。

「My Record Style」

Amazonに発注していた神田莉緒香『大きくて小さい世界』(タイトル曲のMV1曲目「走れハリネズミ」のMV)が届いた。Goosehouseを辞めてからもアルバムは全部買ってるし,曲も詞もいい味だしてるし,独特なボーカルも魅力はあるんだが,コーラスワークが少ない(中には「見上げた君に願うこと」のような例外もあるが)のがちょっと残念,と思ってしまうのはリトグリ基準で考えてしまうからだなあ。今度竹澤汀さんがGoosehouseを辞めたらコラボとかしないだろうか。

リトグリと言えば,別冊ステレオサウンド「My Record Style」は,「My RECORD Style meets Little Glee Monster」という6ページの記事と,「芹奈&manakaが新宿HMVでレコードを漁る!」という4ページの記事で,合計10ページもリトグリの記事が載っているので買わずにはいられなかった。マニアックな音楽ファンには響くものがあって当然と思うし,『Colorful Monster』の「Lady Marmalade」は日本オーディオ協会の第23回日本プロ音楽録音賞の優秀録音賞を受賞したくらいだから,オーディオマニアにも受け入れられる余地は大きいはず。今後もっといろいろな音楽誌やオーディオ誌が特集して欲しい。INSPiゴスペラーズRAG FAIRと対談形式でハモりについて語る(リトグリが教えて貰う感じでも良いと思う)企画とか,面白いと思うんだが。

麻珠の活動休止について

2017年4月16日日曜日,麻珠が「アーティストとしても人としても,もっと色んなものを勉強して,自分を高めたい」ため,無期限でリトグリとしての活動を休止するという発表があった(事務所の公式発表によると,「リトグリの活動をお休みして、自分のペースで音楽について様々な勉強をしたい」とのこと)。

高校生のうちに武道館という目標を達成して,麻珠は芹奈,かれんとともに高校を卒業したタイミングだし,他のオプションとしては,グループ全体で半年くらい充電期間にするという手もあったかもしれない。作詞作曲とか,コーラスアレンジをいつまでも圭介さんに頼っていないで自力でできるようにするとか(たぶんそれができないとRIFF OFFができない),学びたいことはたくさんあるのではないかと思う。たぶんコーラスとはまったく違うソロのボーカリストとしての技量をもっと上げたいという欲求も全員がもっているはずだ。しかし,これまでプロとして全力で突っ走って来る中では,具体的に音楽留学するとか音大受験するとかいった方法を考える時間も無かったはずで,どうやったら自分が成長できるかを考える時間を得るためにも,ともかくいったん活動休止しようと考えたのかもしれない。

もちろんプロとして活動を続けながらでも力は付いていくだろうが,「ヴォーカルグループ」としてストイックに考えると,いまのリトグリのライブパフォーマンスに必要なダンスやビジュアルやテレビ/ラジオ出演やリリースイベント等々に使わざるを得ない時間を,上述したようなことに使いたいと思っても不思議ではない。だから,ここでステップアップのために充電期間にするという選択もありえたはずだし,たぶん話し合いの中ではそういうオプションも出たのではないだろうか。けれどもファンからのニーズはあるし,春ツアーをやって秋のツアーも決まって,EW&Fのサポートアクトも決まって,と次から次へとオファーがある以上,この勢いに乗らないという選択肢は選べないだろう(一度流れを手放したら二度つかめる保証はないし)。

そういう意味で,たしか作詞を始めたと随分前にハモれでぃおか何かで語っていた(と記憶している)麻珠だけが活動休止という結論に至ったのなら,2年後くらいにパワーアップして復帰するという未来も十分にあり得ると思う。そう信じたい。

当日夜のハモれでぃおは,麻珠自身の活動休止メッセージで始まり,芹奈の今後の活動への決意表明に続いて,春ツアーの名古屋でのライブダイジェスト前編という凄い構成だった。来週もライブダイジェスト後編とのこと。6人の歌声を堪能できるプログラムになっているのはファンへのプレゼントということだろう。

ハモれでぃお

上述の通り,リトグリは東海ラジオで日曜夜に(時刻が2017年春から21:30-22:00だったのが23:30-24:00に変わったが)「リトグリのハモれでぃお」という冠番組をもっている。ぼくは1974年以来のドラゴンズファンで,中学生の頃からTRY-X1500というラジオを使って東京から東海ラジオを聴いていたし,今でもドラゴンズの試合の中継をガッツナイターで聞くためにradikoプレミアムを契約しているので,リトグリが東海ラジオでレギュラー番組をもっているのも何かの縁かもしれない(そんな筈はないが)。

上述のとおりライブ録音を流してくれた2週間は別格として,時々リクエストに応じて生歌でハモってくれるのが最高に素晴らしいわけだが,他にも,それぞれ脚本を書いて声で演じるとか,2つのグループに分かれてゲーム(お題を決めてそれに合うアイテムを挙げながら記憶し,数珠つなぎのように最初から復唱して最後に新しいアイテムを追加するとか,持ち歌のテンポを上げて歌うとか,特定の文字を抜いて歌うとか)をするなど,いろいろな企画があって,演出ではないように思われる反応が聴けるのは楽しい。

まだやっていないが今後期待したいのは,Pitch PerfectでBellasが参戦するRiff Offで(例えばこのシーン参考),麻珠の活動休止前なら3対3で勝負できたと思うが,5人を2組に分けるとコーラスがきついので,ゴスペラーズとかINSPiとかのゲストを呼んでRiff Offで勝負したら(まあキャリアの長さからいって勝てそうにはないが),面白そう。あれは余程練習を重ねて持ち歌がたくさんあるのでなければ,歌詞の先の方を思い出す力と即興でハモる力が試されるので力が付くと思う。

2017年4月30日のハモれでぃおでメールを読まれていた長距離ランナーは,今2年生で箱根7区を走った「さーいわ」というハンドル名から考えると,たぶんこの人だな。リトグリの子らは1年生で箱根駅伝を走ったということの凄さに気づいていなかったようだが。

「ショウアップナイタースペシャル:Little Glee Monsterの音楽が好きだ」

2017年5月13日の夜にニッポン放送で録音放送された特番。ゴスペラーズのうち2人(村上さんと安岡さんだったか)とケミストリーの川畑さんをゲストに迎えたトークも,噛み噛みではあったが,「ハモれでぃお」で経験を積んできている成果が出て面白かった。しかし何と言っても,生歌で披露された「Go My Way」と「だから、ひとりじゃない」が凄すぎた。カップリング曲の「幸せのかけら」と「SEPTEMBER」も流れたが,これも素晴らしかった。MAYU→芹奈→manakaと続く冒頭の歌声の心地よさが何とも言えない「幸せのかけら」は名曲で,たぶん「Joy」みたいな感じで,歌えば歌うほど味がでる曲なのではないかと思われた。

半年に1度くらいでいいからレギュラー化しないだろうか。


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